【日本に移住した外国人が経験するツラさ①】

from 師範代Shinya

先日、面白いYouTube動画を見付けました。

日本人の奥さんと外国人の旦那さんの2人が、日本文化について英語で海外の人向けに発信している動画です。

ふだんは奥さんが1人で発信していますが、たまに旦那さんが登場する動画もあります。

そして今回僕が発見したのは、旦那さんが日本に移住した時に感じたカルチャーショックを、本人の口から語る動画です。
↓↓↓
Why you’ll HATE living in JAPAN

(なぜ、日本に住むのが大嫌いになるのか?)

タイトルから分かる通り、これも外国人に向けた動画です。

大好きな日本に海外から移住してきた外国人が、ウキウキしている気分から、カルチャーショックを受けて本国に帰りたくなるまでの心理状態を、分かりやすくグラフで描いています。

これから日本に住む予定の人、あるいは今もう住んでいる人にとって、気になるトピックだと思います。

興味がある人が多い証拠に、この動画は現時点で959万回再生&2万2,000コメントが付いています。

そして僕の予想では、この逆パターンもあると思うのです。

つまり、日本人が英語を身に付けて、憧れの国に移住した場合、その後カルチャーショックを感じてヘコむことは、高い確率である気がします。

移住後の幸せ度の変化

この動画の中では、夫のミスター・イーツさんが日本で経験したことを元に、日本に移住した外国人の「幸せ度の変化」をグラフとステージで表しています。

この幸せ度の変化は、僕がこれまで日本に住んでいる外国人の友達や同僚から聞いてきた話と、ピッタリ同じです。

遅かれ早かれ、多くの人たちがカルチャーショックを経験しているようです。

この動画を見ると、海外移住するということがどういう感覚なのか?

それが見えてくると思います。

動画は全編英語なので、内容をまとめて僕の感想をからめてお伝えします。(リスニング練習のために、イーツさんの動画を見て、英語を聞いてみるのもオススメです。イーツさんの発音は聞き取りやすいです。)

ステージ①日本に恋する時期

この時期は、日本に移住する前~移住直後までのステージです。

このステージは日本文化に魅了されて、「恋をしている状態」です。

日本のアニメ、ゲーム、和食など、海外でも広く知られている文化の部分に魅了されて、日本に対する「好きな感情」がどんどん強くなっていきます。

そして恋の炎が抑えきれなくなり、ついに日本に住む決断をするのです。

日本に来たばかりの頃は、見るもの聞くものすべてがキラキラしていて、幸せ度がマックスになります。

渋谷のスクランブル交差点を見て圧倒され、大喜びする外国人も多いようです。(確かに、僕も渋谷のスクランブル交差点に行くたびに、目をキラキラさせた外国人たちが写真を撮っている姿を目撃します)

日本で経験する1つ1つのことが、ワクワクする冒険のような感覚で、楽しくて仕方ありません。

これを、イーツさんは「ハネムーン期」と呼んでいます。

まさに、男女が出会って恋に落ちてから、ついに付き合い始めた頃の心境に似ていますね。

この頃のイーツさんの環境は、日本の田舎エリアに住み、温かい人間関係に恵まれて、幸せを感じていたそうです。

さらに、英語の先生としての仕事も楽しくて、公私ともに充実した生活を送っていました。

ところがしばらくすると・・・

ステージ②カルチャーショックでイライラを感じる時期

新しい体験に対するワクワクが続くのは最初にうちだけで、そのうちだんだん慣れてきます。

最初に日本に来た時には新鮮だったことが日常になり、気持ちが落ち着くに従って、現実が見えるようになってきます。

そして、最初に魅力的に見えていた部分にさえ、イラ立ちを感じるようになるのです。

この時期になると、まるでステージ①の感情がウソだったかのように、落ち込みや怒りを常に感じるようになり、本国に帰りたくなる衝動に駆られるそうです。

そして実は、イーツさんの中にあった「日本に対する恋の炎」が消えてイラ立ちを感じ始めたきかっけは、「パートナーである奥さんに出会ったこと」がきっかけだそうです。

 

・・・つづく

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。

    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください