【1冊3万円の翻訳本を買って読んでみて気づいた「英語が読めるメリット」①】

from 師範代Shinya

先月、僕は人生で一番高い本を買いました。

1冊3万円の本です。

プレミアがついているマニア用の中古本ではなく、新刊本でこの価格です。

新刊本と言っても、書いてある中身は60年以上前にアメリカで出版された「世界的名著」と呼ばれる本の復刻版です。

本のジャンルは、僕が英語学習と並んで10年以上学び続けている「コピーライティング(文章術)」です。

コピーライティングは、まさに今あなたが読んでくれている、このブログ記事を書くためのテクニックです。

さらに、自分の英語講座の宣伝ページを書くときにも、コピーライティングが必要になります。

YouTube動画で話す内容を考える時にも役立ちます。

言葉を使って仕事をする人にとっては、必須のスキルと言えます。

とはいえ、コピーライティングは一般の人たちに広く読まれるようなジャンルではありません。

とてもニッチでマニアックな分野です。

今回僕が買った3万円の本も、その界隈ではよく知られている伝説の本ですが、一般ウケしてベストセラーになるようなジャンルではありません。(だからこそ、絶版になったわけですが)

この本の元の値段はいくらだったか分かりませんが、当時の価格はそんなに高くはなかったでしょう。

その後、プレミアが付いて中古価格が高くなり、原本の英語版でもアマゾンで10万円近い価格になっていました。

英語版の名著を日本語版で復刻するために、日本の出版社が何年もかけて版権元を探し出して交渉し、ようやくOKをもらえたそうです。

その後、翻訳のプロに依頼して日本語に変えて、最後はコピーライターとしての経験値が高いプロが、分かりづらい部分を修正したそうです。

さらに、海外の翻訳本あるあるの「日本語が堅くて読みづらい」問題を解消するために、各章ごとに「内容のまとめ」を分かりやすく書いたものを加えています。

そしてさらに、読者限定の半日セミナーも開催して、そこでQ&Aを受け付けるという、太っ腹っぷりです。

これだけ色々と手間がかかっているので、コストが上がるのは予想できます。

これは僕の勝手な予想ですが、版権元にも相当な額の印税を払っているのでは?と思われます。

ドキドキ&ワクワクの読書体験

本を買ってから届くまでに、数ヶ月待ちました。

そしていよいよ届いた時には、ドキドキしました。

まず、本のサイズがめちゃくちゃ大きいことに驚きました。

本を閉じた状態でも、14インチのノートパソコンと同じぐらいの大きさです。

これは後から分かったのですが、本を開いた状態で机に置いておける設計にするため、大きくしたようでした。

さらに、紙のサイズが大きいと、文字のフォントも大きくできます。

文字が読みやすく、さらにページを開いた状態で置けるということは、内容を参照しながら自分で文章を書くのに適しています。

僕はワクワクしながら、この大きな本のページを1枚1枚、めくっていきました。

本に書いてある中身は、目からうろこが落ちることばかりでした。

これまで僕が10年間学んできたことが、スーッと1つにまとまっていくような、不思議な感覚に包まれました。

監修者の「まとめ」ページがわかりやすい

さらに、監修者の日本人コピーライターの方が書いた「まとめ」のページの内容がめちゃくちゃ分かりやすくて、ビックリしました。

いくら名著とはいえ、60年以上前のアメリカでヒットした商品を売るコピーライティングを元に分析しているのを見ても、ピンときません。

でも、まとめページでは、日本で大ヒットした商品のコンセプトや広告に置き換えて、しかも話し言葉の文体で解説されているので、びっくりするほど頭の中に入ってきやすいのです。

高い本を買うメリット

僕は今回、初めて1冊万単位で売られている本を買いました。

大学教授が読むような専門書であれば、そのぐらいの価格が相場なのかもしれませんが、僕にとっては初の体験でした。

そして今回、実際に3万円の本を読んでみて、気づいたことがあります。
それは、「絶対に最後まで読み切る!」という覚悟ができることです。

3万円を支払って買った本を、本棚に積ん読にしておくわけにはいきません。

僕は最低でも、3周は連続で読むことを決めました。

・1周目は、サラッとスピーディーに全体像をつかむ

・2周目は、じっくり復習しながら、自分でもコピーを書いてみる

・3周目は、新しい目線でもう一度読みながら、2周目で書いた内容をブラッシュアップさせる

という流れです。

そして、実際に最後まで読み終わってから実感しました。

「確かに良い本だった!学びが多い!ここに書いてあることを自分の今後の文章に生かせば、元は十分に取れるだろう。

でも、もしこの本が3万円ではなく300円で売られていたら・・・おそらく自分はあまり真剣に読まなかったかもしれない。」

と。

学びの内容がどんなものであれ、人は自分が払ったお金が高ければ高いほど、真剣に学ぼうとします。

その点では、英語学習の場合でも値段の高い英語教材を買って勉強するのも、1つの「続けるための手段」として有効なのでは?と思いました。

僕はこの本の内容がとても気に入ったので、ぜひ英語版でも読んでみたい!そっちの方が理解が深まりそうだ!と思い、出版社に問い合わせてみました。

ところが・・・

・・・つづく

 

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