【大人のやり直し英語で、4技能をどう伸ばせばいいのか】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

英語学習を続けていると、だんだん悩みが細かくなってきます。

最初は、

「何から始めればいいのか」

で悩みます。

でも、少し勉強を始めると、今度は別の悩みが出てきます。

読むのは少しできる。

でも、聞き取れない。

単語は見れば分かる。

でも、会話になると口から出てこない。

文法は勉強した。

でも、英文を書こうとすると手が止まる。

こういうこと、ありますよね。

英語には、

読む。

聞く。

話す。

書く。

という4つの技能があります。

そして、大人のやり直し英語では、この4技能をどう伸ばしていくかが大きなテーマになります。

その答えが、Yuki先生の本、

『英語は何歳からでもやり直せます』

の第三章に書かれています。

4技能をバランスよく伸ばすという考え方

この本の第三章は、

「英検2級、TOEIC600点を目指す英語4技能習得法」

という内容になっています。

ここで大事なのは、英語を1つの能力としてざっくり見るのではなく、

読む力。

聞く力。

話す力。

書く力。

それぞれに分けて考えているところです。

大人の英語学習者の中には、

「英語ができない」

と一言でまとめてしまう人がいます。

でも、よく見ていくと、

読む力はあるけど、聞く力が弱い。

単語は知っているけど、話す練習が足りない。

リスニングはしているけど、文法の理解があいまい。

書く練習をほとんどしていない。

というように、課題が分かれていることがあります。

つまり、

「英語ができない」

ではなく、

「どの力を、どう伸ばす必要があるのか」

を見ることが大事なのだと思います。

単語と文法は、やっぱり土台になる

4技能の話になると、すぐに英会話やリスニングに目が行きやすいです。

もちろん、聞く力や話す力は大事です。

でも、その土台になるのが単語と文法です。

本の中では、英単語の覚え方や、文法を身につけることの大切さにも触れられています。

たとえば単語については、毎日少しずつ新しい単語を増やすというより、一定の量を何度も回していく考え方が紹介されています。

また、語源を使って単語を覚える話も出てきます。

僕自身も、語源で単語を見る考え方はかなり好きです。

ただ丸暗記するよりも、なぜこの意味になるのか。

他の単語とどうつながっているのか。

そこが見えると、単語がただの文字の並びではなくなります。

文法についても同じです。

文法が苦手な人は多いです。

でも、文法をまったく避けたまま、英語を自由に使えるようになるのは難しいと思います。

特に大人は、子どもと違って「毎日使っているうちに、自然に覚える」みたいな現象が起こりづらいです。

先に文の形やルールを先に理解した方が伸びやすいのです。

聞いているだけでは話せないこと、ありますよね?

リスニングとスピーキングでよくある悩みが、

「英語を聞いているのに、話せるようにならない」

というものです。

これ、僕自身もかなり経験があります。

昔、聞き流しのCDをずっと聞いていた時期がありました。

車の中でも聞く。

移動中にも聞く。

とにかく英語を浴びれば、そのうち話せるようになると思っていました。

でも、なかなか話せるようにはなりませんでした。

この本の中にも、英語のCDを何時間も聞いているのに話せないという人のケースが出てきます。

そこで大事になるのが、聞くだけではなく、口を動かすことです。

本の中では、音読の大切さにも触れられています。

聞く。

理解する。

声に出す。

口を動かす。

この流れがあることで、英語が少しずつ自分の中に入ってくるのだと思います。

僕も、音読はかなりやってきました。

特に歩きながら音読すると、頭にも入りやすい感覚がありました。

もちろん、これは僕自身の体感です。

でも、机に座ってじっとやるだけではなく、体を動かしながら英語を声に出すことで、英語が生活の中に入りやすくなる感覚がありました。

読む力と書く力にも、ちゃんと順番がある

リーディングでは、スラッシュリーディングの話も出てきます。

英語を後ろから戻って訳すのではなく、意味のかたまりごとに前から理解していく練習です。

これは、読むスピードを上げたい人にとって、とても大事な考え方だと思います。

僕自身も、スラッシュリーディングを使って、英文を読むスピードと正確性を上げてきた経験があります。

英語を英語の語順のまま理解する。

これは、リーディングだけでなく、リスニングにもつながっていきます。

また、ライティングについても、本の中ではいきなり自由に英文日記を書くような形ではなく、文法書の基本例文を書き写すところから始める考え方が紹介されています。

ここも、大人のやり直し英語には合っていると思います。

いきなりゼロから英文を書こうとすると、かなりハードルが高いです。

何を書けばいいのか分からない。

文法が合っているか不安。

単語も出てこない。

そうなると、続きません。

でも、まずは基本例文を書き写す。

英検に取り組むなら、解答を模写する。

こういう入口なら、ハードルを下げることができます。

その答えが、この本には載っています

読むのはできるけど、聞き取れない。

聞いているのに、話せるようにならない。

文法を勉強しているのに、英文が書けない。

英語を頑張っているのに、どの力を伸ばせばいいのか分からない。

こういうこと、ありますよね。

その答えが、この本には載っています。

今回紹介した第三章では、英語4技能をどう伸ばしていくのかについて、単語、文法、音読、スラッシュリーディング、ライティングなど、いろいろな角度から紹介されています。

もちろん、今回の記事では全体をざっくり紹介しただけです。

具体的なやり方は、ぜひ本を読んで確認してみてください。

次回は、第四章のテーマである、

「英語素材や教材をどう選び、どう使えばいいのか」

について紹介していきます。

新聞。

洋書。

映画。

英語教材。

こうした素材を、どう英語学習に活かせばいいのか。

次回も、Yuki先生の本をベースに見ていきたいと思います。

 

・・・つづく

 

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