【バイリンガールちかさんが日経新聞に登場!】

From  師範代Shinya(新村真也)

英語学習者の間で超有名な「バイリンガールちか」さんが、先日の日経新聞の記事に登場しました!

 

ちかさんは、YouTubeで生計を立てるプロの「ユーチューバー」のひとりです。

 

ユーチューバー世の中にはたくさんいますが、「英会話」という切り口で一番成功しているのは、ちかさんだと思います。

 

ユーチューバーが「仕事のキャリア」に?!

日経新聞の「丸の内キャリア塾」というコーナーでインタビューを受けています。

丸の内キャリア塾は、「キャリアデザインを考える女性のための実践的学習講座」というコンセプトです。

 

僕は今まで、なんとなく日経新聞には「お堅いイメージ」がありました。でも、そんな日経新聞の「キャリアを考えるコーナー」に、ユーチューバーのちかさんが特集されているのは、時代の流れを感じます。

 

また、ちかさんの人気が高まれば高まるほど、日本人の英語学習のモチベーションが上がり、ちかさんのように英語を教える職業の人のイメージアップにもつながり、日本の英語学習界全体に良いスパイラルが生まれるような気がしています。

 

ちかさんの経歴

インタビュー内容は、主にちかさんの経歴でした。ちかさんは小学校1年生から大学を卒業するまで、アメリカで暮らしていました。

 

その後、日本のコンサルティング会社に就職します。
16年の海外生活を経て日本に戻ったちかさんは、「日本語」に苦労したそうです。

 

そして、英語をほとんど使わない部署に所属しながら日本語を勉強し直したそうです。

 

この時の経験が、今の「バイリンガールちか」の流ちょうな日本語解説につながっています。

 

コンサルティング会社にいる頃からYouTubeで英会話チャンネルを始めて、そこから動画制作にハマって、プロのユーチューバーに転身したそうです。

 

英語学習者の強い味方

ちかさんの動画は、「英語学習者の目線に立った動画を配信してくれる」という点で、とても役立ちます。

 

動画はどれも、全体を通してポップ&キャッチーな雰囲気なので、あまり「お勉強」という感じではなく、楽しみながら英会話フレーズを学ぶことができます。

 

英語学習者なら誰もが一度は疑問に思ったことのある小さなことを取り上げて、的確に答えていく姿は、まさに英語学習者の強い味方です。

 

僕もちかさんの動画をたくさん見て参考にしています。英語のテキストには載っていないような、ネイティブならではの表現など、「へぇ~!」という学びが毎回あります。

 

僕が一番興味を引かれた動画

僕が今まで見てきたちかさんの動画は、どれも面白いのですが、その中でも特に、すごくおもしろいな!と思ったものがあります。

 

それが、「アメリカのマックのドライブスルーでハンバーガーを注文する」という企画です。

↓↓↓

僕にとって、マックのドライブスルーは日本語でさえもけっこう苦戦します。店員さんの顔が見えない上に、スピーカーの音がザワザワしてクリアではない場合もあり、聞き取りにくいです。

 

こちらの声がどこまで届いているのか?もよく分からずに不安になることがあります。

 

それを英語でやるなんて!すごくハードルが高く感じます!

 

僕はカナダに留学していた頃に、スーパーの店員さんの超早口英語が聞き取れずに、かなり苦労した経験があります。

 

あの早口でいい加減な発音の英語をマイク越しに言われた日には・・・とても聞き取れる自信がありません!

 

それをちかさんは動画の中で「実験&検証」しています。

 

アメリカのマックへ車で行って、ドライブスルーで注文しているのです。

 

ネイティブでさえ・・・

ここからはネタバレになりますので、先に動画を見てから読み進めてくださいね。

 

動画の中で、ちかさんはマックの店員さんとやりとりをしているのですが、あまり意志疎通ができていません(笑)

 

何度か聞き返したり、注文したのと違うものが出てきたり・・・

 

ちかさんはアメリカで育った「ネイティブ」です。第一言語が英語で、第二言語が日本語です。

 

ネイティブ同士の会話でも、マックのドライブスルーで違うモノが出てくる・・・

 

僕はこの動画を見たとき、「ほっと安心」しました。

 

「なーんだ、ネイティブ同士でさえもこんなに意志疎通ができないことがあるんだ!だったら、英語が第二言語の自分が聞き取れないのは当たり前か!」

 

と、気がラクになったのです。

↓↓↓

 

初心者も上級者も楽しめる

今回のマックの動画のように、ちかさんの動画は「初心者も上級者も関係なく楽しめる」のが良いところです。

 

それは、毎回の動画の切り口をよく考えているからだと思います。今回の動画のように、わざわざアメリカまで行ってマックで注文するシーンを撮影して、そこで生の会話を記録して分析するという企画は、見る人の英語レベルに関係なく楽しめます。

 

「できること」と「教えられること」は別

これはちかさん自身が動画の中で言っていることなのですが、

 

「私は英語の勉強の仕方を教えることはできません。私にとっては母国語が英語なので、英語を勉強した経験がないからです。

 

でも、私の動画で英語の楽しさに気づいたり、英語の勉強のモチベーションを上げるお手伝いができたらと思っています。」

 

と言っています。そしてそのコンセプトに沿ってピッタリな動画を配信しています。

 

僕にできること

僕は、ちかさんとは真逆です。僕は28才まで英会話とは無縁の「純日本人」でした。それまでは、留学はおろか、海外旅行すら行ったことがありませんでした。

 

パスポートを生まれて初めて作ったのは、31才の誕生日の直前です。

 

僕は、ちかさんのようなコンセプトの動画は作れませんが、自分にしかできないことがあると思っています。

 

ちかさんが「私にはできない」と言っている部分=大人の英語の勉強方法にフォーカスして情報発信していきたいと思っています。

 

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