from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
前回の記事では、外国人バーと英会話カフェの違いを解説しました。
今回の記事では、英語学習者が外国人バーで英会話練習をするメリットを大きく3つお伝えします。
メリット①コスパが良い
メリットの1つ目は、「入場料がかからないこと」です。
英会話カフェなどは、英会話自体をサービスにしているため、入場料やレッスン料金が必要になることが多いですが、外国人バーはあくまで飲食物の提供がサービス内容なので、それ以外のお金がかかりません。
どんなに通い詰めても、自分の飲食代しかかからないので、コスパは良いと思います。
僕が外国人バーに週3ペースで通っていた頃には、コーヒー1杯500円で、2時間粘っていました。(僕はお酒が飲めないので、毎回ウーロン茶かコーヒーでした)
2時間500円の英会話スクールなんて、さすがにないと思います。
メリット②親しみやすいコミュニティー
外国人バーのメリット2つ目は、親しみやすいコミュニティーがあることです。
日本でも個人でやっている飲み屋だと、マスターや常連客同士が仲良くなっていることが多いですよね。
自分1人で行っても、みんなに歓迎されて、一瞬でその場に入っていくことができます。
これと同じことが、外国人バーでも起こります。
行く度に常連客仲間やバーテンから歓迎ムードを出して話してもらえるのは、何とも言えないうれしさを感じます。
特に、慣れない英会話の練習をする場合は、コミュニティーの中に入れると、緊張感が減って話しやすくなります。
メリット③リアルな英会話体験ができる
日本で英会話スクールのネイティブの先生たちと話すのに慣れて自信がついた状態で海外旅行に行くと、旅先でヘコむことがあります。
・現地人の英語が早口すぎて聞き取れない・・・
・現地人のリアクションが塩対応で、フレンドリーさのかけらも感じない・・・
・自分の話す英語が通じなくてヘコむ・・・
という体験をすることになるからです。
日本にいるネイティブで英語の先生をしている人たちは、仕事として英会話をしているので、基本的にはいつもフレンドリーな対応です。
話し方もゆっくり目で、日本人が聞き取りやすい発音をしてくれます。
また、こちらの英語発音が多少間違っていても、言いたいことをくみ取って理解してくれます。
つたない英語でも、辛抱強く聞き続けてもらえるのです。
でも、僕らが海外に行くと、そうはいきません。
以前、このブログ記事でご紹介した映画「マダム・イン・ニューヨーク」の中でも、こういうシーンが出てきます。
英語があまり話せないインド人女性の主人公が、初めてニューヨークに旅行に行って、スタバの店員さんの早口英語が聞き取れず、苦戦します。
無愛想で失礼な店員のキツい対応に傷つけられて、主人公が涙を流すシーンがあるのです。
このシーンを見た時、僕は「わかる、わかるよ!」と深くうなずいてしまいました。
海外旅行先で出会う現地人の中には、英語がネイティブレベルで話せない外国人に対して、すごく厳しく接してくる人がいます。(僕の経験上は、10代後半~20代前半の若い女性店員からそういう対応をされたことが多いです)
ただ、これがリアルな世界です。
外国人バーでは、さすがにここまでヒドい対応は経験したことはありませんが、少なくともお客さんたちが僕に愛想良く接する義務はないので、ちょっとヘコむような塩対応をされたことも何度かあります。
これはそのままデメリットにもつながってくるのですが、メリットとして見ると、リアルな英会話体験ができるので、度胸がつきます。
自分の英語が通じない時に、必要以上にヘコむことはなくなるし、こちらも多少強引に話を進める勇気が持てるようになります。
こういう「場慣れ」ができることが、外国人バーに通うメリットだと感じました。
以上3つが、僕が体感から感じる大きなメリットです。
次回は、外国人バーのデメリットについてお伝えします。
・・・つづく。
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