
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
今回、メルカリで初めて服を買って思ったことがあります。
それは、服は価値が落ちやすいジャンルだということです。
新品で買って、一度も着なかったとしても、新品と同じ価格でメルカリで売れることはまずありません。
服の世界にもプレミア価格がついて新品より高くなる現象も起きますが、それはかなり希なケースです。
普通は、一度も着ていなくても、1シーズン超えてしまったら半額以下でしか売れません。
安くても服自体のコンディションはとても良いです。
1~2年経ったぐらいでは、布地の劣化はほとんどなく、色やシルエットも流行遅れになることはありません。
ファッションの周期はだいたい10年ごとに移り変わると言われています。
カメラやパソコンなどのガジェットの世界に比べて、服は進化のペースが遅いので、年月が経っても現役で使い続けられるメリットがあります。
これは、買った側としては満足度が高いです。
一方で、売る側としては、けっこう残念な感じになるでしょう。
ガジェットを売って服を買う
僕は今回、服を買う軍資金をメルカリ上で作るために、2年以上使っていない一眼カメラのレンズを何個か売りました。
カメラのレンズは年月が経っても資産価値が落ちにくいので、買った時と比べて、ほとんど遜色ない価格で売れました。
その売上金で、今回の秋冬物の服のほとんどを揃えられたのです。
カメラ市場に比べて、服のジャンルは中古の市場価格がとても安いマーケットです。
僕が過去に読んで一番衝撃を受けたビジネス書、
「金持ち父さん貧乏父さん」
という本の中でも、
「新品じゃなくなった瞬間に価格が急落する3大ジャンル」
として、服、車、家の3つが紹介されていました。
確かに、言われてみるとそうかも!と当時も感じましたが、今回改めてメルカリで服を買ってみて、その価格の下落幅に驚きました。
服を今安く買っても、おそらく10年後には「素材の劣化はなくてまだ着れるけど、形や色が時代のトレンドに合わずに、ダサく見えちゃう」という現象が起こります。
トレンドから外れると、価値はさらにグンと下がるでしょう。
買った後に価値が上がるジャンル
一方で、買った時よりも価値が落ちず、むしろジワジワ上がるジャンルがあります。
本の中で紹介されていたのは、
①株や不動産への投資
②自分のスキルへの投資
の2つでした。
英語を学ぶことは、②自分へのスキルへの投資と言えます。
僕はやり直し英語を始めた時から、英会話スクールに通い続けました。
そして今も、オンライン英会話レッスンを毎日受けています。
毎日英語を話す環境を自力で実現しようと思ったら、外国人の友達をたくさん作って、毎日アポを取らなければなりません。
かかる労力が大きすぎます。
でも、オンライン英会話なら、カンタンに予約ができて、毎日決まったリズムでネイティブ相手に英語を話す習慣が作れます。
習慣さえできれば、英語力は自動的に積み上がって伸びていきます。
習慣作りには、月謝を払うだけの価値があります。
僕がこれまでに自分の英語スキルアップに投資したトータル金額は、留学まで入れるとかなりの金額です。
でも、一度身につけた英語スキルの価値は、時間と共に下がることはありません。
むしろ、上がっていく確率の方が高いでしょう。
AI時代こそ、自分の口で英語を話せることの価値が上がる
今後AIが発達して、自動翻訳機能が当たり前になるにつれて、
「自分の口で英語を話せる人」
の方が、コミュニケーションにおいて有利になっていく可能性が高いと思います。
日本人のほとんどがポケトークのようなAIガジェットで英会話する時代がやってきた場合、あなたが自分の口で英語を話したら、目立ちます。
そして、話し相手の外国人から見た、あなたの価値も高くなるでしょう。
僕は、今後AIが発達すればするほど、英語を自分の口で話せる人の価値が上がっていくと予想しています。
この記事を読んでいるあなたは、きっと英語学習に時間とお金を投資しているはずです。
その自己投資は、今後さらに価値を生み出してくれるでしょう。
それは、新しい仕事などの実用的なものから、趣味で生活を楽しむ幅を広げるなど、心の豊かさにつながるものもあります。
ぜひ、自分を信じて、今後もこの習慣を続けてみてくださいね。
(完)
—————————————















コメントを残す