From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕の毎朝のトレーニング風景動画を出した時のお話の続きです。
 
 
 
前回の記事では、僕が音読トレーニングを始めた後に感じた「伸び悩み期間」の体験談をお伝えしました。
 
 
伸び悩んでいた理由は、英会話スクールに転職したのが理由でした。
 
 
これは自分でも意外でした。僕は転職したばかりの頃はてっきり
 
 
・毎日英語を使う仕事に転職
 
↓↓↓
 
・英語に接する時間が増える
 
↓↓↓
 
・自分の英語力は仕事をしながら自然に伸びる
 
 
という図式を想像していました。
 
 
でも現実は違いました。
 
 
僕の英語力は、1年たってもまったく変わりませんでした。
 
 
「英語を教える仕事をしていても、自分の英語力は伸びない」
 
 
そのことに気付くのに、1年かかりました。
 
 

教えることで伸びる部分は「基礎知識」

正確に言えば、僕の英語力はまったく変化していなかったわけではありません。
 
 
英語を教えることで、今まで自分の中であいまいだった部分がハッキリするようになります。
 
 
「レッスン前にしっかり下調べをすることで、なんとなく理解したつもりになっていた部分を改めて学ぶ」
 
 
という経験を何度もしました。
 
 
また、生徒さんたちからレッスン中にいただいた質問にその場で答えられず、持ち帰って調べてから翌週に答えを伝えることで、自分も新しい学びを積み重ねていくことができました。
 
 
そういったことを繰り返すうちに、僕の「英語の基礎力」は、今まで以上にしっかり固まった実感値がありました。
 
 
でも、それはTOEICの点数には反映されませんでした。
 
 

テストに反映されなかった原因

TOEICの点数に反映されなかった原因は、
 
 
「ふだんの音読トレーニングの素材を、スクールで自分が教えるテキストの会話例文に変えたこと」
 
 
でした。
 
 
僕がスクールで教えるクラスは初級~中級ぐらいまでのレベルです。(そこから先は、ネイティブの先生の担当になります)
 
 
自分が教える初級~中級クラスのテキストの中には、自分の知らない英単語はほとんど入っていません。
 
 
だから「英語力の基礎を固め直す」ことはできたとしても、「英語力の上限を伸ばす」ことはできないのです。
 
 
そして、TOEICは英検などのテストは「受験者の英語力の上限を試す」ために作られています。
 
 
だから、点数が変わらなかったのです。
 
 
 

英会話力もテストの点数UPに影響しない

ちなみに僕は英会話スクール講師に転職してからは、同僚がネイティブの人になったため、英会話をする機会が格段に増えました。
 
 
・仕事中のコミュニケーションは英語
 
・昼休みも英語で会話
 
・休みの日に一緒に遊びに行く時も英語で会話
 
 
という感じでした。特に僕の場合は、同僚のネイティブの先生が男性だったので、男同士で一緒に遊びに行く機会が増えました。
 
 
おかげで「英会話の即答力」に関しては、かなり上がったと思います。
 
 
ただ、そんな生活を1年間続けても、TOEICの点数は上がりませんでした。
 
 
なぜなら、英会話というのは「自分が知っている英単語や文法を駆使して相手に意思を伝える」という作業だからです。
 
 
英会話をしているうちに自然に「それまで知らなかった英単語や文法」が身に付いていく・・・なんて魔法のような現象は起こりません。
 
 
あくまで「知っていることを出すスピードと即答力を鍛える」のが、英会話なのです。
 
 
もちろん、ネイティブとの会話の中では、
 
 
「これって英語で何て言うの?」
 
 
「あ、それは○○だよ。」
 
 
「へぇ~!」
 
 
みたいなやりとりはあります。でもそんなやりとりは、1日の会話の中で1~2回あるかないか?ぐらいです。
 
これでは「知っていること&理解できることの上限」をスピーディーに伸ばすことはできません。
 
 
理解できることの上限が伸びなければ、TOEICテストの点数は伸びません。
 
 
だから、英語を教える仕事をしていても、ネイティブと話す機会が多くても、TOEICの点数は伸びずに何年間も平行線・・・ということはよく起こるのです。
 
 
 

英語の先生が自分の英語力に自信がない理由

そういった理由から、実は英語の先生は「自分の英語力が伸びないことで自信をなくして悩んでいる」人がけっこう多いのです。
 
 
教えることに忙しすぎて、自分の英語力を伸ばす時間がなかったり、そもそも伸ばす方法がよく分からない・・・
 
 
という人が多いのです。
 
 
僕のような「日本生まれの日本育ち」の英語の先生は、「帰国子女で英語力はネイティブ並み」の同僚の先生たちに負い目を感じてしまったりしています。
 
 
これは僕も自分が教える側の立場になってみて、初めて気付いたことでした。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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