from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
小型ワープロのポメラを使うことで、僕は集中して文章を書く環境と、毎日続ける習慣を手に入れることができました。
ポメラはヒザの上に置いて書くのにもぴったりなので、ちょっとした移動時間に電車内で文章を書くこともできます。
ふつうならスマホをいじるか本を読むぐらいしか作業が限られてしまう電車内で、本格的な執筆作業ができるのは、ありがたいことです。
執筆に限らず、勉強などの活動を継続するために必要な心理学的なポイントが、2つあります。
① Friction (摩擦)
② Momentum (勢い)
です。
Friction は小さな「めんどくさい」
Friction は、行動を起こそうとした時に感じる、ちょっとした「めんどくさい」と感じるもののことです。
本当に小さなことなので、特に意識することはありません。
でも、小さな Friction が積もり積もると、気づかないうちにけっこう大きな影響を与えてきます。
ポメラを手に入れる前の僕にとって、文章を書くときに感じる小さな Friction は、
・ノートパソコンの電源をコンセントにつなぐ作業
・パソコンの電源を押してから、パスワードを入力して起動する作業
・パソコンのワードソフトを立ち上げている時の、ちょっとした待ち時間
・たまにパソコンがフリーズした時の、回復するまでの待ち時間
・メール着信や、気になるネット記事の誘惑をはねのけて、執筆に向かう時に消費する意思の力
などです。
ポメラが僕に与えてくれている環境は、これらの小さな Friction をすべて払拭してくれています。
Friction がないから、僕はポメラを使っている時間は文章をスムーズに書けるのです。
パソコンで書いてる時には、途端にたくさんの Friction が襲ってきて、ビクは無力化されます。
Momentum でスピードと集中力をつける
ポメラは、Friction を取り払ってくれると同時に、僕にMomentum (勢い)を与えてくれる存在でもあります。
画面を開いた瞬間に、前回の続きから書くことができる機能は、僕の執筆作業を確実に早めてくれます。
一度書き始めたら、ネットの誘惑がないので、勢いが止まらなくなります。
一心不乱に文章を書き続け、気づいたらブログ記事1本分を書き上げている・・・というケースはよくあるのです。
また、新型のDM250から新しく備わった「文字数が常に表示される機能」は、めちゃくちゃ便利です。
旧型では、今書いている記事の総文字数を知りたかったら「F10ボタン」を一度押さないと表示されなかったのですが、新型ではその必要がなくなりました。
この1ステップ分の Friction が省けるだけで、かなり Momentum が大きくなるのを感じます。
Momentum を得るためには、とにかく、
「自分でも気づかないぐらい、小さな小さな面倒を1つずつ丁寧に取り除いていく工夫をし続ける」
ことが大事です。
その点で、ポメラは常に「書く人の Momentum を大きくするため」に新しく機能をブラッシュアップさせ続けています。
細かすぎて、ポメラを使ったことがないユーザーには伝わらないと思いますが、一度使うと離れられなくなる中毒性が、ポメラにはあるのです。
賢い漢字変換機能で Momentum を高める
もう1つ、このポメラの良い点としては、漢字変換機能の賢さです。
漢字変換は、違う候補が何度も出てくると、そのたびに直さなければならなくて、メチャクチャ不便です。
また、一度長文を書いてからまとめて変換すると、途中が納得いかない変換候補になってしまったときに、そこだけ直すのが面倒です。
でも、ポメラの漢字変換機能は、ATOKプロフェッショナルという名前の変換機能が搭載されているので、長文を書いてから一発変換しても、納得のいく漢字に変換してくれます。
むしろ、長文にすればするほど、文脈から読み取った漢字変換の予測が高くなるので、より正確な変換結果を出してくれるのです。
これが、すごく便利です。
それまではこまめにエンターボタンを押しながら書き続けていたのが、まとめてひらがなで長文を書いてから、一発変換すればいいので、スゴくラクです。
このように、書くことに対する Friction を減らして、Momentum を高いところで維持する仕組みは、何をやるにも有効です。
もちろん、英語学習にも当てはまります。
いかに目に見えない Friction を減らして、Momentum を得るか?
それが、英語学習が続けられるかどうかの分かれ目になります。
・・・つづく。
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