from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
新・三種の神器と呼ばれている、
①食洗機
②乾燥機付き洗濯機(ドラム式)
③ロボット掃除機
のうち、①食洗機の便利さを味わってしまった僕は、次の②乾燥機付き洗濯機に手を出すことにしました。
ところが、これが思った以上に難航しました。
理由は、「設置場所」です。
電器屋の店員さんに聞いて分かったのですが、ドラム式の洗濯機は人気で定番になりつつある反面、設置できる家が限られているということでした。
特に賃貸のアパートでは、築年数が新しくないと、ドラム型洗濯機は置けないところが多いそうです。
というのも、従来式のタテ型と、新型のヨコ型(ドラム式)では、形状がまったく違うので、寸法も変わってくるからです。
特に、ドラム式はヨコ幅が広くなります。
色々と調べてみましたが、残念ながら僕のアパートにはドラム式はどんなに小さくても置けないことが分かりました。
そこで、今あるタテ型洗濯機に加えて、衣類乾燥機を設置することにしました。
洗い終わった洗濯物を入れ替える手間があるので、全自動ではなくなるものの、「1枚ずつハンガーにかけて干して、乾いたら取り込む」という手間が省けます。
これは大きな時間節約になります。
本当は洗濯機の真上に設置したかったのですが、洗濯機のスペース寸法的に「真上の設置もできない」と業者さんに判断されたため、別のスペースに設置しました。
衣類乾燥機の場所は、食洗機の真上です。
部屋の間取りで、洗濯機と台所が近い位置にあるので、洗濯物の移動がしやすいので、いけると判断しました。
型落ちでラッキーな値引き
洗濯機と同じメーカーの衣類乾燥機を買おうと思った時、ちょうどタイミング良く10年ぶりに新型が登場しました。
新型は、機能や容量は変わらず、小型軽量になったそうです。
とはいえ、そんなに劇的に小さくなったわけでもなく、相変わらず僕のアパートには設置できないことが分かりました。
そこで僕は、型落ちになった旧型を買うことにしたのです。
旧型の値段は、半額近くまで落ちていました。
しかも、10年間使い続けた人たちの信頼できるレビューを見ることができます。
「壊れた」という報告はほとんどなく、少なくとも10年は使えることが分かりました。
生活が激変
使い始めてすぐに、衣類乾燥機のインパクトがものすごいことが判明しました。
・洗濯物を干す手間
・取り込む手間
・雨の心配をする手間
すべてがなくなったことで、生活のクオリティーが激変したのです!
さらに、時間を気にしなくて良いという、開放感を味わいました。
これまでは、天気の良い日は「できるだけ早く洗って干し始めないともったいない」という意識が働いていました。
また、取り込むのが遅くなると、せっかく乾いた暖かい洗濯物が冷えて、しっとりしてしまう・・・というプレッシャーもなくなりました。
「洗濯のベストな時間帯」という概念から解放されたのです。
これほどの自由と時間が得られるとは、想像していませんでした。
副次効果
さらに副次効果として、「洗濯物がふんわり仕上がる」という嬉しいポイントに気付きました。
天日干しの場合、いくら柔軟剤を入れても、バスタオルなどは乾いたら表面が割と固めになります。
でも、衣類乾燥機を使うと、どんなに使い古したバスタオルでも、ふんわり柔らかく生き返るのです。
どういう仕組みか分かりませんが、技術の進歩は目覚ましいものがあります。
10年以上前にこの技術が開発されていたことが、驚きです。
さらに、今の時期だと花粉対策にも有効だと分かりました。
以前は、春の時期は僕の衣類と妻のサヤの衣類は別で干していました。
僕の服は室内、サヤの服は外、という感じです。
これもけっこう面倒でした。
でも今は、完全に室内で乾燥まで終わります。
花粉が服に付く機会はゼロです。
これは、重度の花粉症の僕にとっては、嬉しい副次効果でした。
分離型のメリット
ちなみに、衣類乾燥機と洗濯機が一体型ではなく別々になっていることのメリットも感じるようになりました。
それは、「同時作業」です。
1度で洗いきれない大量の洗濯物がある場合、第一弾の洗濯物を乾燥させている間に、第二弾を洗濯機にかけて洗うことができます。
そして、乾燥したら入れ替えることで、効率良く乾かすことができるのです。
特に今、僕の家には小さな子どもが2人いるので、洗濯物が多くなります。
1つ1つの服のサイズは小さくても、赤ちゃんや幼児は1日に何度もミルクや食べ物をこぼしたり汚してしまうので、着替えの回数が多くなります。
日によっては、3回~5回ぐらい着替えることがあるのです。
そうなると、洗濯物の量も膨大です。
乾かしている最中の洗濯物に加えて、後から日中に大量に洗濯物が追加されて、増えることもあります。
そんな時に、乾燥機と洗濯機が分離型になっていると、先に洗い始めることができて、とても便利です。
衣類乾燥機で自由時間を作り出せた僕は、いよいよ最後の神器、「自動掃除ロボ」に手を出すことにしました。
・・・つづく。
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