
from 師範代Shinya
英語の上級者からよく聞く言葉に、
「英語を勉強するなら、朝に早起きして、脳がフレッシュなうちにやった方が効率が良い」
というアドバイスがあります。
でも、あなたも「自分にはムリだ…」と落ち込んだことはありませんか?
僕のところにも、
「朝型になれないと、英語は身につかないのでしょうか?」
という相談の声がよく届きます。
確かに「早起き」「集中」といった言葉は、世の中的には成功の必須条件のように語られます。
でも、少なくとも「英語を身につける」という点では、これは誤解です。
大事なのは、あなたのchronotype(クロノタイプ)=体内時計による時間帯の個人差 を理解することなんです。
chronotype(クロノタイプ)とは?
医学や心理学の研究では、人の集中力やパフォーマンスには「chronotype」という体内時計の傾向が大きく影響すると言われています。
朝型の人もいれば、夜型の人もいる。そしてその中間の人もいます。
つまり、「朝型になれないと成功できない」というのは科学的に間違い。
重要なのは、自分が最も集中できる時間帯を知り、そこに学習を合わせることです。
chronotype の違いを知れば、
「無理やり朝5時に起きてやらなきゃ!」というプレッシャーから解放されます。
人によって集中できる時間は違う
僕はこれまで1,000人以上の英語学習者の英語学習相談に乗ってきましたが、人はそれぞれ、集中力のピークが違います。だから「朝にやるべき」という一般論は、必ずしも当てはまりません。
あなたは以下の3タイプのうち、どれに当てはまると感じますか?
↓↓↓
①朝型タイプ
目覚めた瞬間が、一番頭がスッキリしていると感じるなら、あなたは朝型タイプです。
起きてすぐに勉強することでリズムを作ると、続きやすくなります。
このタイプの人は、そもそも英語学習とは関係なく早起きが好きなことが多いです。
②昼型タイプ
朝起きた時にはボーッとしているけど、徐々にエンジンがかかり始めて、昼ぐらいにMAXで調子がよくなるなら、あなたは昼型タイプです。ランチ後や移動の合間など、日中のすきま時間を活用するのがオススメです。
③夜型タイプ
1日のやることを終えたあとに、落ち着いた気持ちで英語に取り組みたいなら、あなたは夜型タイプです。
夜の静けさは集中しやすいので、まとまった学習時間がとりやすいです。
あなたも自分の集中のピークを知れば、「無理やり朝早起きして勉強しなきゃ!」というストレスから解放されます。
今は自分がどのタイプかがピンとこなくても、とりあえずしばらくの期間、色々試してみて、一番しっくり来る時間帯を見つける感じで良いと思います。
ちなみに、僕は今まで実験的に自分の勉強時間でこの3つをすべて試してきました。
特に、やり直し英語を始めてからTOEIC870点を取るまでの期間は、1日の中で①〜③を組み合わせていました。
・朝起きてすぐに15分音読
・通勤途中の車内で瞬間英作文&シャドーイング
・昼休みの後半と、夜寝る前に、イメージ文法の本を読む
この3つを足して、トータル1時間半ぐらいです。
僕は朝起きてすぐに音読すると集中できるので、「自分は朝型だろう」と思っていました。
でも、起きる時間を早めると、調子が出ないことが分かりました。
僕のクロノタイプは夜型だと判明
僕は仕事でサービス業を長く経験してきました。
出勤が一般の事務職に比べて遅めで、その代わり定時退社が夜遅くまで、というライフスタイルを長く続けてきたのです。
そのため、「朝イチで起きてすぐ音読」と言っても、起きるのは7時〜7時半ぐらいになります。
試しに、休日の夜に早く寝て、翌朝5時半ぐらいに起きてやってみたことがありますが、ボーッとして全然集中できませんでした。
独立してからは、始業と終業の時間をコントロールできるようになったので、早寝早起き生活をしばらくの期間続けてみたりもしましたが、どうも集中できませんでした。
集中力はその日の体調や天気などによっても変わるので、同じ時間帯での勉強をしばらくの期間やってみて様子を見る、ということを繰り返してきました。
その結果、自分の身体の作りとしては、夜寝る数時間前が、最も集中力が高まるのを感じます。
夜型クロノタイプの人は、早起きしても「脳の覚醒レベルがまだ低い」状態が続きます。
これは 意志力や気合いの問題ではなく、生物学的な要因と言われています。
なので、夜型の人が「5時半に起きて朝活するぞ!」と意気込んでも効率が落ちやすいのです。
逆に「自分の体内リズムに合わせて7時半に起きる」方が、ずっと自然で続けやすいことを、僕は身をもって知りました。
状況によっても変える必要がある
ただ、今の僕の状況だと、夜の時間は子どもの風呂入れや寝かしつけなどと重なります。
小さな子どもの世話は不確定要素が多く、「いつもの時間に寝てくれない」「急な体調不良で、念のため夜間病院に連れて行く」などがあると、勉強時間は簡単に吹き飛んでしまいます。
そこで僕は今の時点では、
①朝に子どもを保育園に送った直後に音読 × 30分
②夕方に子どもが帰ってくる直前にオンライン英会話レッスン × 25分
③夜は海外YouTube動画を使ったリスニング(動画の内容理解だけにフォーカス)× 20〜30分
という形にしています。
子どもの状況や自分自身の疲れ具合によって、③の時間が取れないことがたまにあります。
でも少なくとも、自分の中で絶対外せない「インプット用の音読」と、「アウトプット用の英会話」は必ずやってあるので、イライラしたり落胆したりせずに済んでいます。
時間帯と同じように、「勉強場所」にも向き不向きがあるので、次回の記事で深掘りしていきます。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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