【英語学習者のコミュニティーで、他の人から不要なアドバイスをされた時の対処法】

from 師範代Shinya

英語学習を続けているうちに、色々なコミュニティーに参加する機会が出てくることがあります。
例えば、

・勉強内容を毎日共有するアプリ。(みんチャレやスタディープラスなど)

・地域で開催されている英会話サークル。

・公民館やカフェで集まる少人数の勉強会。

こうした場所の共通点は、英語レベル、学習目的、学習歴などがバラバラな人が集まっていることです。

こういった場では、お互いにモチベーションを高め合うことができる一方で、ちょっとしたズレも起きやすくなります。

 レベルが違う人が集まる場で起こりがちなこと

例えば、みんチャレなどのアプリの場合、

今日はDUOを10例文。
今日は瞬間英作文を30分。

そんな報告を投稿したときに、
「そのやり方だと効率悪いですよ」
「もっとレベルの高い教材をやった方がいいです」

こんなコメントがつくことがあります。

すると、自分のやっていることが否定されたようで、悲しい気分になることが多いです。

人は、自分からアドバイスを求めた時には心理的に受け入れられますが、求めていないときに「そのやり方じゃダメですよ。」とか「○○をやった方がいいですよ。」と言われると、受け入れることができません。

かといって、無視することもできない。

特に、自分より少し上のレベルの人からアドバイスが飛んできた場合、返信に困ると感じる人も多いでしょう。実際に、そういったやりとりが面倒になってグループを抜けたという体験談を、僕はこれまでよく聞いてきました。

地域の英会話サークルでも、同じ現象が起こることがあります。

初心者が多い場だと思って参加したら、
海外駐在経験のある人がいたり。
TOEIC高得点を持っている人がいたり。

そんな人が普通に混ざっていることも、たまにあります。

緊張しながら英語を話したあとに、

「その表現はネイティブだと使わないかな。」
「文法的にはこう直した方がいいですね。」
「カタカナ発音になっていますよ。それではネイティブに通じませんね。」

なんて言われたら、自分の英語に自信がなくなり、話す気力もなくなってしまうかもしれません。

こういう経験は、実はかなり多くの英語学習者がしています。

 不要なアドバイスが生まれやすい理由

こうした場で起こるアドバイスの多くは、悪意からではありません。

少しできるようになった人ほど、昔の自分を思い出します。
自分が苦労したポイントを思い出します。

だから、

「早く楽になってほしい」
「同じ遠回りをしてほしくない」

そんな気持ちで言葉をかけていることが多いのです。
本当は、過去の自分に向かって言っている感覚に近いのです。

一方で、受け取る側はどうでしょうか。

多くの場合、今やっていることを否定されると、心が「防衛モード」に入ります。
攻撃されたような感覚になって守りに入ります。

その結果、反論したくなったり、「やっぱり自分はダメだ・・・」と感じてヘコんだりするのです。

特に、相手が自分よりもレベルが上の人だった場合、「あの人のような英語力を手に入れるためには、今の自分のやり方じゃダメなのか・・・」とヘコんで、モチベーションが落ちます。

でも実は、あなたが今いる場所では、

正しさよりも量。
完成度よりも継続。
評価よりも慣れ。

そういうステージのことが多いのです。

このズレが、中上級者からのアドバイスをしんどいものに変えてしまいます。

 アドバイスは取捨選択していい

ここで大切なのは、「アドバイスは全部受け入れるものではない」という考え方です。

英語学習には、その人が今いるステージ、その人の生活スタイル、その人だけの目標があります。

今の自分に合わないアドバイスは、後で使えばいい。今は使わなくていい。

ぐらいで受け止めておけば大丈夫です。

それを決める権利は、常に自分にあります。

誰かの成功ルートが、そのまま自分の最短ルートになるとは限りません。

 その場で使える、やんわりした対応

実際に、不要だと感じるアドバイスを受けたとき、どうすればいいのでしょうか?

もし、「私にはこのやり方が合ってるんで、アドバイスは不要です!」なんて反論したら、おそらく向こうもヒートアップして、「そんな態度だから、いつまでも上達しないんですよ!」みたいなリアクションをする可能性があります。

求めていないアドバイスには、正面から反論する必要はありません。
今の自分の学習方針を長文で説明する必要もありません。
もっとシンプルで大丈夫です。

例えば、

「ありがとうございます。今はこのやり方で続けてみます」
「なるほどです。また必要になったら参考にしますね」

これで十分です。

相手の善意は否定しない。
でも、自分の英語学習の主導権は手放さない。

この距離感が、コミュニティーで消耗しないコツです。

 環境を選ぶことは、とても健全な判断

もし、

発言するたびに緊張する。
投稿するのが怖くなる。
英語が楽しくなくなってきた。

そんな感覚が出てきたら、
少し距離を置いても大丈夫です。

環境を選ぶことは、逃げではありません。

英語学習は、安心して失敗できる場所でこそ、伸びます。

英会話で間違った文法で話してしまってもいいんです。

自分に合わない勉強法をしばらく続けてしまってもいいんです。

多少遠回りしても、英語学習で取り返しのつかないミスにはなりません。

今、あなたに不要なアドバイスをしてきている人だって、本当は遠回りしている可能性が高いでしょう。

同じように、自分に合わないコミュニティーに属してしまっても、いいんです。

同じアプリ内でも、所属するグループを変えたら、ちょうど温度感が同じぐらいの人たちで楽しくやれるようになった!という声を聞くことも多いです。

「不要なアドバイスで苦しめられた時間は、今の自分に合う温度感がどのぐらいなのか?それを知るために必要な実験期間だった。」

ぐらいに思って、軽やかに次の場所を探してみましょう。

 「自分で選び取る」という心構え

英語学習者が集まるコミュニティーでは、レベルが違う人が集まる以上、ズレが起きるのは自然なことです。

言われたこと全部を、真に受けなくてもいいんです。

言われたこと全部を、自分の課題にしなくていいんです。

今の自分に必要なものだけを拾う。
それが、本当に英語力を伸ばすための最短ルートです。

あなたの「じぶん英語」を、あなたのペースで育てていってくださいね。

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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