from 師範代Shinya
先日、病院で初めての「MRI検査」を受けてきました。
MRIとは、
Magnetic(磁気の)
Resonance(共鳴)
Imaging(画像)
の略です。
磁場と電波を使って、レントゲンのような映像を撮ることができる装置に入って検査します。
今年MRIを受けようと思ったきっかけは、1年前にさかのぼります。
その頃、僕は「DUO3.0完全マスターコース」の最後の方の動画セミナーを作っている最中でした。
当時は、レッスンプラン作成&撮影&編集&アップロード&メール配信設定まで、すべてを1人でこなしていました。(今は、動画セミナーは妻のサヤが編集以降の作業をやってくれています)
動画セミナー作成は、普通にライブで教えるレッスンの数倍の時間がかかります。
1時間の動画セミナーを作るのに、トータル5~6時間はかかる計算です。
その日も、夜中に寝る直前まで、ホワイトボードに翌日のレッスン用の英単語を書いていました。
先に書いておくことで、翌日の撮影作業をラクにするためです。
ただ、この時期は寝不足気味で、ボーッとしながら書いていました。
よし!書けたぞ!
と思って布団に入って寝ました。
翌朝、目を覚ましてから、ふとホワイトボードに目をやると・・・
「え???どういうこと??」
僕は自分の目を疑いました。
昨夜、寝る前に書いた英単語の下に書いた日本語解説の文字の、並行感覚がめちゃくちゃになっていたのです!
文字自体はしっかり書かれているのに、向きが真横になっていたのです。
しかも、方向性も文字によって違っていて、左向きや右向きが混じっていて、とにかくメチャクチャでした。
かといって、読めないようなめちゃくちゃな文字ではなく、ちゃんと単語単位ではしっかり書かれているのに、向きだけがめちゃくちゃだったのです。
普通に今、横向きで書いたら、絶対にこんなにキレイに書けないでしょう。
それがまた怖い!と思いました。
その時に、「これはヤバそうだ!念のため脳神経外科に行った方がいいかも!」と思いました。
後から病院で症状を説明しやすいように、ホワイトボードの文字の写真を、スマホで撮っておきました。
そして、「本来はこう書きたかった」という文字も、書き直して写真を撮っておきました。
その後、「もし、もう一度同じ症状が出たらすぐに病院に行こう」と思っていたのですが、結局1年間、何も起きませんでした。
この日をキッカケに、怖くなって早めに寝るようにしたのが良かったのかもしれません。
でも、1年たってもやっぱり気になる・・・
ということで、今年MRI検査を受けに行ったのです。
近場の病院
僕はこれまで、風邪やインフルなどで内科に行くことはよくあったので場所を把握していましたが、脳神経外科は調べるのも初めてでした。
Googleマップで調べてみたら、家から歩いて行ける距離に、新しくてキレイな病院があることが分かりました。
MRIの設備も整っているということで、ここに行くことにしました。
受付に行くと、とても感じの良いスタッフの方々2人が対応してくれました。
受付の方の対応が良いと、不安で重い気持ちがスーッとラクになります。
初めてだったので問診票に記入したのですが、今回の症状を文字で表すのはとてもムズカしいと感じました。
内科だったら、「熱っぽい、咳が出る、お腹が痛い」など、ハッキリした症状を書けます。
でも、脳神経外科の場合は、みんなどう書いているんだろう?と思いました。
待合室にいる他の患者さんたちは、お年寄りの比率が圧倒的に多かったので、きっと家族の人が「最近、物忘れが多くなった」などと記入するのかもしれません。
僕は、せまいスペースにできるだけ簡潔に内容を書き、「詳しくは写真アリ」と注釈を入れる程度にしました。
それが限界でした。
先生と対面
待ち時間はそんなに長くはなく、5分程度で呼ばれました。
ドキドキしながら診察室に入りました。
先生は、長めのカールした白髪で、ベートーベンのような雰囲気を醸し出していました。
先生:「はい、荷物をそこに置いて、座ってください。」
低いトーンで穏やかな口調で、安心感があります。
さっき僕が書いた問診票を見ながら、先生が言いました。
先生:「じゃあ、まずは写真を見せてもらいましょうか。」
僕:「分かりました。」
僕は、用意しておいた写真をスマホに表示させて、先生に見せました。
僕:「本来は、こう書きたかったのですが、実際にはこう書かれていました。まったく自覚がありません。それが怖いなと思いまして。」
すると、先生はしばらく僕の写真を眺めた後、ゆっくりと口を開きました。
まさかの第一声
先生:「DUOですか?」
僕:「え??」
僕は一瞬、何を聞かれたのか分かりませんでした。
先生:「いや、この英単語に見覚えがあるから、DUOかなと思って。」
僕:「え、えーーーー!!そうです!!分かるんですか?」
先生:「えぇ、まあ。実は私も昔、留学前にDUOを買って必死でやり込んだんで。」
そう言いながら、先生は少しニヤッと笑いました。
僕:「この写真を見てDUOの英単語だと分かるなんて!!スゴいやり込んだんですね!!」
まさかの展開に、僕は我を忘れて叫んでしまいました。
こんなところにも、DUOマニアがいたとは!!
先日、「DUOセレクト」を使って人生を変えた藤岡頼光さんと「DUOマニア対談」させていただきましたが、続けて病院でDUOマニアの先生に出会ってしまうとは、驚きました。
これは、何かの「引き寄せ」が働いているとしか思えません。
今回の病院の先生の第一声、「DUOですか?」は、これまで僕が病院で経験してきたことの中で、最も予想外で、驚いた瞬間でした。
おかげで、僕の不安と緊張感は、一瞬で吹き飛んでしまいました。
・・・つづく。
p.s.このとき作っていたDUO3.0の動画セミナーは、無事マスターコースまで完成しました(笑)↓↓↓
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From 師範代Shinya(新村真也)
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