「英語が好き」なら必ず上達する理由【実写版シティーハンターから学んだ「好き」のパワー①】

 from 師範代Shinya

今、話題になっているネットフリックスの日本映画があります。

「実写版シティーハンター」です。

シティーハンターは、僕が小~中学校の頃にテレビでアニメが放映されて、大人気だった記憶があります。

僕も当時、テレビアニメの再放送版を、毎日夕方に楽しみに見ていました。

シティーハンターは、もともとはマンガで、それがアニメ化されてさらに人気が出て、世界的にも知られる存在になりました。

その後も、何度か映画化されていて、数年おきに話題になっていました。
アニメの映画版、実写版と両方作られています。

なんと、あの世界的アクションスターのジャッキー・チェンも、シティーハンターの実写版映画を作って自らが出演しているぐらいです。

さらに、フランス人にもファンが多く、フランスでもシティーハンターマニアの映画監督が、自ら主演してシティーハンター実写版を作ってヒットしたそうです。

そして今回、初めての「日本人が作った実写版」がネットフリックスでリリースされたのです。

アニメを実写化するハードルの高さ

これはすべての映画に共通することですが、アニメを実写化するのは本当にムズカしいです。

原作のマンガで有名であればあるほど、期待が大きくなります。

そして、実写版映画は原作ファンから批判されます。

・キャストの配役が、原作のイメージと違う

・アニメに比べて動きが地味に感じる

・ストーリーが映画版オリジナルで、感情移入できない

などが、批判の対象になります。

これは実写版の宿命で、仕方ない部分があると思っていました。

でも、今回の日本初の実写版シティーハンターの映画は、完成度の高さに絶賛の声が多く、ここ数ヶ月ずっと話題になっています。

そこで、僕もちょっと遅くなりましたが、ネットフリックスで実写版を見てみました。

正直、そこまで期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。

見た目以上にイメージが大事

今回の実写版のキャストは、見た目以上に「もともとその役者が持っている雰囲気」が似ています。

もともとの地声の雰囲気、顔の作りから受けるイメージ、衣装が似合うかどうかなど、役者の努力だけでは100%再現できないような、細かい部分が、原作の世界観とマッチしているのです。

アニメを実写化するには、この「キャラの雰囲気がマッチしていること」が大事だと気付かされました。

アニメのような迫力アクション

シティーハンターは、都会を舞台にしたアクションコメディーです。

主人公の冴羽リョウは、警察が動けないようなウラの案件を解決するプロフェッショナルです。

悪の組織に誘拐された人の家族や友人がリョウに依頼して、リョウは悪の組織に乗り込んでいって助け出す、というストーリーが多いです。

そのため、素手の格闘シーンや、銃撃戦のシーンが見せ場になります。

そのアクションシーンが、実写版なのにアニメのように大迫力でスピーディーなのです。

どうやって撮影しているのか分かりませんが、見ていて「おぉ-!!」と声が出てしまうほど、凝ったアクションシーンになっていました。

アクションにも、原作アニメの世界観が忠実に再現されています。

リョウが本気になると、圧倒的な強さを発揮します。

僕はアクションシーンにあまりに感動して、最後の悪玉ボスとの対戦シーンを10回以上繰り返し見てしまいました。

エンディングに涙

迫力の戦いの後は、涙のエンディングが待っていました。

といっても、バッドエンドの涙ではありません。

感動の涙です。

シティーハンターは人間ドラマの要素もあるので、人とのつながりや愛も描かれます。

最後のシーンは、必ずリョウがヒロインのカオリと仲良くケンカするシーンで終わり、そこの愛の温かさを感じるのです。

この雰囲気を実写で出すのは、かなりムズカしいと思うのですが、見事に最後まで描き切っていました。

そして、楽しいシーンの後に流れる、エンディング曲は、おなじみのTMネットワークの名曲「Get Wild」です。

ここでまた感動したのが、この Get Wild の曲を歌っているのが、TMネットワークのバンドメンバーご本人たちということです!

今は60代なかばになっているTMネットワークのメンバーが、現代的なサウンドと透明感のあるボーカルで、名曲を再カバーして歌っています。

これを聞いて、僕は涙があふれてきました。

「好き」が集まって実現した完成度

今回、僕が実写版シティーハンターを見て感じたのは、「好き」のパワーです。

主人公のリョウを演じている鈴木亮平さんは、子どもの頃からシティーハンターの大ファンだったそうです。

おそらく僕と同じように、オモチャの銃でリョウのマネをして練習していたのでしょう。

脚本も演出も、原作へのリスペクトと愛を感じます。

本当にシティーハンターを好きな大人たちが集まって、子どもの頃のワクワクを思い出しながら、楽しみながら作ったんだろうなぁ~というのが伝わってくるのです。

エンディングのTMネットワークの歌からも、音楽が好きでずっと続けてきた人ならではのオーラを感じます。

僕はこの「好き」というパワーこそが、英語学習を成功させる力の源になるのでは?と強く感じました。

僕の経験上、「好きで英語を続けている人」は、素質に関係なく最終的に望む英語力を手に入れています。

次回の記事で、詳しく解説します。

 

・・・つづく

 

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