from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回の記事では、オンライン英会話レッスンと、オンラインゲームの相性が良い理由をお伝えしました。
オンラインゲームは、
・リアルタイムでプレイできること
・プレイ中には言葉によるコミュニケーションが必要なこと
・相手との共同作業で一体感が生まれやすいこと
この3つの要素があるので、オンライン英会話と組み合わせやすいのです。
僕がこの手法を知ったのは、最近出たばかりの新しい英語学習法の本、
を読んだのがきっかけです。
この本の著者は、僕が前に読んで衝撃を受けた本「英語イメージリンク」シリーズの遠藤雅義先生です。
英語イメージリンクのシリーズ本では、英文法をルールの丸暗記ではなく、ネイティブ感覚のイメージで覚えていく手法を解説しています。
特に僕が最初に出会った本「英会話イメージトレース体得法」では、日本語と英語の語順が逆になる理由が分かりやすく解説されていて、衝撃を受けました。
僕が知る限り、英語の語順が日本語と真逆になる理由を論理的に解説した本は、他に見たことがありません。
この本を読むことで、英会話をよりシンプルに、より正確な文法で話すことができるようになると思います。
遠藤先生は、他の英語の先生とは違う着眼点で英文法を見て、分かりやすく言語化&イラスト化する才能があります。
そんな遠藤先生が今回、初めて「英会話レッスンの活用法」について書かれたのが、この本「マイクラ英会話のすすめ」です。
当然、普通の英会話本とは違う着眼点で書かれています。
世界中にプレイヤーがいる「マインクラフト」
遠藤先生が提唱する英会話習得法は、オンラインゲームと英会話レッスンをかけ合わせたものです。
さらに、オンラインゲームの中でも「マインクラフト(通称マイクラ)」というタイトルのゲームをおすすめしています。
マイクラが英会話レッスンと相性が良い理由は、3つあります。
①世界中にプレイヤー数が多いので、マイクラをやっている先生に出会える確率が高い
②共同作業が多いので、ゲーム中に自然に英会話ができる
③老若男女問わず楽しめる内容
という3拍子が揃っているのです。
特に①に関しては、プレイヤー人口はなんと1億4,000万人です。
日本の人口を超える人数が、世界中でマイクラのゲームをやっているのです。
この数字のインパクトは、相当なものと言えるでしょう。
2,000万人でもかなりすごい
1つの比較対象として、2,000万人という数字と比較してみましょう。
僕が去年の前半まで自分の音読トレーニング用教材として使っていた、ネイティブ向けの洋書があります。
タイトルは、「The 5 Love Languages(5つの愛の言語)」で、内容は、男女の心理学です。
離婚の危機を迎えた夫婦が、関係を修復して再び愛を取り戻すための心理カウンセリングのエキスパートである「ゲーリー・チャップマン博士」のベストセラー本です。
この本はなんと、広告を一切かけずに、読者のクチコミだけで広がり、世界中で2,000万部も売れました。
今では、アメリカの大学の心理学科のテキストとしても採用されているそうです。
2,000万部売れたこの本の話題を英会話レッスンで僕が出すと、アメリカやイギリスなどの英語圏の先生たちの2人に1人は「知ってる」「読んだことがある」「実践している」と答えてきます。
僕は英語の原書を通しで30回読んでいるので、このトピックに関して深いところまで英語で語り合えます。
世界中の先生たちと、この話題で盛り上がることができるのです。
僕は、この2,000万部という数字のパワーを肌感覚で実感しています。
世界中でここまで認知されている本を、僕は他に知りません。
(日本では、この本はほとんど知られていないようです。やはり日本は、ガラパゴス化した特殊な文化と市場を持つ国なのかもしれません)
2,000万人が読んでいる本で、これだけの認知度なわけです。
マイクラのプレイヤー数は7倍!
その本の7倍もプレイヤー人口がいるのがマイクラなのです。
「マイクラプレイヤーの英会話の先生に出会える率」が高いのは、うなずけます。
そして、この「マイクラ英会話のすすめ」の本の面白いところは、特殊な英会話スクールを選ぶ必要が無いことです。
「普通のオンライン英会話スクールの普通のレッスン」を申し込みながらも、マイクラ英会話のレッスンをする手法が載っているのです。
どの英会話スクールも、普通の英会話レッスンプランが一番安く受けられます。
これにより、コスパ良く、マイクラ英会話を楽しめることになります。
・・・つづく。
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