
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
MacBookは、Windowsパソコンとはレイアウトや操作方法が全然違います。
画面を閉じるボタンの位置はお互いに真逆の位置にあります。
キーボードの各ボタンの名前や配置も、わざとかと思うぐらい違います。
世界中のパソコンを統一した規格を作ってくれたらいいのに・・・と思うぐらい、違うのです。
それはまるで、英語と日本語のようです。
英語と日本語は、発音体系も文法もまったく共通点がありません。
世界中で一番遠い言語同士、と呼ばれています。
だからこそ、「英語と日本語の両方を話せるバイリンガルになる」ことには、希少価値があるのです。
パソコンのバイリンガルになる
MacBookとWindowsパソコンも、似たような感じがあります。
僕は、操作法でまったく共通点がない2つのパソコンを、毎日行ったり来たりしながら使い続けていきました。
・書類仕事は、持ち運びやすいMacBook
・動画編集やZoomを使う時には、17インチの大型Windows
という役割分担で使い続けてきたのです。
そして、この5年間で僕は、徐々にMacBookとWindowsのバイリンガルになっていきました。
不思議なもので、MacBookの画面を開くと自然に脳のモードが切り替わって、
・ブラウザーを閉じるボタン=左上(Windowsは右上)
・コピーする時=コマンドボタンと同時にCボタン(Windowsはコントロールボタン)
・カタカナにしたい時には、コマンドボタンと同時にF7ボタン(Windowsは無変換ボタン)
というように、勝手に身体が動くようになっていました。
それが当たり前すぎて、最初使いづらかったことすら忘れるほど、身体が慣れていったのです。
たまに妻のサヤに僕のMacBookを渡して操作してもらうと、
「何これ!めっちゃ使いづらい!どこ押せばいいの?もう、MacBookやだ!」
と、すごく嫌がります。
サヤのそういう姿を見ると、自分も最初はそうだったんだよなぁ~と思い出します。
そのぐらい、MacBookは僕の身体に馴染んでしまったのです。
馴染むと同時に、大事なデータがどんどんMacBookの中に移動されていきました。
以前はWindowsの方がやりやすいと思っていた作業まで、MacBookが担うようになっていったのです。
だからこそ、今回のディスプレイ故障には、背筋が凍り付きました。
まるで自分の手足がケガしたような気分になったことに、自分でも驚きました。
もう僕は、MacBookなしでは生きられない身体になってしまっていたのです。
ワクワクしないApple製品
これは僕だけなのか?他にも同志がいるのか分かりませんが、僕はApple製品を買い換える時に、全然ワクワクしません。
iPhoneを買い換える時にも、「もういよいよダメになってきた」というギリギリのタイミングで買い換えたのですが、別に全然ワクワクしませんでした。
数年前にiPadが突然壊れた時にも、必要に駆られてすぐに新型に買い換えましたが、ワクワクよりも「余計な出費が増えたな」というネガティブ要素の方が上回っていました。
そして今回、MacBookが壊れた時にも、「あぁ、新しいのを買わなきゃダメなのか・・・ヤダだな」と感じてしまったのです。
これがカメラとかなら、内心「やった!これで新型に買い換える理由ができたぞ!」と心躍るのですが、なぜかApple製品はそう感じたことがありません。
別に買い換えたからといって、僕の用途ではそんなに違いを感じづらいからかもしれません。
正直、5年前のMacBookでも、パワーが足りないとか、スピードが遅いとか感じたことは一度もありませんでした。
iPhoneもiPadも同じです。
すでに、僕の用途ではオーバースペックになっています。
実際に、僕が今使っているスマホはiPhone12で、もう5世代前になりますが、バッテリーがヘタってきている意外は特に問題を感じていません。
バッテリーが完全にダメになるギリギリまで粘ってから、買い換えようと思っています。
そう考えると、僕は自分が「Apple信者」ではないのでは?と思っています。
ガジェット系ユーチューバー達のように、開封でワクワクすることもまったくないからです。
生活のインフラ
おそらく僕にとってApple製品は、日常生活で必要なインフラのような存在なのかもしれません。
あってもワクワクしない。けど、ないとすごく困る。
そんな位置づけな気がします。
そして今回、最も単価の高いMacBookが壊れたので、僕はとても困ったのです。
でも、すでに僕には「安めのWindowsパソコンに戻る」という選択肢が残されていないことも、分かっていました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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