【7年ぶりの大改訂!最新テキストCore1900 ver.6 徹底レビュー③】

 from 師範代Shinya

(→前回の続き)

 

前回の記事では、改訂ポイント5つのうち、

①すべてのユニットがニュース記事の切り抜きになった

②英文記事の70%を新しい記事に更新

という2点をお伝えしました。

内容的にはこの2つが一番大きいのですが、他にも便利な改訂ポイントがあります。

今回ご紹介する3つ目の改訂ポイントは、使い勝手に大きく影響します。

それが、「音声データがダウンロード形式に変更されたこと」です。

③音声データがダウンロード形式に変更

1つ前のver.5までは、音声データがCD形式でした。

でも最近、CDは使い勝手の面で不便さが出てきていました。

僕は語学学習用のCDプレーヤー(ソニー製)をいまだに持っていますが、すでに生産終了になっていて、中古でもプレミア価格で高くなっています。

新型が登場する気配もありません。

しかも、最近の英語テキストはほとんどが音声ダウンロード形式になっているので、僕のCDプレーヤーの出番はめっきり減っています。

今は、みんなスマホやパソコンで音楽を聞く時代なので、おそらくCDプレーヤーを持っている人の方が少数派でしょう。

もし、CDの音源をスマホやウォークマンに入れようとしたら、すごく面倒な作業が必要になります。

①まず、パソコンにCDを入れる場所がない場合は、別売りのディスクリーダーを買って取り付けます。(最近のパソコンには、ディスクリーダーはほとんど付いていません)

②次に、CDデータをパソコンに読み込ませます。

③パソコンにデータを入れた後、スマホをパソコンにつなぎます。

④パソコンの中にある音声データを、スマホの中にインストールします。
⑤インストールされたデータを、スマホ上の音声再生アプリに読み込ませて、セット完了です。

以上の5ステップが必要になるのが、CDの面倒なところです。

でも、音声データダウンロード形式なら、ネットから直接スマホ内に音声データを入れられるので、上記の①~④までのステップをすべて省くことができます。

ディスクリーダーを買うコストも抑えられます。(英語テキスト1冊分ぐらいの出費をなくすことができます)

もしあなたが、ふだんスマホやタブレットで英語のお手本の音声を聞くことが多いなら、ダウンロード形式の方がずっと使いやすく感じるでしょう。

さらに、音声をCDではなくダウンロード形式にしたメリットは、もう1つあります。

もう1つのメリット=スピードコントロール

それは、スピードコントロールのしやすさです。

前作のver.5までは、CDが2枚組で付いていました。

1枚目=ナチュラルスピード

2枚目=ゆっくりスピード

という組み合わせです。

ゆっくりスピードが用意されているのはありがたいのですが、実際に僕が使ってみて感じた不満点がありました。

それは、「音のつながりポイントが変わってしまうこと」です。

たとえば、ナチュラルスピードのCDでは3語がなめらかにつながって発音されていた部分が、ゆっくりスピードのCDではブツ切りで発音されていたりするのです。

これは、ゆっくりバージョンをもう一度吹き込み直しているからこそ、起こる現象だと思われます。

ネイティブは、ナチュラルスピードで話すと自然に英単語の音がつながっていきますが、スピードを落とすと、つながりが消えてしまうのです。
おそらく無意識レベルで音がつながっているので、ゆっくりにすると、どこをつなげるか分からなくなってしまうのでしょう。

ただリスニングするだけなら問題ないのですが、オーバーラッピングやシャドーイングなどの「モデル音声に自分の声をかぶせながら発音する練習」の場合、困ったことが起こります。

ゆっくりスピードで練習した時の音のつながりポイントと、ナチュラルスピードの音のつながりポイントが違うと、すごく混乱するのです。

ゆっくりスピードで練習した期間が長ければ長いほど、ナチュラルスピードを聞いた時の違和感が大きくなります。

でも、音声データをダウンロード化すると、この違和感がなくなります。
スマホやタブレットのアプリ上でスピードを自在にコントロールできるようになるので、元のナチュラルスピードをそのままゆっくりにした音声を聞けるのです。

当然、音のつながりポイントが変わることはありません。

オーバーラッピングやシャドーイングが、とてもやりやすくなります。

人気アプリにも対応

さらに、音声を自分でダウンロードするだけではなく、人気アプリから直接聞くこともできるようになりました。

・abceed(エービーシード)

・mikan(ミカン)

の2つに、Core1900 ver.6の音声データが収録されています。

これらのアプリは、細かくスピードコントロールできる機能が付いています。

もしあなたが、すでにどちらかのアプリをスマホやタブレットに入れている場合は、そのまま「Core1900」で検索して、すぐに使うことができます。

めちゃくちゃ便利です!

音声データの進化は、かなり大きいと感じます。

 

(※今回のレビュー記事は、出版社のZ会からサンプル本の提供を受けて書いています)

・・・つづく

 

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