(→前回の続き)
DUO3.0に収録されている英語の構文の中で、僕が今でも一番良く使う構文トップ5の2つ目をご紹介します。
それは、
「not (only) but (aslo) 構文」です。
意味は、「~だけではなく、~もまた」という訳になります。
大学受験などでもよく出るらしいので、学生時代の記憶がある人なら、「あ、あれか!」とピンとくるかもしれません。
only と also を抜くと、
「~ではなく、~だ。」
という意味になります。
DUO3.0の中の例文では、83番と241番の例文に、この構文が使われています。
83. In making a decision, I rely not on logic, but on instict.
(どうするかを決めるとき、僕は論理ではなく本能を当てにする)
241.The ecologist has warned us time and again that petroleum is not only a blessing but also a curse.
(石油は天の恵みであると同時に災いの元でもあると、その生態学者は繰り返し警告してきた)
という文章です。
堅苦しい雰囲気にまどわされない
DUO3.0の例文を分析していると、ユニットによっては「こんな表現、自分が英会話で使う機会は一生なさそうだな・・・」と感じるものに出くわします。
上記の241番の例文などは、その最たる例です。
ecologist(生態学者)
petroleum (石油)
blessing (天の恵み)
といった言葉は、書き言葉でよく使われる用語なので、あまり日常会話で耳にしません。
そこで、この例文全体を「自分ごと」として捉えずに分析だけして終わってしまうのです。
これはもったいないです!
なぜなら、「~ではなく、~もまた」という構文自体は、日常会話でとてもよく使うからです。
たとえば僕の場合だったら、自分のYouTubeチャンネルを紹介する時に、
「英語教育チャンネルだけではなく、男女のパートナーシップのチャンネルもやっているんだ。」
と言う機会はたくさんあります。
ちなみに英語でシンプルに言うと、
I have not only an English education channel, but aslo relationshp channel.
という感じです。
また、趣味や食べ物の好みの話になった時にも、
「僕は○○が好きなだけではなく、○○も好きなんだよね。」
「僕は○○だけではなく、○○も使ってるんだよね。」
と言いたくなることは、よくあります。
I use not only an iPhone but also an iPad.
みたいな感じです。
本当によく使います。
「~でなはなく、~だ」もよく使う
また、only と aslo を抜いた構文も、日常でよく使います。
先ほどの例文、
83. In making a decision, I rely not on logic, but on instict.
(どうするかを決めるとき、僕は論理ではなく本能を当てにする)
をそまま使うこともあります。
僕の性格タイプは、直感型の要素が入っています。
「ウェルスダイナミクス」という強み発見テストを受けた結果、
直感型+外向型の要素が入っている「スター」に分類されました。
そのため、僕は直感で「これは良さそうだ!」と思ったら、ガンガン決めていきます。
(結婚してからは、「五感型」の妻のサヤの意見をいったん聞いてから判断するようになりました。自分と反対の性格タイプのパートナーの意見を聞くと、選択の精度が増すと感じています)
そのため、先ほどの例文をそのまま使えるのです。
一方、もし僕と性格タイプが違う人であれば、単語を入れ替えて使えるでしょう。
83. In making a decision, I rely not on instinct, but on logic.
(どうするかを決めるとき、僕は本能ではなく論理を当てにする)
という感じです。
他にも、もっと身近なトピックで日常会話に落とし込めるとしたら、
I don’t like meat but chicken.
(私は鶏肉以外の肉が好きではありません)
というような構文が作れます。
応用範囲は無限大です!
ということで、僕はこの not (only) but (also) 構文を、毎日のオンライン英会話レッスンの中で本当によく使っています。
あなたもぜひ、自分ごとに置き換えて、お試しください。
次回は、3つ目の構文をご紹介します。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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