from 師範代Shinya
(→前回の続き)
僕は、英語学習を趣味として楽しむのであれば、英語テキストをインテリア的な要素で買いそろえて本棚に飾るのも、アリだと思います。
たとえば、カメラを趣味にしている人でも、1台のカメラを使って「写真を撮ることだけ」に集中して楽しむ人もいれば、カメラを何台もコレクションして、棚に飾って眺めて楽しむ人もいます。
カメラは本来、写真を撮るためのツールなので、「飾るのは邪道!もったいない!」という人もいます。
また、次々と新しいカメラを買う人を見て、「腕がないのにカメラだけ買って!」と批判する人もいます。
でも僕は、カメラを棚に並べて見るのが好きな人の気持ちが分かります。
自分もそうだからです。
僕は家族写真や動画を撮るのが趣味ですが、カメラを眺めるのも同じくらい好きです。
同じことが、英語学習にも言えると思います。
特に日本の英語テキストの質感や見た目は、芸術と言っていいほどハイレベルです。
僕は海外旅行に行くと、必ず現地の空港の本屋さんに立ち寄りますが、日本ほどキレイな外観をした本を見たことがありません。
僕が最近レビュー予定のドラえもんの英語の本は、表紙にホログラム処理が施されていて、見る角度によって違った輝きを放ち、まるで宝石のような美しさです。
背表紙だけにしておくのはもったいなくて、思わず表紙が見えるように本棚に並べてしまいました。
インテリアとしての楽しみ方
別に「今使っているテキストや、過去に使ったテキストだけを並べなければならない」というルールはありません。
積ん読になっていることに罪悪感を感じる必要はないと思います。
日本の英語テキストはタイトルも優秀なので、目に飛び込んでくるだけでモチベーションが上がります。
たとえば、僕が始めて瞬間英作文トレーニング用として使った本のタイトルは、「中学英語で24時間話せる」という強烈なものでした。
僕は瞬間英作文トレーニングをしながら、モチベーションが落ちたらこの本のタイトルを眺めて、「中学英語さえマスターすれば、24時間話せるようになるんだ!中学英語だったら、自分にもできるはず!」と自分に言い聞かせていました。
短くてインパクトのあるタイトルは、眺めているだけでモチベーションが上がるものです。
英語テキストを、学習モチベアップ用のインテリアとして使う分には、十分な対費用効果があると思います。
英語テキスト以外のインテリア
一方で、英語学習者向けのインテリア用アイテムは、テキスト以外の選択肢がほとんどありません。
以前は、語学学習用のCDプレーヤーがあったので、僕はよくインテリアとして置いて使っていました。
でも最近は、CDが売られなくなってきて、CDプレーヤーもどんどん廃盤になっています。
そこで僕が注目したインテリアが、3年前に登場した「英文法地図」というアイテムです。
これは、一言で言えば「英語学習者が部屋に貼るポスター」です。
巨大なサイズの紙に、英文法のルールが一覧で見れるように印刷されているのです。
英文法ルールは、会話で必要な項目すべてがカバーされていて、この地図を見れば、自分の英文法の知識の抜けが一目で分かります。
学習効果が高いことはもちろん、英文法地図の魅力は、「見た目の美しさ」です。
文字ばかりっでごちゃごちゃしがちな英文法ルールの解説文を、キレイにまとめて視覚的にスッキリさせています。
表やイラストを多用し、文字もところどころ色を変えて、全体としてまとまりの良い見た目になるように計算されています。
美術作家が作ったインテリア
英文法地図の作者は、山口功先生です。
山口先生は美術作家が本業で、英語の先生もしている、異色の経歴の持ち主です。
山口先生が本業の美術作家のスキルを生かして作ったのが、英文法地図なのです。
ちなみに、英文法地図というコンセプトは、世界初だと思われます。
こんなにマニアックなジャンルのアイテムを作る人や企業は世界中を見渡しても、いないのでしょう。
僕は英文法地図を手に入れてから、自分の部屋のインテリアとして使い始めました。
カベに貼っておくだけで毎日目に飛び込んでくるので、自分の中の「英語学習者&英語講師」としてのアイデンティティーが強化されていく感じがするのです。
ただ1つ僕が失敗したのは、貼るときにガッツリとセロテープを使って固定してしまったことでした。
セロテープは経年劣化で黄色くなったり、粘着面がベトベトしてきます。
「壁用のマスキングテープで貼っておけばよかった~」
と後悔しました。
その後、子供が生まれて自分の仕事部屋を移動するために貼り替える時に、はがすのに失敗してちょっと破けてしまうことがありました。
また、移動する時にちょっと床に置いたすきに子供になめられてしまい、部分的にふにゃふにゃになって、紙がダメージを受けていきました。
そしてこのタイミングで、山口先生からご連絡があり、「久しぶりに英文法地図を改訂したので、良かったら見ていただけませんか?」というありがたいオファーをいただきました。
もちろん、僕は喜んでお受けし、サンプルを送っていただきました。
そして、新しく改訂された英文法地図を見て、驚きました!
・・・つづく。
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