from 師範代Shinya
※今回は息抜き記事です。
先日、3年ぶりに「販売員のいるリアル店舗」で、服の買い物を体験しました。
人と話しながらの服の買い物は、本当に久しぶりです。
僕は2019年の秋にスーツ一式を新調し、同じ年の冬に、私服もマルイで一式新しく揃えました。
その直後、パンデミックが起こり、オンラインがメインの生活になってしまいました。
その結果、私服を着て外へ出る機会が激減したのです。
加えて、2021年に娘が生まれたことで、なおさら休みの日に外出する機会が減りました。
外出する機会は、ベビーカーで家の周りを散歩する時と、スーパーに食料品の買い出しに行く時ぐらいです。
どちらも、マルイのブランドのオシャレ服を着て行くような場面ではありません。
赤ちゃんが家にいると、自分の服が汚れる機会が増えます。
ミルク、ヨダレ、鼻水、などが自分の服に付くことは避けられません。
当然、値段の高いオシャレ服はもったいなくて、着ることができなくなります。
娘が生まれて以来、休みの日も、昔ユニクロで買った服の上下を着て1日過ごすことが増えてきました。
おそらく、パンデミックと子育てが重なった人たちは、僕のように服に無頓着になる人の割合が増えているような気がします。
僕も一応、アパレル業界でトータル9年半働いていたのですが、今ではすっかり服に無頓着になってしまいました。
たまに、外を散歩中に「小さな赤ちゃんを連れながらも、オシャレ服でバッチリ決めている夫婦」を見かけると、偉いなぁ~と思います。
手持ちの服だけでもけっこうやりくりできる
この3年間、まったく服を買っていなかったにも関わらず、特に困ることはありませんでした。
手持ち服の中だけで、やりくりできると気付いたのです。
僕はこれまで、服は「飽きて着なくなったら捨てる」という方式でした。
たとえば夏服だったら、2年連続で1度も着なかった服は、思い切って捨てる、というルールを設けていました。
そうしないと、次々と服が増えて在庫管理コストが増えてしまうと思ったからです。
でもここ数年は、「穴が空いたりほつれたりして、物理的に着れなくなったら捨てる」という方式に切り替えました。
店長時代の思い出の服たち
潔く捨てるルールを決めている一方で、僕の手持ち服の中には、15年以上前に買った服もまだあります。
自分がジーンズショップの店長時代に「店の月間売上目標を達成するために、自腹で買った自社製品たち」です。
当時の店長たちは月末になると、けっこうこの「セルフ買い」をやって、強引に売上目標を達成させていました。
月間目標を達成すると、インセンティブが出て、翌月の給料に足されました。
そのインセンティブの金額の範囲内で売上目標が達成できる時には、迷わず自分の店の服を買っていました。
その頃に買った服で、まだ生きているものがあったのです。
それらの服を見ていると、当時の店長仲間やスタッフの顔が今でも浮かんできます。
僕はこれらの服を1シーズンに1度ぐらいは着て、懐かしさを感じていました。
「今こそ、あの頃の服が役立つ時だ!」と思い、この3年間は当時のTシャツやジーンズなどをヘビーローテーションで着ていました。
さすがに15年たつと生地が痛みやすくなっているせいか、洗濯を繰り返す中で、だんだん小さな穴が空いてきたりして、普通に着ることができなくなってきました。
洗濯しない秋冬物アウターも、えりのあたりの裏地がすり切れて、ボロボロになってきたり、どんどん限界を迎えていきます。
僕の手持ちの服は、この3年間で少しずつ減っていきました。
とはいえ、私服は着る機会がないので、まだあと2年ぐらいは今の在庫で行けそうです。
ところが、急に服が必要になる事態が発生しました。
急に必要になった服
パンデミック以降、ずっとなくなっていたマジックショーの仕事が、ついに復活し始めたのです。
マジックショーでは、ポケット付きのジャケットが欠かせません。
色んなアイテムを出したり、隠したりするのに、ポケットが絶対に必要だからです。
僕は、マジックショー用に「黒いテーラードジャケット」を何着か持っています。
テーラードジャケットはメンズ服の定番でデザインが流行に左右されにくく、長く着れる上に、何にでも合わせやすいからです。
ところが!数年ぶりに押し入れから引っ張り出した、唯一の「冬物テーラードジャケット」が、いつの間にかすごいことになっていました!
ところどころ変色してしまって、白っぽい斑点ができていたのです。
拭いても取れる気配はありません。
ベロア素材なので、ムリに擦ると表面が毛羽だってしまいます。
ネットで調べてみましたが、どうやらカビや経年劣化などの現象のようです。
もう、この服は寿命ということです。
僕は、緊急で冬物のマジックショー用のテーラードジャケットが必要になりました。
そして、強制的に、3年ぶりのショッピングに繰り出すことになりました。
・・・つづく。
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