from 師範代Shinya
年が明けると、
「今年こそは英語を続けたい」
「もう一度、ちゃんとやり直したい」
そんな気持ちが、自然と湧いてきますよね。
僕自身も、これまで何度も同じ気持ちを味わってきました。
年始の空気は、前に進もうとする自分の背中を押してくれます。
ただ、僕がこれまでの英語講師歴18年間、英語学習の相談を受けてきて、そして自分自身の失敗も振り返ってみて、気付いていることがあります。
1月の過ごし方次第で、
その年の英語学習が「静かに続く年」になるか、
それとも「また途中で止まる年」になるかは、決まると感じるのです。
もちろん、後から挽回できないわけではありません。
ただ、出だしでつまずくと、後からペースを取り戻すのに数ヶ月かかってしまいます。
そこで今回は、
「今年こそ英語学習を続けたい人が、1月に絶対やってはいけない3つのこと」
を整理しながら、なぜそれが起きるのか、どう考えればいいのかをお話しします。
1月にやってはいけないこと① 教材を一気に買いすぎる
年始になると、本屋やネットで教材を探したくなります。
これは、とても自然なことです。
僕も昔は、1月になると英語教材をまとめて買っていました。
文法書、単語帳、リスニング教材、英会話系の本。
「今年はこれ全部やるぞ」と思っていました。
でも、今振り返ると分かります。
教材をたくさん買った年ほど、続いていませんでした。
理由はシンプルです。
教材が増えるほど、毎日「選ぶ」という作業が増えるからです。
今日はどれをやろうか。
どこから始めるべきか。
昨日やっていたのは、どれだっけ?
この迷いが、やる気を静かに削っていきます。
教材が悪いわけではありません。
問題は、「同時に複数を動かそうとする設計」にあります。
教材をたくさん揃えても良いのですが、それを使うペースは一度に2〜3種類までに抑えることをオススメします。
そして、1冊終わったら空いた部分に新しい教材を入れていく、という感じです。
ちなみに、僕が言う「1冊終わったら」は、全ページをやり切ることではありません。
飛ばしながらでも良いです。
自分が興味のある英文だけをつまみ食いして、飽きたら次へ移る、でもOKです。
ただし、1日に5冊〜10冊のテキストを同時に回すような、ジャグリング的な同時並行はオススメしません。
1月にやってはいけないこと② 最初から目標を高くしすぎる
「毎日4時間勉強をやる!」
「今年中にペラペラになる!」
「TOEICで一気に200点アップ!」
年始は、どうしても目標が大きくなりがちです。
これも悪いことではありません。
ただ、大人のやり直し英語では、ここに大きな落とし穴があります。
忙しい日が1日出ただけで、
「もう今日は無理だ」
となり、そこから数日止まってしまう可能性がアップします。
そして最後は、
「やっぱり自分は続かない」
と結論づけてしまうかもしれません。
でもこれは、目標が高すぎただけです。
大人の生活は、予定通りにいきません。
だからこそ、「崩れる前提」で作られた目標でないと続かないんです。
1月にやってはいけないこと③ いきなり英会話に飛び込む
「今年こそ英会話を始めよう」
これも、年始によくある流れです。
英会話自体は、とても良いものです。
僕も、英語を使う場として英会話を否定していません。
ただ、準備がないまま飛び込むと、逆効果になることがあります。
僕自身も、やり直し英語の最初の1年はいきなり英会話に飛び込んで、撃沈し続けました。
実際に、僕のところにもこういう相談が来ます。
「英会話を始めたけど、何も言えなくて落ち込みました」
「周りは話せているのに、自分だけ黙ってしまって…」
これは、本人の能力の問題ではありません。
土台がない状態で、いきなり実戦に出ているだけです。
準備運動なしでマラソンに出たら、苦しくなるのと同じです。
ただし、もしすでにあなたが1年以上、音読トレーニングや瞬間英作文をやっているなら、下準備は整ってきています。
そろそろ、英会話の世界に飛び込むことをオススメします。
・準備なしで、いきなり飛び込む
・準備ばかり何年もして、いつまでたっても飛び込まない
どちらも両極端です。
・ある程度準備してから、思い切って飛び込む
・飛び込んで気付いた足りない部分を、また準備してから再び飛び込む
という流れがオススメです。
意志が弱いから続かない、は間違い
ここまで読んで、もしかしてあなたは、
「ヤバい!全部やってたかも…」
と思ったかもしれません。
でも、落ち込まなくて大丈夫です。
僕も過去に全部やっていました。
続かなかった理由は、
あなたの意志が弱かったからではありません。
・教材を増やしすぎる設計
・崩れやすい目標設定
・準備なしで実戦に出る流れ
この3つが重なれば、誰でも勢いが止まります。
僕が今、年始にやっていること
今の僕は、年始に新しいことをほとんど増やしません。
・使う教材は絞る
・「忙しい日用」の最低ラインを決める
・仕込み(音読や瞬間英作文)と、英会話を交互に行う
この設計に変えてから、
英語学習は「自分を追い込みながらガンバるもの」ではなくなりました。
淡々と、でも確実に続いています。
英語は、正しい順番で積み上げれば、ちゃんと応えてくれます。
今年も自信を持って進んでくださいね。
P.S.
ちなみに僕は、今年も魅力的な英語テキストが出たらYouTube動画やブログ記事でどんどんレビューしていくつもりです。
これは人によってニーズやレベルが違うからで、「1人の英語学習者が全部のテキストを買った方が良いよ」という意味ではありません。
テキスト紹介をしている自分が言うのも何ですが、僕のレビューで新しいテキストを買いすぎて、いっぱいいっぱいにならないようにお気をつけください。
今の自分の環境に必要ないテキストや、レベルが合わないテキストは、「いつかこのテキストをやれる自分になるぞ!」と、楽しみを先に取っておく感覚で、エンタメ気分でレビューをご覧くださいね。
p.p.s.とはいえ何のテキストをどうやればいいの?という方のために、一冊のテキスト、一つのユニットをとことん音読トレーニングでやりきる方法がわかる、「2時間半で英語の聞こえ方が変わる!オンライン通学コースの体験セミナー」を今月開催します。各回少人数の募集なので、お早めに画像をクリックして詳細をご確認くださいね↓↓↓
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓

From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら














コメントを残す