【最近感じた「洋書が読めるメリット」②】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

前回の記事では、日本語でも英語でも、1日の時間の中では「自分が話している時間」よりも、「読んでいる時間」「聞いている時間」の方が長いことをお伝えしました。

しゃべることを職業にしている人でない限りは、おそらく言語を使う時間は「読み」の方が長いでしょう。

そしてもう1つ、内容にも決定的な違いがあります。

それは、「読む内容を書いた相手」と「自分が直に話す相手」との内容の違いです。

・自分が日常的に話す相手 = 友達、家族、会社の人

・自分が日常的に読む内容の書き手 = 著者、ニュース記事ライター、広告ライターなど

という違いがあります。

書いている人は専門家

自分が日常的に読む文章を書いている相手は、「プロの書き手」や「そのジャンルの専門家」なのです。

この点が、日常で話す相手と決定的に違う点です。

友達を相手に話す内容と、プロの書き手が書いた内容では、当然まったく違います。

どちらがの内容が良い or 悪いとかではなく、目的が違ってくるのです。
・友達や家族との会話の目的は、その相手との人間関係を深めたり、おしゃべりを通してガス抜きをすることにあります。

・読む場合の目的は、欲しい情報を専門家から教わることにあります。

ニュース記事であれば、世の中で今何が起こっているのかを、分かりやすく解説してもらいたい。

広告文やレビュー記事であれば、自分が今気になっている商品について、よく知っている人の書いた内容を読んで、買う価値があるかどうかを知りたい。

実用書であれば、自分が知りたい情報を専門家から学びたい。

小説であれば、物語の専門家の書いた文章を読んで感動したい、などです。

つまり、読む内容の方が専門性が高くなります。

著者に会えると感動する

自分の大好きな本の著者と会えたら、感動します。

僕も今まで、気に入った本の著者のセミナーや講演会に何度か参加したことがありますが、毎回、感動していました。

日常では絶対に話す機会のない相手と握手したり、自分の想いを伝えられるのは、嬉しいものです。

特に本の著者は遠い存在に感じることが多いので、自分の目の前にいるというだけで、すごく特別な気分になります。

逆に言えば、「日常生活では絶対に話す機会のない専門家」の著者から手軽に教わることができるのが、本の最大の魅力なのです。

本を読むことは、自分の人生の外側にいる人、日常では絶対に出会えない人から、直に教えを受けるのと同じ効果があります。

そして、洋書を読めるようになると、アクセスできる専門家の数と範囲が、一気に広がります。

洋書を読めるようになると、世界で売れている本の著者の考えを直に知ることができるのです。

日本語翻訳版との違い3点

「でも海外で売れている本は、ほとんどが日本語に翻訳されているんじゃない?別にムリして原書で読まなくても、日本語版を読めばいいじゃん!」

と思われたかもしれません。

僕も最初はそう思っていました。

ただ、実際に自分が洋書を読めるようになり、日本語翻訳版と読み比べるようになって、明らかに違いを感じるようになりました。

その違いとは、次の3点です。

①原書の英語のニュアンスが、日本語では伝わりづらいことがある。(原書を読んでみてビックリ!だいぶ違うニュアンスだなぁと感じる)

②英語を翻訳した本は、どうしても独特で不自然な日本語になりがちで、全体的に読みづらくて頭に入ってこないことがある。(英語だと驚くほどすんなり入ってくることがある)

③洋書を翻訳すると、日本語版はページ数の関係でビックリするぐらい省略されていることが多い。(洋書の原文を読むと、新しい発見が多い)

ということです。

この違いにより、本のメリットである「著者から直に教えを受ける」という部分が、少し弱まってしまう気がするのです。

これは実際に僕自身が感じていることですが、本当に驚くほど本の印象が変わることもあります。

特に最近、このことを強く感じる出来事がありました。

次回は、僕自身の体験談を交えて、上記の3点を詳しくお伝えします。

 

・・・つづく

 

「英単語力&リスニング&文法&発音&リーディング」を一度に伸ばせる一石五鳥の動画セミナーはこちら

↓↓↓

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。

    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください