From  師範代Shinya(新村真也)

英語のスピーキング力を測るテストは、最近少しずつ種類が増えています。

でも、日本ではあまり普及していません。

英語のスピーキングテストの中で日本で一番有名なのは、「英検の2次面接試験」です。

面接員と向かい合ってのやりとりの英会話をジャッジされます。

英検は細かいレベル別に分かれているため、学生や初心者にハードルが低いテストです。

一方、英検以外にも英語のスピーキングテストはあります。

有名なところで言うと、TOEICのSWテストです。

SWというのは、Speaking & Writing の略で、英語のしゃべりと書く(タイピングする)能力を測るテストです。

でも、ほとんどの人にとって「TOEIC」と言えば、LRテスト(Listening & Writing)をイメージすると思います。

TOEIC SWテストは、TOEIC協会も一生懸命宣伝していいます。TOEIC LRテストを受けるたびに、SWテストをアピールするチラシが付いてきます。

SWテストは発売からだいぶ年数がたっていますが、LRテストに比べるとまだまだ普及している印象はありません。

TOEIC以外にも、TOEFLなど英語のスピーキング力を測るテストは何種類かあります。

でも、おそらく英語のスピーキング試験を受けたことのある人はそんなに多くないのではないでしょうか?

僕は、その理由は大きく2つあると思います。

 

スピーキングテストが普及しづらい2つの理由

①レベルが高すぎる

②受験がめんどくさい

おそらく、この2つが一番の要因です。

英語の受信力(リスニング&リーディング)と、英語の発信力(スピーキング&ライティング力)のバランスは、10:3ぐらいになると言われています。

つまり、理解できる英語のレベルを10だとしたら、話せる英語のレベルは3ぐらいということです。

これは、英検の1次試験(筆記)と2次試験(面接)を見ると、すぐに分かります。

英検2級以上の1次の筆記試験では、社会問題を扱った長文を読んで、正解を選ばなければなりません。

英検2級は、レベル的には大学入試のセンター試験に匹敵します。

そんなハイレベルな1次試験を突破した後に受ける2次試験(スピーキングテスト)で問われる内容は、1次試験に比べるとグッとシンプルになります。

たとえば、夫婦や家族の日常を描いた3コママンガを見ながら、それを英語で解説する、などです。

これが、やってみると意外に難しいのです!

フォーマルで難しい文章を読んで理解するこはできても、いざスピーキングとなると日常の身の回りのことさえ、英語で話すのは難しく感じます。

これが10:3の法則です。

ちなみにTOEICのSWテストは、英検のようにレベル分けされていません。

初心者も上級者もみんな一斉に同じ内容のテストを受ける、という点では、SWテストもLRテストと同じです。

スピーキングテストを受けてそれなりに答えられるのは、「TOEIC LRテストで700点台を取れてから」と言われています。

 

SWテストは対象者が少ない

では、TOEIC LRテストで700点以上を取れる人は全体の何パーセントいるのでしょうか?

正解は、約14パーセントです。

100人中、たったの14人しかいないのです。

LRテスト受験者の中で、上位14%の人たちがSWテストのチラシを手に取り、「よし!じゃあ受けてみるか!」と思い立つのは、いったいそのうち何パーセントでしょうか?

おそらく、10%以下ではないかと思います。

めんどくさい

さらに、SWテストに興味を持ったとしても、今度は受けること自体にハードルがあります。

SWテストはコンピューターの前に座って受けるテストです。

でも、だからといってCASECのように自宅でいつでも受けられるわけではありません。

TOEIC協会が用意した指定の会場まで行く必要があります。受験日も決まっています。

これが面倒なのです。

そもそもSWテストは受験人数が少ないせいで、LRテストに比べると会場の選択肢も少ないです。

いつもLRテストを受けている自宅に近い会場で受けられない場合は、ちょっと遠くまで出向く必要があります。

移動&受験にかかる時間を考えると、休日が半日つぶれてしまいます。

この心理的なハードルが、SWテストの受験者が増えない大きな理由のひとつだと思います。

「せっかくコンピューターで受けられる仕組みにしたのに、自宅で気軽に受けられない。」

という矛盾が解消されない限り、今後もなかなか受験者が増えないような気がしています。

 

ちなみに、TOEICのLRテストは、「IPテスト」という仕組みがあり、会社の中や学校などでも実施しているところが多いので、そこの社員や学生にとっては、テストを受けること自体のハードルはぐっと下がります。

 

人間VSコンピューター

これが英検だったら、「試験官と直接のやりとりをするために会場に出向く」という理由が立ちます。

「人と会うために出かける」というのは、僕にとって自然な行為です。

でも、「コンピューターの前に座るために会場へ出向く」というのは、「う~ん・・・何だかなぁ~」としぶる気持ちになる人が多いのではないでしょうか?

そんな人間心理が働いているような気がするのです。

そこで、そんなハードルを解消する、新世代の英語スピーキングテストが、最近じわじわと人気を得ているようです。

次回は、その新世代スピーキングテストをレビューします。

・・・つづく。

 

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