from 師範代Shinya
毎年1月になると、新年の目標を立てる方は多いと思います。
英語学習者のあなたなら、今年の英語目標も立てているかもしれませんね。
ただ一方で、
・去年立てた目標が全然達成できなかった・・・今年も立てる意味があるんだろうか?
・どうも自分は、目標を立ててそれに向かうというのが苦手なんだよなぁ。なんか苦しくなっちゃうし・・・
・1月に立てた目標は、3月になる頃にはもう、忘れちゃうんだよね。
という方も多いのも事実です。
そこで今回は、新年の英語学習の目標の立て方のコツをお伝えします。
「新年の目標」を英語で言うと?
新年の目標を立てるという文化は、日本だけではなく英語圏の国々にもあります。
「新年の目標」を英語で言うと、
New Year’s resolutions
と言います。
resolution は、goal よりも強い言葉で、自分の意思や決断を表すので、新年の目標にピッタリな表現です。
ちなみに語源は、
re = 再び
solve = 解きほぐす
です。
「それまで絡まり合ってハッキリしていなかったものを、解きほぐして再び明確にすること」
という意味から、「決意」という意味が生まれたそうです。
New Year’s resolutions
というように、ふつうは複数形で使います。
新年の目標を1つだけ立てる人は少なくて、たいていは何個か考えるので、複数形になります。
相手の新年の目標を聞くときは、
What are your New Year’s resolutions?
というように、複数扱いで聞くのが、よくあるパターンです。
そんな深くて意志の固い言葉を使うにも関わらず、欧米の人たちも New Year’s resolutions は数ヶ月したらすぐ忘れてしまう人が多いそうです。
そもそも、新年の目標は必要なのか?
僕は個人的には、「新年の目標は立てても立てなくても、どちらでも英語力は上がる」と思っています。
僕自身も、別に毎年新年の英語学習目標を立ててきたわけではありません。
立てたい気分の時には立ててきたし、「特にないなぁ~」と思った時にはムリに考えることはしませんでした。
それでも、続けてきたらちゃんと英語は話せるようになりました。
だから、僕は新年の目標を立てることに対しては、賛成も反対もありません。
個人の好みで良いと思います。
その上で、今回は新年の目標の立て方のコツをお伝えしますね。
コーチングの3つのステップ
僕は妻のサヤがコーチをやっているので、コーチングについて色々なメソッドを聞いています。
コーチの仕事は大きく3つあります。
↓↓↓
①心理学的に計算された質問をしながら、その人の中に眠る「本当の欲求」や「人生でやりたいと思っていること」を引き出して、見える化する。
人はみんな大人になる過程で、周りの人達の価値観を自分の価値観だと思い込んでしまう。
また、「自分の真の欲求が実現しなかった時に傷つく」のが怖いので、フタをして見ないようにする傾向がある。
自分の本当にやりたいことに自分で気づくのはすごくムズカしいので、第三者のコーチの目線が役立つ。
②見える化したことを実現するための、具体的な行動ステップを決めるお手伝いをする。
コーチが行動目標与えるのではなく、相談者自身が自分で決めるのをサポートする。
③行動プランを決めて動き始めても、途中でうまくいかずに投げ出したくなったり、マンネリ化したり、心が折れるような出来事が必ずやってくる。
そんな時に、何が原因でそうなっているのか?を一緒に探り、見えていない原因を見える化していく。
その後、行動を妨げる原因をつぶすための施策を一緒に考える。
という感じです。
この3つのステップで相談者の方をサポートすることで、その人が「周りの意見や結果に左右されずに、自分らしく人生を楽しめる状態」を作っていきます。
それが、コーチの仕事です。
そんなコーチングの世界で、面白い分析方法があります。
それは、相談者の方のタイプが、「山登り派か、川下り派か?」を見極めて話を進めるという手法です。
この2つのタイプの人は、目標に対する捉え方や考え方がまったく違うため、アプローチを間違えると、うまくいきません。
次回の記事で、この違いを詳しくお伝えします。
・・・つづく。
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す