
from 師範代Shinya
「なるほど、分かった」
そう思ったのに、
いざ話そうとすると出てこない。
もしくは、なんとなく通じているけど、どこかズレている感じがする。
あなたもこんな経験はありませんか。
僕自身、英語学習を始めた頃はこれの連続でした。
文法は理解している。
ルールも知っている。
でも、実際に使うとミスが増える。
ネイティブから「その言い回しは、ここでは使わない」と言われるけど、原因がよくわからない。
この違和感の正体が、まさに「分かったつもり」でした。
ルールを覚えると「分かった気になる」
英語を勉強していると、
どうしても「ルール」で理解しようとします。
・三単現のs。
・過去形。
・冠詞の使い分け。
こういったものを覚えると、
「よし、理解した」と思いやすいです。
でも実際には、ここで止まっているケースがとても多いです。
ルールは知っている。
でも、そのルールが「どういう感覚で使われているのか」は分かっていない。
だから、実際に話すときに迷うのです。
ルールを思い出すのに時間がかかって、言葉が出てこなくなります。
やっと思い出したルールで英語を話しても、ネイティブから聞き返されたり、時には「ここでその言い回しはしない」などとダメ出しされることもあります。
これでは、さすがにヘコみますよね?
ネイティブは「ルール」で話していない
ここが大きなポイントです。
ネイティブは、ルールを思い出しながら話していません。
感覚で選んでいます。
例えば、冠詞。
a と the の違いは、
ルールとして説明することもできます。
・最初に登場する名詞の前には a が付く。
・2回目以降の時には the が付く。
・公共の乗り物には、the が付く。the train, the airplane など。
・でも、タクシーの時だけは a が付く。a taxi
・唯一のものには the が付く。the sun, the moon など。
・でも、星には a が付く。a star
などなど、ルールは何十パターンにも及びます。
でも実際には、このルールには「例外」が多くあります。
そして、例外パターンまで覚えようとすると、どんなに記憶力が良い人でも苦戦します。
ところが、ネイティブはもっとシンプルな感覚で a と the を使い分けているのです。
この「ネイティブ感覚」を知らないまま、ルールだけで運用しようとすると、ズレが出ます。
スピードがないと英会話に追いつけない
文法はかなり勉強して、テストでは解ける。問題集も正解できる。
という状態になったとしても、いざ英会話になるとミスが増える。
これはよくあるパターンです。
ルールを覚えても、その裏にある「イメージ」や「感覚」がないと、リアルな会話のスピードになった途端、選択が追いつかないのです。
「分かったつもり」が危険な本当の理由
「分かったつもり」が危険なのは、
それ以上深く理解しなくなることです。
ルールを覚えた時点で、
「もう理解した」と思ってしまう。
すると、その先にある「感覚」に行かなくなります。
これが一番もったいないところです。
本当に使える英語は、
ルールの先にあります。
本当に使える状態とは
では、どうなればいいのか。
シンプルです。
英文法や英単語を「ネイティブのイメージで捉えられる状態」になると、一気に使いやすくなります。
なぜなら、会話はルールではなく、
状況や感情で動いているからです。
僕自身も、この「イメージ」で捉えるようになってから、
英語のミスが一気に減りました。
そして、考え込まずに話せる場面が増えていきました。
イメージを覚えるのに、タイミングの遅い早いはない
「分かったつもり」は、ルールで止まっている状態です。
でも実際の英語は、その先にある「イメージ」で動いています。
「ネイティブの英語イメージ」を覚えるのに、遅い早いはありません。
初級者であれば、ルールを覚える必要なく、英語を使いこなせる自信がつきます。
中上級者であれば、これまで覚えてきたルールの共通点が見つかり、点が線で結ばれて、納得感が得られます。
その後、英語は一気に使いやすくなります。
もしあなたが、「文法は分かっているのに話せない」と感じているなら、
それは能力や資質の問題ではありません。
順番の問題です。
ルールの先にある「イメージ」に進むタイミングが来ているだけです。
その一歩で、英語はちゃんとつながり始めます。
P.S.
実はこの「ネイティブのイメージ」と、僕たち日本人の覚える文法ルールを一番ズレやすくしているのが、
今回のテーマでも少し触れた「冠詞」です。
冠詞のイメージがズレると、単語も文法も合っているのに、
なぜか会話が噛み合わないという状態が起きます。
この「ネイティブの感覚」を実際に体験できるセミナーを、Zoomでリアルタイム開催します。
3月29日(日)10時〜12時半の予定です。
ネイティブに通じない原因は、発音でも単語でも文法でもなく、冠詞だったとしたら。
その視点から英語を見直すことで、「分かったつもり」から「使える感覚」に変わるきっかけになると思います。
セミナーの詳細は、ここをクリックしてご覧ください。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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