【英語を話す筋肉を鍛えるアプリ「スピフル」がまた新しく進化!⑤】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

スピフルのウリである「独り言英会話」モードでは、自分の1分間スピーチをAIが添削してくれます。

①英単語のチョイス

②文法のミス

③フレーズの自然な言い回し

などを見てもらえるのです。

①英単語のチョイスでは、「日本語訳がすべて同じでも、英語ではニュアンスが変わる単語」がいくつもあります。

そういう時に、AIが前後の文脈から判断して、「ここでは、こっちの英単語の方が自然ですよ」といった提案をしてくれます。

また、日本人が最も苦手な「前置詞や冠詞のミス」も、細かく直してくれるので、便利です。

②文法のミスは、語順のミスを訂正してくれます。文章が長くなればなるほど、文法ミスが起きがちです。

実際に1分間、英語で話し続けてみると分かりますが、文法ミスをせずに話し続けることは、ほぼ不可能です。

また、話している時には脳内メモリーがフル稼働して必死なので、自分の文法ミスに気づけないことも多くあります。

そこで、AIの訂正機能が役立つわけです。

③のフレーズも、日本人には気づきづらい部分です。「文法は合っている。けど、ネイティブの耳には不自然に聞こえる」というフレーズを、AIが直してくれます。

もちろん、AIの解答がいつも100%正解とは限りません。実際に、どんなAIツールにも、注意書きで「AIの解答は、正しいとは限りません。」という表記があります。

ただ、言語に関しては数字データと違って「1つミスしたら、すべてが変わってきてしまう」といったシビアなジャンルではないので、AIの精度は気にしなくて良いと思います。

少なくとも、僕たち日本人が話す英語の正確さと、AIの添削の正確さでは、AIの方が高いでしょう。

新しく加わった添削内容

今回のアップデートで新しく加わった添削内容は、

④文章全体の構成についてのフィードバック

⑤ユーザーからの、さらに細かい質問に答える機能

です。

英語は日本語に比べて、ロジカル度数が高めの言語です。

文法そのものが正しくても、「話す内容の順番」や「話の内容全体の構成」がイマイチだと、こちらのメッセージの伝わり度合いが変わってきます。

特に英語圏の人達は、子どもの頃から学校でスピーチやディベートのスキルを訓練させられます。

論理的で伝わりやすい話し方をすることが、良しとされている文化の国が多いです。

特に、ビジネスで英語を使う人にとっては、内容の構成自体にも気を配る必要があると思います。

あなたの英語プレゼンを聞くクライアントの外国人たちは、「あなたの英語」が聞きたいわけではなく、「あなたのプレゼン内容」が聞きたいのです。

英語そのものの上手下手よりも、「何をどう言うか?」に注目していると言えます。

その点をカバーするために、スピフルのAIはより進化したのです。

フォーマルなスピーチをベースにしている

スピフルのユーザーはビジネスで英語を使う人が多いそうなので、独り言英会話の添削も、フォーマルな場面でのスピーチを想定した内容になっています。

添削内容も、「こちらの言い回しの方が丁寧に聞こえる」といったフィードバックが多めな印象です。

場合によっては、友達との会話で使うと少しかしこまった雰囲気になる
こともあるかもしれません。

でも、逆を返せば「いつでもどこでも、安心して使える言い回しが手に入る」とも言えます。

僕たち日本人にとって一番ムズカしいのは、場面にふさわしい表現をすることです。

フォーマルな場面でカジュアル過ぎて失礼になるぐらいなら、カジュアルな場面でフォーマルすぎるぐらいの方が、僕は良いと思っています。

細かい質問に答えてくれる

添削フィードバックだけでは物足りない人向けに、「なぜ、ここではこっちの方が自然に聞こえるのか?」「では、この前置詞も使えるのか?」といった、細かい疑問に答えるモードも用意されています。

これにより、さらに納得感のある添削が得られるでしょう。

ただし、これも注意点があって、あまり細かい部分を深掘りしていると、どんどん時間が過ぎていってしまいます。

特に、AIは何でも答えてくれるので、ハマると楽しくて、質問が止まらなくなってしまうことがあります。(もちろん、それは使う人の性格にもよりますが)

本来やるべき瞬間英作文トレーニングの時間や、他の英語学習メニューがおろそかになってしまうリスクもはらんでいると感じました。

AIと共に進化するスピフル

以上、今回の新しいアップデート内容をご紹介しました。

AIがすごいスピードで進化する中、スピフルも同じスピードで進化し続けているのを感じます。

今後も、色んな機能が追加されたり、添削の精度が上がっていくことでしょう。

僕はこういったデジタルガジェットが個人的に大好きなので、今後もまた新しい発見があったら、実際に体験しながらレビューをお届けしていこうと思います。

(完)

 

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