【少年時代の夢:エアーガン⑤最終回】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
(※今日の記事は、英語学習とは直接関係ありません)
 
僕が小学生の頃の夢だった、「18才以上のエアーガン」を、最近ゲットした話の続きです。
 
 
わずか3,000円にも関わらず、見た目の安っぽさはあまり感じません。
 
 
プラスチック製なのですが、「ツヤ消しのグレー」みたいな色合いなので、パッと見は「金属っぽさ」を感じさせます。
 
 
そして、何よりリアルなのは、「マガジン」です。マガジンというのは、弾を入れておくパーツです。
 
 
ふつう、オート型の銃というのはマガジンに弾を何発か込めてから、そのマガジンを本体にセットして撃ちます。
 
 

マガジンの語源

英語の magazine (マガジン)という英単語を、きっとあなたも聞いたことがあると思います。
 
 
マガジンは、日常会話では「雑誌」という意味で使われることが多いです。
 
 
この「magazine」の語源は、「倉庫」です。
 
 
世界で初めて雑誌を作った出版会社が、「知識の倉庫」という意味を込めて、「magazine」と名付けたそうです。
 
 
そこから、「雑誌=マガジン」になりました。
 
 
銃用語で使われる「マガジン」を日本語訳すると、「弾倉」になります。そのままですね。
 
 
昔、僕が小学生の頃に持っていた対象年齢10才以上用のエアーガンに付いてきたマガジンは、直径6ミリのBB弾がちょうど入るくらいの幅でした。
 
 
なので、マガジンの幅はだいたい1センチくらいで、折れそうなほど細いのです。
 
 
一方、実銃のマガジンは、金属製の弾丸を入れるので、3~4センチぐらいの太さがあります。
 
 
そんな実銃マガジンとエアーガンのマガジンは、似ても似つかない作りでした。
 
 
ところが、今回僕がゲットしたエアーガンのマガジンは、実銃と同じぐらいの太さです!
 
 
見た目は本物そっくり!BB弾をその太いマガジンの中に込めると、トータル25発も連続して撃てます。
 
 
これはスゴい!!
 
 
3,000円のエアーガンがここまで細部を再現していることに、ビックリしました。
 
 

少年の頃の夢を今、叶える!!

そして僕は、BB弾を装填したマガジンを本体に入れてから、スライドを引きました。
 
 
カシャッ!と良い音がして、BB弾が本体に送り込まれます。あとは引き金を引くだけで、発射できます。
 
 
準備ができました。
 
 
僕は、とりあえず安全のために毛布をテーブルにかけて、垂れ下がった毛布の真ん中あたりを狙って撃つことにしました。
 
 
これなら、どんなに威力の強いエアーガンを撃っても、BB弾が跳ね返ることなく、ポテッと下に落ちるはずです。
 
 
小学生時代にさんざんBB弾を扱っていた頃の記憶がよみがえりました。
 
 
そしていよいよ、トリガーを引きました。
 
 
「パコン!」と乾いた音がして、BB弾が勢いよく飛び出しました。
 
 
飛び出したBB弾は、一瞬で毛布の中に吸い込まれていきました。
 
 
そして、1秒後ぐらいの時間差で、コロン!と下に落ちました。
 
 
おぉー!!この感覚!!なつかしい!!
 
 
昔の記憶がよみがえりました。
 
 
覚えているぞ!この音!この感じ!
 
 
いくら18才以上用のモデルとはいえ、BB弾を撃つこと自体に違いはありません。
 
 
いくら見た目が進化しても、この感覚は昔のままだな・・・としみじみ感じながら、またスライドを引いて、次の弾を撃ちました。
 
 
パコン!パコン!パコン!
 
 
と乾いた音が部屋中に鳴り響きました。やっぱりエアーの力が強いようで、音はかなり大きめです。
 
 

違いが分からない?!

僕が小学生の頃に愛用していた10才以上用のエアーガンと、今自分が手にしている18才以上用の強力なモデルの違いは、「BB弾の飛ぶ距離」と「当たった時の威力」です。
 
 
でも、正直、違いは分かりませんでした。
 
 
なぜなら、狭いアパートの室内で毛布に向かって撃っているからです。
 
 
昔は、静岡の実家の周りは田んぼで囲まれていました。
 
冬の田んぼは人も動物もいないので、窓から外に向かってエアーガンを撃ち放題でした。
 
 
でも、今僕は東京のアパートに住んでいます。外に一歩出ると、たくさんの人たちが歩いています。
 
 
早朝~深夜まで、人の流れが途絶えることはありません。
 
 
街の雰囲気的には、僕の予想していた「東京っぽさ=都会っぽさ」はみじんも感じられない地域なのですが、それでも静岡とは比べものにならない人口密度です。
 
 
もし、僕が今このエアーガンを片手に持ったまま外へ出たら、みんなから警戒されそうです。
 
 
そして、空に向かってBB弾を発射しようものなら、すぐに警察に通報されてしまうでしょう。
 
 

持って感じるなつかしさ

それでも僕は、このエアーガンを買ったことを後悔していません。
 
 
なぜなら、持って楽しめることが分かったからです。
 
 
少年時代にさんざん持っていた銃のグリップ部分は、あれから数十年たった今も、手にしっくりなじみます。
 
手に持つだけで、手の中の感覚を通して少年時代の思い出が蘇ってくるのです。
 
 
去年は懐かしのテレビゲームの「ネオジオミニ」を買いました。液晶画面に映し出される懐かしのゲームキャラクター達を見て、少年時代の思い出を取り戻しました。
 
 
でも、今回のエアーガンは、手の感覚を通じて少年時代の思い出を取り戻す感じです。
 
 
自分でも驚くほど銃の操作がスムーズにできました。そして、撃つときのフォームも、少年時代に「あぶない刑事」を見ながらマネして何度も何度も練習した形通りにできました。
 
 
これは、英語も同じかもしれません。英語も一度身に付けたら、こんな感じで久しぶりに使っても、身体が覚えている・・・みたいになると思います。
 
 
僕自身は、今も音読トレーニングを続けているので、「英語から離れる」という経験をまだしていませんが、もし離れても、銃のようにスムーズに撃てるかもしれません。
 
 
少年時代の夢:完
 
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