【英検2級レベルで深いトピックが話せるようになる本:英単語Issueキャリア・学び編③】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

実は英検2級レベルの英語力が身に付くと、かなり深い話ができるようになる。

そのことに気付かせてくれる本が、

英単語Issue キャリア・学び編800

です。

今回は、どんなトピックの英文が収録されているのか?見てみましょう。

第一章のテーマは、「自分を高める学び」です。

主に自分自身のキャリアや学びに関して考える章になっています。

たとえば一部を紹介すると、

・自分探しと自己発見

ここでは、30才前後に持ち始める悩みや迷いについて英文で書かれています。この時期に転職を考えたり、「自分は本当は何のために働きたいのか?」「自分の強みは何か?」といったことを考えるようになる人が多いです。このテーマについて、英文で書かれています。

僕もよくオンライン英会話の先生たちから「Where do you see yourself in 5 years? (5年後に自分がどうなってると思う?)」という質問を受けることが多いです。

欧米では、年代に関係なく、常に自分のやりたいことや、強みを意識しながら転職していく考え方のようです。

これらのトピックについて話せる知識の下地を作っておくことで、英会話もスムーズにできるようになります。

僕の感覚値としては、「英会話は内容が6割、文法&英単語が4割」です。

自分が普段から考えていること、意見を持っていることしか、英語にして話すことができません。

いくら英単語を増やしても、文法ルールを覚えても、話す内容がないと、言葉が口から出て来ないのです。

そういう点では、自分の強みや、やりたいことについて英語で語れるようになると、英語話者としても強いですね。

・なぜブラック企業で働くのか?

これは、僕が外国人からよく聞かれる質問の1つです。「イヤな職場だと分かったら、すぐに転職して次を探す」という行動指針の欧米人には理解できない、ブラック企業で働く日本人の心理を、英語でどう表現するのか?心理学の側面から解説されていて、とても面白いです。

僕自身も、ブラック企業に長く勤めた経験があります。

でも、改めて「なぜ辞めなかったの?」と聞かれて、スムーズに答えるのは難しいと感じたことが何度もありました。

日本語でも答えづらいこのトピックを、英語で答えられるようになったら、カッコいいと思いませんか?

さらに、この英文の音読トレーニングが、今の職場環境を改めて考えるキッカケになって、転職する気になるかもしれません。

第二章のテーマは、多様性と人財

僕がネイティブの人と話したことがある内容をこの章の中からピックアップすると、

・日本におけるジェンダーギャップの解消

社会の中での男女の平等性についての話題です。
この本によると、世界規模のジェンダー・ギャップ・レポート2022年版では、「男女の平等」という点で、調査対象の146カ国中、日本は116位だったそうです。

このレポートによると、日本は中国や韓国より遅れを取っているらしいのです。

管理職、政治家、社長をしている女性の比率が、日本は他の国に比べて圧倒的に少なく、女性が活躍しづらい国だと思われているようです。

この本は、「この状況についてどう思いますか?」という疑問を呼びかけています。

これも欧米人からよく聞かれる質問なので、英語で答えられるようにしておくと良いと思います。

・デジタルネイティブー親世代と子ども世代のギャップ

親子の世代間のギャップは、いつの時代も大きなテーマです。

親が現役時代にうまくいった手法や考え方が、自分の子供が大人になった今は通用しない・・・ということが、よくあります。

特にデジタル技術が発達しているここ数年間は、時代の変化のスピードが速いです。

幼少期からインターネットに囲まれて育った世代を「デジタル・ネイティブ」と呼びます。

一方、大人になってからインターネットやデジタル機器の使い方を学んだ世代の人たちを「デジタル・イミグラント(移民)」と呼びます。

親世代は、デジタル化によって豊かなコミュニケーション能力が衰えるのではないか?と考える傾向があります。

また、紙の本や辞書の方が、学習効果が高いと考える人も多いです。

一方、デジタルネイティブの世代の子供達は、大人の考え方に科学的な根拠がないと感じています。

こういった世代間のギャップについては、ネイティブの人たちともよく話題になります。

僕はオンライン英会話の先生たちの世代を、あえて幅広く選んでいます。
19才~70才まで、色んな世代の先生と話すと、このデジタルネイティブの話がよく出てきます。

オンラインで英会話を教えながらも、パソコンが苦手という先生もいれば、デジタル技術を駆使して、ものすごいダイナミックに授業を展開する先生もいたりします。

カメラを複数台用意して切り替えたり、通常の機能ではできない画面表示をしてきたり。

デジタル技術に関して自分がどう思っているのか?普段から考えているかどうかが、英会話の質を左右することがあるのです。

 

・・・つづく

 

英単語Issue キャリア・学び編800

 

 

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