【Paternity leave (育休)を取った感想①西洋と日本の文化】

 from 師範代Shinya

 
今年8月下旬に下の娘が生まれたので、僕は初めて「Paternity leave (育休)」を取ってみました。
 
Paternity(パタニティー) という単語は、Maternity(マタニティー) の男性バージョンです。
 
Maternity = 母性(名詞)
 
Paternity = 父性(名詞)
 
です。
 
日本では、マタニティーという言葉はカタカナ語として定着している感があります。
 
でも、パタニティーという言葉は、聞きなじみがありません。
 
これは、日本では男性が育休を取る習慣が社会にまだ定着していないのと、関係があると思います。
 
英語圏の国では、どちらも定着しているようです。
 

英語圏では一般的らしい

僕がカナダにビジネス留学していた3ヶ月間でも、何度か平日にベビーカーを押して散歩しているお父さんたちを見かけました。
 
彼らが育休中だったのか、それとも単に平日休みの仕事だったのか分かりませんが、ホストファミリーの情報によると、男性の育休は普通だと言っていたのを覚えています。
 
2年前に1人目の娘が生まれた時には、僕と妻の2人対1人のベビーという比率でした。
 
2人て手分けして1人の娘の世話をしていたので、大変ではありましたが、「人手」という点では、余裕がありました。
 
でも今回は2人目なので、妻が下のベビーにつきっきりになります。
 
そこで僕が、上の娘の担当になりました。
 
・朝は着替えさせた後に朝食を食べさせてから、保育園に送り届ける。
 
・夕方は保育園にお迎え~風呂入れ~寝かしつけ
 
という流れを毎日実行し続けるのは、かなりの負担増になることは間違いありません。
 
そこで僕は、このオペレーションに慣れるまでの期間として、9月下旬~10月下旬にかけて育休を取ることにしたのです。
 
今回の体験は、西洋の子持ち男性たちとの会話のネタとしても、今後ずっと使えると思いました。
 
育休といっても、まったく仕事をしないわけではなく、仕事量を減らした感じです。
 
・毎週のオンライン通学コースのレッスンを1ヶ月間お休み
 
・毎月のZoomセミナーを3ヶ月間お休み
 
という感じにして、ブログ記事の執筆や、YouTube動画の作成は引き続き継続しました。
 
今回の育休プランは大々的に告知したわけではありません。
 
オンライン通学コースのメンバーと、毎月のZoomセミナーに参加してくれているメンバーのみにお知らせしました。
 
なので、ブログ記事読者の方々のほとんどは、僕が育休を取っていたことを知らないと思います。
 
この1ヶ月間の育休で、色々と学びがあったので、それをシェアします。
 

男性の育休のイメージ

僕が育休を取る前の「男性の育休に対するイメージ」は、こんな感じでした。
 
・「子煩悩なイクメンが取る休暇」というイメージ。
 
・育休中には子どもに時間と気持ちのリソースを向けることで、親子や夫婦の絆が深まるイメージ。
 
・子どもが泣いても「ホッホッホッ!」と余裕の笑みを浮かべて優しく見守る、心の広い父親が取るイメージ。
 
・育休明けには、子どもの目を通じて、純粋な視点世界を見れるような、悟りを開いているイメージ。
 
そんな勝手な思い込みがありました。
 
今考えると、1ヶ月休みを取ったぐらいで、人間の内面が急激に変われるわけはありません。
 
でも、なんとなく上記のイメージに自分が近づけるような学びがあると思っていたのです。
 
ところが、実際に取ってみると、僕が最初に予想していたのとは、まったく違う学びが待っていました。
 
そしてそれは、決してラクなものではありませんでした。
 
もちろん、子育てがラクだと期待していたわけではありません。
 
大変だけど、子育てを通して、心が充実すると思っていたのです。
 
ところが、その肝心の心の部分が、まさかの方向に向かっていきました。
 
 
・・・つづく
 
 

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