【英語学習は毎日6時間勉強できないとダメ?僕がMAX1時間半で英検1級まで行けた理由】

from 師範代Shinya

英語の先生や、短期間で圧倒的な成果を出している英語学習者の方が発信している内容で、

「英語学習は短距離走です。最低でも毎日6時間はやりましょう。それができないなら、そもそも英語習得に向いていません。」

そんな言葉を聞いて、自分には到底ムリだと思い、ヘコんでしまいました・・・

という声を聞くことがあります。

日本にいながら英語を短期間で身につけた達人たちの口から出た言葉を聞いて、

「6時間なんて取れない・・・。」
「やっぱり自分は本気度が足りないのかな。」

と思ってしまうのは、当然のことです。

まず、ここはハッキリ言います。

1日にそんなに長時間やらなくても、英語は身に付きます。

もちろん、1日6時間やる人たちを、僕は否定しません。
実際、それだけやって短期間で成果を出している人もいます。
僕が以前インタビューさせてもらった方の中で、毎日9時間勉強している人もいました。(フルタイムで仕事をしながら!)

本気で短期間に伸ばすなら、圧倒的な量が必要な局面もあるとは思います。

ただ、それが「全員の最適解」かどうかは、別の話です。

今日は、僕自身のケースを書きます。

僕は1日の英語学習時間をMAX1時間半に設定し続けました。
それでも、ゼロスタートで5年後に英検1級まで到達できました。

「圧倒的な成果のインパクト」という点で言えば、「ゼロスタートで2年以内に英検1級合格!」みたいな方が、インパクトがあるでしょう。

でも、僕自身はそういう極端なやり方は自分に向いていないと分かっています。
ムリすると、すぐに体調に影響が出るからです。

ということで、僕は「ムリしない」「他のことを犠牲にしない」をモットーに、今も英語学習を続けています。

「続けられるのも、才能ですよね。」と言われることがありますが、これは才能の話ではありません。設計の話です。

 集中力には生理的な波がある

人間の集中力には、生理的なリズムがあります。
「ウルトラディアンリズム」と呼ばれ、約90分前後で覚醒度が上下すると言われています。

もちろん個人差はあります。
でも、高い集中状態を何時間も維持するのは、誰にとっても簡単ではありません。

6時間できる人は、

・集中持続型の気質を持っている
・すでに鍛えられた神経系を持っている
・その時間を確保できる生活環境がある

そうした条件が揃っている可能性があります。

それは素晴らしいことです。
でも、全員が同じ条件ではありません。

僕は、自分の集中の波を観察した結果、
1日にMAXで1時間半が、一番質を保てると分かりました。

だから、そこに合わせました。

ちなみに、31歳で仕事を辞めてカナダ留学を決めた時だけ、1日の勉強時間を増やしたことがあります。

会社を退職後〜カナダへ出発するまでの空白の3ヶ月間は、短時間のアルバイトをしていたので、自由時間が多かったのです。
その時期に1日の勉強時間を3〜4時間まで増やしました。

ところが、2週間も持たずに、僕は体調を崩してしまったのです。
急にご飯が食べれなくなり、病院に行ったら、「ストレス性の胃炎」と診断されました。
僕はどうやら体質的(性格的?)に、長時間集中が向いているタイプではないようです。

「留学前に体調を崩しては、本末転倒だ!」ということで、もう一度1時間半に戻しました。
その1時間半の間も、30分ごとに休憩を入れて細切れにして、さらに勉強メニューも変えるようにしました。すると、ストレスが軽減していくのを感じたのです。

その後、体調は回復し、カナダ留学中もずっと元気に過ごせました。

カナダ滞在中も、スクールの授業であまり気合いを入れて集中しすぎないように、気をつけていました。

他の国からの留学生や先生もけっこうリラックスしているというか、授業中にあくびをしたり、いい加減な雰囲気だったのも、僕にとってはプラスに働きました。

帰国後も、TOEICや英検の受験の本番の日は、朝から予習は一切しないで、その日の英語タイムは「テストを受けている時間だけ」になるようにしました。

その方が、僕は自分のリズムに合っていると感じます。

 長時間よりも「分散」が強いという研究

心理学のメタ分析では、「まとめて長時間やる学習」よりも、「時間を分けて繰り返す学習」の方が、長期記憶の保持に有利だと報告されています。

もちろん、1日6時間を短期間やる方法が合う人もいます。
でも、1時間半を毎日積み上げる方法が合う人もいます。

どちらが正しいかではなく、どちらが「自分にとって再現できるか」です。

僕は後者でした。

 熟達研究が示す「高密度練習の上限」

熟達研究で知られるアンダース・エリクソンの研究では、高度な集中を要する練習は長時間続けにくいことが示されています。

トップレベルの音楽家でも、高密度練習は1日3〜4時間が上限だったという報告があります。

ここで大事なのは、

6時間机に向かうことと、6時間高密度で脳を使うことは、同じではないということです。

僕は、自分の1時間半を「高密度」にすることに集中しました。

音読。
瞬間英作文。
イメージ英文法。

やることを決め、迷わず、淡々と。

短くても、濃く。
これを5年間積み上げた結果、英検1級に合格できました。

 習慣は「爆発力」より「継続設計」

習慣形成の研究では、行動が自動化するまで平均66日ほどかかるという報告があります。
しかも個人差は非常に大きい。

6時間を3か月やる方法が合う人もいます。
それで一気に伸びる人もいるでしょう。

でも、

6時間を続けられずに自信を失う人もいる。
1時間半なら毎日できる人もいる。

僕は後者でした。

長時間集中はムリ。

でも、1日1時間半を止めなかった。

この「止まらない設計」が、結果を連れてきてくれました。

 最適な勉強時間は、人それぞれ

学習効率は、

・集中持続特性
・ワーキングメモリ容量
・睡眠
・生活環境
・ストレス負荷

などによって変わります。

同じ6時間でも、吸収量は全員違う。

だから、最適時間も違うのです。

6時間やる人が正しい。
1時間半の人が甘い。

そんな単純な話ではありません。

 僕の結論

英語学習は、量も大切です。
短期間で伸ばしたいなら、負荷を上げる局面もあります。

でも、それ以上に大切なのは、

「自分が続けられる設計かどうか。」

僕は1日1時間半が最適でした。

6時間できる人は、ぜひやればいい。
それは本当にすごいことです。

でも、もしあなたが
「6時間できない自分はダメだ」と感じているなら、

それは能力の問題ではありません。

あなたに合った設計を、まだ見つけていないだけです。

英語学習は、「勉強量のマウント合戦」ではありません。

あなたの脳と、あなたの生活に合った時間を見つけること。
それが、いちばん強い学習法です。

僕はそうやって積み上げました。

あなたも、あなたの最適時間で大丈夫です。

P.S.

「具体的に何をどのぐらいの時間勉強すればいいか分からない」という状態なら、まずはここから始めてみてください。

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