【2024年の電子辞書のオススメモデルを検証③】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

前回の記事では、最近の電子辞書のモデルの特徴についてお伝えしました。

スマホが普及して以来、色んなジャンルのガジェットが「専門性」を追求しないと生き残れなくなりました。

その結果、電子辞書も余計な機能はなくして、できるだけシンプルに、辞書の種類の豊富さや、辞書1冊あたりのコスパに注力するような流れになっています。

そのため英語学習者にとっては、紙の辞書を買ったり、スマホアプリで辞書をダウンロードするよりも、電子辞書を使う方が圧倒的にコスパが良くなっています。

この時代だからこそ、電子辞書を使うメリットが感じられるようになりました。

また、メーカーの違いによる機能の違いも、少なくなっています。

とはいえ、シャープとカシオでは少し方向性が違います。

また、ターゲット層や使い勝手、寿命に関しても違いがあるので、そこを見ていきましょう。

若者向けのシャープ

全体的に、シャープの電子辞書は若者向けに作られています。

若者世代はスマホを使い慣れているので、シャープの電子辞書もスマホに近い使い心地になるように工夫されています。

電源方式は、スマホと同じように充電式のバッテリー駆動です。

また、画面も横画面だけではなく、画面を反対側に折りたたんでスマホのようにタテ画面にできます。

タテ画面のメリットは、片手で操作できることです。

また、シャープの電子辞書は最上級モデルが「高校生用」です。

日本人の英語力が最も高まるのは、大学受験期と言われています。(その後、英語学習を続けない限りは、英語力の伸びはここで打ち止め)

難関大学の受験問題には、マニアックな英単語も登場するため、シャープの電子辞書の最上級モデルには「ジーニアス英和大辞典」などの高級辞書も含まれています。

それでいながら価格も安いので、高校3年間しか使わない場合でも、親が子どもに買い与えやすいようになっています。(とはいえ、発売直後のモデルは値段が高いです。型落ちすると半額以下になります)

コスパという点では、シャープが優れています。

幅広い対象のカシオ

一方で、カシオは小学生モデル~大人まで、幅広い世代の人たちにフィットするモデルをたくさん出しています。

また、ユーザーの英語力に合わせて細かくモデルが分かれています。

カシオの電子辞書の最上級モデルは、「プロフェッショナルモデル」です。

同時通訳や翻訳のプロが使うのに耐えられるような辞書が入っています。
どんなにマニアックな英単語でも、「複数辞書検索機能」を使って調べると、かなりの確率でヒットします。

価格は、シャープに比べるとカシオは若干割高ですが、その分長く使えるというメリットがあります。

10年以上使いたいならカシオ

もしあなたが、「電子辞書を買ったら10年以上は使いたい!」と思っているなら、カシオの方が向いているかもしれません。

なぜなら、カシオの電子辞書は「乾電池式」を採用しているからです。

「え~!今の時代に乾電池式??古くない?」

と思われたかもしれません。

でも、冷静に考えてみてください。

あなたが1台のスマホを長年使っていて、「もう寿命かなぁ~」と感じる瞬間・・・つまり、「一番先にダメになるパーツ」はどこでしょうか?

おそらく、バッテリーだと思います。

バッテリーが消耗すると、

・フル充電までに時間がかかる

・フル充電した後の使える時間が短い

という支障が出てきます。

バッテリー持ちの悪さは、ガジェットの世界では致命的です。

特に電子辞書のような、持ち歩く小型のガジェットの場合、こまめに充電する手間は、わずらわしく感じます。

バッテリー持ちはかなり大事な要素です。

その点、乾電池式なら寿命を気にする必要はありません。

10年以上使っていても、電池の持ち時間に影響は出ないからです。

僕が持っているカシオの電子辞書のプロフェッショナルモデルは、もう12年間も使い続けています。

でも、バッテリー駆動時間は新品の時とまったく変わっていません。

僕は今、「エネループ」というパナソニック製の「繰り返し充電できる乾電池」を使っているので、電池買い換えの手間も省けて良いです。

以上が、カシオとシャープの違いです。

これは完全に好みの差になりますので、どちらが良いとは言えません。

現に、僕もカシオとシャープの2台持ちです。

それぞれの「良いとこ取り」で使っています。

まずは、メーカーの違いを知った上で、細かいモデルの違いを見ていくと、失敗しない電子辞書選びができます。

 

・・・つづく

 

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