from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
トークショーが始まると、松本先生のスイッチが入ったのを感じました。
立て板に水のごとく、スムーズに話し始めて、「人前で話すモード」になっているのを感じたのです。
控え室での雰囲気との切り替えのギャップに、驚きました。
その直後、もう1つの感動ポイントがやってきました。
それが、「掛け合い」の上手さです。
絶妙なタイミングで、松本先生が僕に話題を振ってくれるのです。
事前の打ち合わせで、ある程度話しておいた内容を、スムーズに話せるような形で僕に聞いてくれるのです。
僕は、このような形でトークショーをしたことがなかったので、とても新鮮でした。
ちなみに、今回のトークショーは特にリハーサルなどはなく、ぶっつけ本番でした。
そして、本番中に松本先生のアドリブの掛け合いのスキルに驚いたのです。
これまでのコラボ経験値
僕は、途中でハッと気づきました。
そういえば、NHKの英語番組では、いつも松本先生が一人ということはありません。必ず共演者がいます。
その共演者の方々と息を合わせながら話して、番組を進行することが、松本先生がこの数十年間続けてきたことなのです。
共演者には、色んなタイプの人達がいたことでしょう。
その中で、松本先生はどんな人にもその場で合わせながら話すスキルを習得したんだと思います。
これまで1人で講演やセミナーをすることが多かった僕にとっては、一番の心配事項は、「自分が松本先生と息を合わせられるかどうか?」でした。
でも、トークショー開始5分で、その心配は吹き飛びました。
僕は、松本先生に身を任せて話せる安心感を得たのです。
また、久々のリアル対面イベントで緊張している僕とは対照的に、松本先生はすごくリラックスしているのが伝わってきました。
それもまた、僕の緊張を解きほぐしてくれました。
僕はこれまで、こういう講演会のようなものは、一人でやる方が得意なタイプだと自己分析していました。
でも、今回のトークショーを通じて、「組む人が良ければ、こんなにやりやすいものなのか!」ということが、よく分かりました。
会場のアカデミックラウンジの良いポイント
今回の会場のアカデミックラウンジは、登壇者との距離の近さが良いと思いました。
長細いテーブル席になっているので、僕の目の前2メートルぐらいの場所に、一列目の方がいます。
一人ひとりとアイコンタクトもできるし、一番後ろの人の表情も確認できるぐらいの距離感です。
座り席と合わせて、トータル約30名の参加者がいましたが、全員と目を合わせることができました。
また、後ろの立ち見席の方々以外は、全員座っているので、同じ目線でお話ができます。
講演会というのは、参加人数が多ければ多い方が良いと思っていましたが、今回のアカデミックラウンジのような、定員が少人数で距離が近い会場というのも、良いかもしれない!と気づきました。
ちなみに、インテリアもかなりイケています。
サヤに撮ってもらった写真を後から見返して気づいたのですが、僕らの背景の棚も、デザインがオシャレで、学習意欲を高めるようなアイテムが置いてありました。
学者が読むような雰囲気の分厚い本が数冊、顕微鏡、双眼鏡、はかりなど、「アカデミック」という言葉どおりのイメージのアイテムが、キレイに並べられています。
参加者の目線で見ると、「勉強している感」が高まって、モチベーションが上がるのではないかと思います。

何というか、「特別な場所で勉強している感」が感じられると思います。
2022年にオープンしたばかりの、新しいラウンジなので、机や椅子などの家具もキレイです。
イベント開催時以外の時間帯にも、一般のお客さんが無料で使えるスペースらしいので、英語の自習をしたりするのに良いかもしれません。
僕も何度か新宿紀伊國屋に来ていますが、アカデミックラウンジの存在は、気づきませんでした。
3階のエリアの中でも、だいぶ奥まった窓際のエリアにあるので、普通に回っていると存在に気づきにくいのかもしれません。
このアカデミックラウンジでは、毎週何らかのイベントが行われているらしいので、僕も今度は参加者として自分が興味があるジャンルのセミナーや講演会に来てみようかな、と思いました。
プチセミナーの雰囲気
そんなアカデミックラウンジで、僕の用意した「Core1900 ver.6の使い方プチセミナー」を開催しました。
15分程度の短い時間ですが、ニュース英文を読むのが初めての方向けの、ライトな勉強法をお伝えしました。
みんなで一緒にやってみよう!という体験型のコーナーで、まさにこのアカデミックラウンジで行うにはピッタリの内容でした。
皆さん集中した様子で参加してくれて、僕もすごくやりやすかったです。
これは後からQ&Aコーナーやサイン会の時に皆さんと話して知ったのですが、参加者の方々は全体的にかなりレベルが高いことが分かりました。
お仕事のプレゼンを英語で行う方や、英語の先生、TOEIC800点ホルダーの方などが多く参加されていました。
Core1900は、ニュース英語や書き言葉の英語に初めて触れる方向けの位置づけです。
ただ、僕のように長年のシリーズファンも多いので、新刊が出る度に買う人もいます。おそらくCore1900の前のバージョンをやって英語力を上げた方々も参加していたと思われます。
こういう長年のファンがいる英語テキストシリーズというのも、珍しい存在だと思います。
・・・つづく。
※僕がアカデミックラウンジで行ったプチセミナーの本格バージョンを体験できる動画セミナーは、こちら
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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