from 師範代Shinya
先日、浦島久先生の英語学校「JOY」が主催するZoomセミナーに参加しました。
JOYでは、毎月違う業界のゲストを呼んで、英語の習得のコツを披露するオンラインセミナーを開催しています。
これまでにセミナーを披露してくれた先生達の職業の一例を挙げると、
・歌手
・同時通訳者
・落語家
・大学教授
・ベストセラー著者
などなど、まったく違う業界で活躍する一流の人たちが登壇しています。
もちろん、みんな仕事で日常的に英語を使っている人たちです。
一見、英語と関係なさそうな職業でも、英語を組み合わせることでユニークなポジションを築いています。
違う職業の人たちが、それぞれの視点での英語の学び方について解説するセミナーは、他では見たことがありません。
JOY学院長の浦島先生の人脈の広さと言って良いでしょう。
(ちなみに、僕とサヤも「瞬間英作文」のテーマで、JOYのオンラインセミナーをやらせていただいたことがあります。)
そして今回、「ラジオのDJ」の世界で一流の人が講師として登壇しました。
その名は、「タック・ハーシーさん」です。
ラジオDJは帰国子女?!
ラジオのDJは、よく日本語と英語の両方をミックスして話すことがあります。
そしてなぜか、英語の発音がめちゃくちゃカッコ良く聞こえることが多いです。
まるで、洋画のトレーラー(30秒ぐらいの宣伝映像)でナレーションをする人のように聞こえます。
僕は昔、ラジオから流れてくるDJの人たちのカッコいい日本語&英語の発音を聞いた時には、
「DJをやる人たちは、みんな帰国子女なんだろうな。」
と信じていました。
ところが、そうでもないらしいのです。
日本で生まれ育った「純ジャパ」の人でも、カッコイイ英語発音を手に入れて、ラジオのDJとして活躍しているケースもあるということが、後からわかりました。
そして、今回のJOYのセミナーで登場した「タック・ハーシーさん」も、実は純ジャパらしいのです。
鳥肌もののカッコ良さ
僕は今回、Zoomセミナーが始まったと同時に、タックさんの世界に引き込まれてしまいました。
まずタックさんの声の良さに、僕はパソコンの前で「おぉ~!」と声をあげてしまいました。
なんというか、すごく雰囲気がある声です。
心地よく耳に入ってくる声のトーン。
めちゃくちゃ「イケボ」です。
ある程度予想はしていましたが、こうして目の前で聞いてみると、迫力があります。
そして、タックさんは最初の方で、かなり長い英語のセリフを披露してくれました。
それを聞いて、僕は感動しました!!
発音がめちゃくちゃ良いのです!
目をつぶると、アメリカ人男性が目の前でしゃべっているような気がしてきます。
鳥肌もののカッコ良さです!!
「あーこれこれ!自分がバイリンガルだと信じていたラジオのDJの雰囲気だ!」
と思いました。
テンポが良くて、耳にスーッと入ってくる声が、本当にラジオを聞いているかのような気分になってきます。
1人語りの上手さ
僕はしばらくタックさんのしゃべりを聞きながら、もう1つ驚いたことがありました。
それは、1人語りの上手さです。
JOYのZoomセミナーは毎回、多人数の方が参加するため、全員ミュートでカメラはオフで参加します。
そして、質問や感想がある場合は、講師の方とチャットボックスでやりとりします。
・1人でパソコンの前で話し続ける
・チャットボックスの質問やコメントを常にチェックして拾う
この2つのスキルは、講演やレッスンとは別物です。
感覚がまったく違うからです。
レッスンでは目の前に生徒さんたちがいて、お互いに顔を見ながらしゃべります。
講演会でも、参加者の人たちの表情やリアクションを見ながら話すことができます。
一方で、Zoomでのセミナーは参加者のリアクションがまったく見えません。
そのため、ふだん人前で話すことに慣れている人でも、Zoomセミナーではやりにくく感じることが多いのです。
話しながらチャットボックスを定期的に確認して、コメントや質問を拾っていくのも、慣れないと難しいです。
でも、タックさんはこの環境で、水を得た魚のように生き生きと話し続けていました。
すごく自然で、常にこちらに語りかけるように話しています。
僕はしばらく聞き続けているうちに、気付きました。
「そうか!この環境は、タックさんの得意な場所なんだ!
ラジオDJは、視聴者の顔が見えない状態で、ずっと話し続けなければならない。
さらに、自分が話すだけではなく、視聴者から寄せられたコメントや質問をチェックして、ちょうど良いタイミングで拾っていくスキルも必要になる。
このZoomセミナー環境は、タックさんの得意フィールドなんだ!!」
と。
特に感じたのは、コメントの拾い方でした。
チャットボックスに入った質問やコメントを、絶妙なタイミングで拾って読み上げていきます。
さらに、読み上げて答える時にも、すごく親近感があるしゃべり方をするのです。
僕もチャットボックスに2回ぐらい質問を入れたのですが、タックさんが拾って答えてくれている時には、まるで1対1で話しかけられているような感覚になりました。
そして、ラジオ番組に投稿した自分の質問が採用された時のような、「特別感」がありました。(実際にラジオ番組に投稿した経験はありませんが)
このカッコ良い声で、自分の質問が読み上げられている!そして、答えてもらえる!というのは、嬉しいものです。
僕は、どんどん「タックワールド」に引き込まれていきました。
そしてもちろん、英語の発音レクチャーもありました。
その詳細は、また次回!
・・・つづく。
p.s.今回、僕が感動したタックさんのZoomセミナーの録画を見ることができます。お申し込みは、JOYのページから
↓↓↓
https://www.joyworld.com/news/2023/04/post-51968.php
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