From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
11月10日に発売された、瞬間英作文トレーニングファン待望の新作テキスト、
「バンバン話すための瞬間英作文『基本動詞』トレーニング」
のレビューの続きです。
前回の記事では、日常生活での会話でネイティブが「基本動詞」と「熟語」をバンバン使ってくることをお伝えしました。
基本動詞は、get や take など、ひとつの英単語に何十個もの違う意味を持つ動詞です。
熟語は、そんな基本動詞と前置詞が結びついて、まったく違う意味を生み出す言葉です。get on, get up, get by など、数え上げたらキリがありません。
これらの日本語訳を丸暗記で覚えるのはほぼ不可能です。たとえ気合いと根性で覚えたとしても、スピーディーな会話の中で使いこなすなんて、夢のまた夢です。
基本動詞はイメージで覚える
そんな、一見難しそうに見える基本動詞の意味ですが、実はカンタンに覚える方法があります。それが、「核のイメージ」を使った学習法です。
たとえば、
get = 動いてポン!
up = 上
という感じで、たったひとつのイメージだけを覚えます。そこから色んな意味が派生しているのですが、あくまで基本イメージはひとつです。
すると、これらが組み合わさったときにも、意味が直感的に分かるようになります。
get up という言葉を聞いたら、
「動いて、上がる(上げる)」
という感じです。
すると、「動いてない状態から、身体を動かして上に持ち上げる」=「起き上がる」=「起床する」という意味になります。
こんな感じで、連想ゲームのように意味が取れるようになってきます。
多少の練習は必要ですが、慣れてくると、初めて見る英単語同士の組み合わせでも、意味が推測できるようになってくるのです。
これが、イメージで覚える学習法のメリットです。
頭で覚えただけでは不十分
イメージは、ただ頭で覚えるでは不十分です。何度も声に出して、「知っていること=知識」を「できること=スキル」にまで高める必要があります。
知識をスキルに変える方法は、たったひとつです。
それは、「反復練習」です。
そして、反復練習は瞬間英作文トレーニングの真骨頂です。
瞬間英作文トレーニングは、「正しい英文を何度も声に出すことで、身体の中にスキルとして蓄積していくトレーニング方法」です。
これまでは、そういったテキストはほとんどありませんでした。
僕が以前ご紹介した「DUOエレメンツミニ」は、イメージを使って基本動詞と前置詞、熟語の意味を覚える
本でした。
DUOエレメンツミニの例文を使って、瞬間英作文トレーニング素材にすることもできます。
でも、「瞬間英作文トレーニング専用教材」で「基本動詞&熟語」をテーマにした本は、これまで見たことがありませんでした。
基本動詞専用の瞬間英作文トレーニング本
それが、今回新しく発売された、「バンバン話すための瞬間英作文『基本動詞』トレーニング」なのです!
この本は、まさに基本動詞と熟語を「会話の中で使えるスキル」の域にまで高めるために生まれました。
・・・つづく。
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