【英語学習の楽しさと、学習者が感じがちなプレッシャー】

from 師範代Shinya

あなたは、なぜ英語を勉強していますか?

英語学習の目的は、人それぞれです。

仕事で使う人もいれば、趣味として楽しんでいる人もいます。

僕が大手英会話スクールで講師として働いていた頃の生徒さん達は、仕事で英語を使う人(もしくは将来的に転職したい人)が全体の3割、残り7割は趣味、という割合でした。

ビジネス英語専門スクールなどでない限り、おそらく趣味で英語学習を楽しんでいる人の方が多数派だと思います。

英語学習は、趣味としては、とてもリターンが大きいジャンルだと思います。

最終的に高い英語力を手に入れるかどうかは、関係ありません。

僕がこれまで経験した中で考えつくだけでも、こんなにメリットがあります。

・英語学習をすること自体が、趣味として楽しい。

・海外旅行を何倍にも楽しめる。

・英語で情報を取れるようになると、知識が爆発的に増える。

・趣味として、好感度が高いジャンル。

・もし高い英語力を手に入れた場合、転職や再就職のチャンスが増える。

・英語はコミュニケーションツールなので、使おうとすると必然的に人と接する機会が増える。人間は社会的な生き物なので、人と接すると幸福度が上がるという研究結果がある。

・第二言語を勉強している人は、そうでない人に比べて、加齢で脳が退化する時期が大幅に遅くなるという研究結果がある。

という感じです。

ちなみに僕は、毎週末のように婚活パーティーに行っていた時期があったのですが、自分のプロフィールカードの趣味欄に「英会話」と書いたら、女性達からかなり食いつかれました。

その前には「格闘技」とか書いていたのですが、全然食いつれませんでした。

とにかく、英語学習は趣味にするとメリットが大きいと感じます。

英語を趣味として楽しむ

一方で、「英語の勉強を趣味にしています。」と人前で言いたくない人は多いのです。

その理由は、もし言ったら、

「あなたはTOEIC何点持ってるんですか?」

「英検何級ですか?」

「英語で自己紹介してみてください。」

みたいに言われて、たじたじになってしまうかもしれない、という恐怖です。

僕はこれは、英語を趣味として楽しんでいる人にとっての「呪縛」のようなものだと思っています。

「やっている以上は、上達しなければらない!」というプレッシャーは、英語学習の楽しさを半減させてしまうと思うのです。

これが他の趣味、ダンスや楽器、ビデオゲームやゴルフなど、英語と同じように楽しみでやるジャンルの場合、上達度合いをそんなに厳しく人からジャッジされることも、自分自身に厳しくなることもないと思います。

なぜか英語だけが、「結果を出さねばならぬ!」というプレッシャーにつきまとわれるのです。

僕は、英語を趣味として楽しむ場合、そういった呪縛から解き放たれることも必要だと思っています。

それに、楽しみでも続けてさえいれば、いつの間にか上達するものです。
少なくとも、過去の自分より確実に上達します。

だから、「人から何を言われても楽しむ」と決めるのもアリだと思います。

読んでいない英語テキストが本棚にあるのは罪なのか?

もう1つよくある「英語学習者が感じるプレッシャー」として、「本棚に未読の英語テキストだけが増えていくこと」だと思います。

本屋さんやアマゾンで見かけて、タイトルが気になって買ってしまったけれども、読む時間がなくて、本棚に置いたまま数ヶ月が経ってしまっている。

そんな本たちを見ていると、自分が無駄金を使っているような気持ちになったり、実力が伴わずに恥ずかしい、と感じたりすることがあると思います。

でも僕は、読んでいない英語テキストが本棚にあることは、別に罪ではないと思うのです。

特に英語学習を趣味として楽しんでいる場合は、インテリアの1つとして飾っておくぐらいの感覚でも良いと思います。

これが他の趣味だったら、「インテリアとして飾るアイテムを実際に日常的に使っているかどうか?」「そのアイテムを持つのにふさわしい実力があるかどうか?」などは問われません。

たとえば、和室に日本刀が飾ってあったら、その家の主人に「その刀、ちゃんと毎日使ってますか?」なんて聞く人はいないと思います。

「あなたはその日本刀を持つのにふさわしい、居合道の黒帯を持っているんですか?」

なんて聞く人もいないでしょう。

また、好きな歌手がいる人は、その歌手のポスターなどを自分の部屋のカベに貼ったり、写真集やCDなどを買いそろえて、本棚に飾ったりします。

友達がその部屋を見て、「君は、この歌手のファンとしてふさわしい実力があるのかい?」なんて聞いてこないですよね。

趣味で楽しんでいる人は、単に自分が好きなアイテム、日本刀や歌手のポスター&写真集などに囲まれて生活することで、気分が上がるわけです。

インテリアとしての英語テキストもアリ!

英語学習も趣味として楽しむなら、同じスタンスで良いと僕は思います。

ズラッと並んだ英語テキストを見てワクワクした気分になって、「今日も英語の勉強ガンバるぞ!」と思えるなら、その本は買った価値があると思うのです。

そして、英語力が積み上がってきたら、もしかして使う機会があるかもしれません。

その時に備えて、楽しみにとっておくのも良いでしょう。

僕は、英語テキストはインテリア的な要素で買いそろえても良いと思います。

そして最近、英語学習者のインテリアとして最適なアイテムが、パワーアップした改訂版として発売されました。

・・・つづく

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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