【英単語帳DUO3.0の例文560本の中で、僕が日常会話でよく使っている構文トップ5ー③】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

DUO3.0に収録されている英語の構文の中で、僕が今でも一番良く使う構文トップ5の3つ目をご紹介します。

3つ目は、

「having + P.P. 構文」です。

ここでのhave は、現在完了です。

P.P.というのは、Past Participle (過去分詞)の略で、現在完了の後ろに来る動詞の形です。

意味は、「~したこと、~していたこと」という意味です。

DUO3.0の例文では、532番で使われています。

532. Tom regretted having wasted a great deal of his life.

(トムは自分の人生の多くを無駄にしてきたことを後悔した)

という構文です。

regret =後悔

の後ろに ~ing を付けると、「~したことを後悔する」という意味になります。

I regret doing it.
(私はそれをしたことを後悔している)

という使い方です。

でも、「後悔したタイミングが、過去の一時点」ということもありますよね。

I regretted ~から言い始めて、「私は○○したことを後悔した。」と言いたいシチュエーションはあります。

その時には、

I regretted having done it.

(私はそれをしたことを後悔した)

となるわけです。

過去の一時点をベースにして、それより前のことを表す~ing を使いたい時に、

having + P.P.構文

が使えるのです。

実際の会話では、

I regretted doing it.

という言い方もできますが、having done it の方が、「やってしまった感」を強めたり、「それまでずっとしてきたこと感」を出すことができます。

分詞構文でもよく使われる

この having P.P. 構文は、「分詞構文」と呼ばれる文型でもよく使われます。

分詞構文というのは、~ing や~ed から文章が始まる文型のことです。
Having lived in Japan for many years, Tom speaks Japanese very well.

(日本に何年も住んでいるので、トムは日本語を上手に話せる)

みたいな使い方をします。

普通の言い回しであれば、

Tom has lived in Japan for many years so he speaks Japanese very well.

という言い回しになります。

でも、~ing から始めることで、文章に生き生き感を出すことができるのです。

特に小説などの物語系の書き言葉で、分詞構文はよく使われます。

また、英会話でもけっこう使われます。

決まり文句でよく出る

having +P.P. 構文を使った英会話の決まり文句は、

Having said that,

(そうは言うものの、とはいえ、)

です。

今、自分が言ったこととはちょっと違うことを言いたい時の前置きに使われます。

I like my job. Having said that, I’m thinking of changing jobs.

(私は今の仕事が好きです。とはいえ、今転職を考えているんです)

みたいな使い方です。

オンライン英会話のネイティブの先生たちが、とてもよく使ってきます。
特に英単語や決まりフレーズのニュアンスを僕が質問して、先生が説明をする時に、

「このフレーズは、直訳するとこういう意味になるから、こういう時に使われる。とはいえ、(having said that,) 実際にはこういう使い方もある。」

みたいな感じです。

僕は、いつも先生に細かくてマニアックな質問をするので、having said that を連発されます。

僕も日本文化を説明する時に、よく使うことがあります。

「日本でも海外と同じように、寿司は高級料理に分類されるから、記念日とか、特別な日に寿司屋に行く習慣がある。having said that, 回転寿司とか安いお店もあるから、家族の週末の外食としても人気だよ。」

みたいな使い方です。

こうして見ると、すごく使うシーンが多そうですよね。

僕が初めてDUO3.0でこの having +P.P.構文を学んだ時には、「ムズカしそうだな~使う機会なんてあるのかなぁ・・・」と思っていましたが、日常的によく使うことが分かりました。

次回は、4つ目の構文をご紹介します。

 

・・・つづく。

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