From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、ネットで「家電レンタル」のサイトを見つけて利用してみたストーリーの続きです。
「Rentio(レンティオ)」という家電レンタルサイトを使って、僕は今話題のユーチューバー用一眼カメラ、「α6400」のレンズ付きセットを借りてみました。
期間は3ヶ月間で、月額7,000円です。
最新の機種が月額7,000円なんて、安すぎます!
ちなみにこの「α6400」をレンズ付きセットで買った場合、一番安くて13万円~です。
月額レンタル価格は安いのですが、月額の場合は「最低3ヶ月から」という縛りルールがあります。
でも、僕にとっては初めて触る一眼カメラなので、「自分で買うべきかどうか?」を見極めるのに3ヶ月ぐらいの期間は必要です。
それに、僕はこのカメラを仕事用に使うので、ほぼ毎日動画撮影することになります。となれば、一日のコストは、
7,000円÷30日間=233円
です。このレンタル代で高画質な動画を作れれば、十分に元が取れます。
小学生時代のビデオレンタル代金
そういえば僕が小学生の頃、たまに父がカメラ屋さんでビデオカメラをレンタルしてきたのを思い出しました。
当時はまだ、家庭用の小型ビデオカメラなどなかった時代です。ビデオテープがそのまま入る、大型のビデオカメラを1日単位で借りていました。
クリクリ坊主頭の小学生の頃の僕と弟が元気に走り回る姿を、父が撮影していました。
また、この頃から僕と弟はビデオカメラを使って、「自撮り」していました。
セリフなんて何も考えずにしゃべっているので、内容はめちゃくちゃですが、表情や声のトーンから、「自撮りのウキウキ感」が伝わってきます。
それをDVDに焼いた映像を、今でも見返すことができます。
あれから何十年もたった今、またこうして自撮りをしてYouTube投稿することになろうとは・・・これが、「三つ子の魂百まで」というものなのかもしれません。
たしか、当時の1日のビデオカメラのレンタル料金は5,000円以上していたと思います。
でも今は、高性能一眼カメラが1日233円で借りられます。
良い時代になりました。
α6400が他の一眼カメラと違う点
僕が今回借りたソニーの一眼カメラ「α6400」は、「自撮りするユーチューバー向けの動画撮影機」という位置づけで作られたそうです。
当然、他の一眼カメラと違う点がいくつかあります。
①液晶画面がこっちを向く
②動画の連続撮影の「30分制限」がない
③モバイルバッテリーで給電しながら撮影できる
という3点が一番大きいです。
①液晶画面がこっちを向く
液晶画面が動かないカメラの場合、レンズを自分側に向けて撮影すると、「自分が今どう映っているのか?」が分かりません。
画面を見ないで撮影すると、後から見返したら顔の半分が切れてしまっていたり、紹介したいものがちゃんと映っていなかったりします。
でも、画面がこっち側を向いてくれれば、撮影中に全体像を常にチェックできます。
特にこのα6400の液晶画面は、反転させるとちょうどレンズの真上に来る感じなので、画面を見ながら話しても、目線のズレが分かりにくいです。
(ビデオカメラのように液晶画面が横に飛び出るタイプだと、画面を見ている間は目線が横にズレる映像になります。)
②動画の連続撮影の「30分制限」がない
一眼カメラのほとんどは、1回の動画撮影は「30分以内」という制限があります。
そのため、29分59秒になると、自動で撮影がストップしてしまいます。
これはけっこう不便です。
ふつう、10分間の動画を作ろうと思ったら、その3倍以上は話すことになります。
途中で言い間違えたり、噛んだりした時に、また戻って言い直していると、30分以上の時間がかかります。
それを後から編集して10分ぐらいにまとめているのです。
そうなると、せっかくうまくしゃべれているのに、途中で動画撮影がストップしたら、勢いが止まってしまいます。
また同じテンションに戻すのは大変です。
その点、このα6400は、1回の動画撮影時間の制限時間が「無制限」になりました。安心して撮影を続けられます。
③モバイルバッテリーで給電しながら撮影できる
動画撮影は、写真撮影に比べて電力の消費が大きいです。ふつうの一眼カメラは、写真を撮ることを前提に作られているので、バッテリーが小さいです。
小さいバッテリーは、短時間しか持ちません。動画撮影をするとみるみる電池残量がなくなっていきます。
20分~30分しないうちにバッテリーが空っぽになってしまうこともあります。
すると、充電するまでに数時間は待たなければなりません。
長時間の動画撮影には、予備バッテリーが何個も必要です。しかも、切れた時には入れ替え作業が面倒です。
でも、このα6400は、USBケーブルで給電しながら撮影ができます。
つまり、モバイルバッテリーをつないだり、コンセントにつないだ状態で撮影ができるのです。
そうすれば、本体の電池は消費せずに長時間回し続けることができます。
これは素晴らしい機能です!!
以上の3点から、α6400は動画撮影機能を大幅にアップさせた一眼カメラとして、世界中のユーチューバーたちから注目されているカメラでした。
そんな憧れの一眼カメラが自分の手元にやって来た時は、めちゃくちゃテンションが上がりました!!
でも、それのワクワク感がわずか数時間後に消し飛ばされることになるとは、この時にはまだ想像すらしていませんでした・・・
・・・つづく。
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