【1冊3万円の翻訳本を買って読んでみて気づいた「英語が読めるメリット」③】

from 師範代Shinya

※僕が自分の人生で一番高い本を買った体験談の続きです。

(→前回のつづき)

実は今回、この本の日本語版を買った人限定で、

「内容を深掘りして、Q&Aも受け付ける解説セミナー」

を無料で受けられる、という特典が付いてきました。

東京駅前の大きな会場で、200人以上の読者が集まって、この本を監修した講師の人が分かりやすくかみ砕いて解説してくれるという、ありがたいセミナーです。

僕はその日は自分の主催する英語レッスンがあったので、代わりに妻のサヤに行ってきてもらいました。

サヤもここ数年、コピーライティングの道場に通って腕を磨いていて、メキメキと力をつけています。

最近の僕のセミナーの宣伝ページは、ほとんどサヤに任せて書いてもらい、僕は最終チェックとして確認するぐらいです。

さらに、僕の作るセミナーも、内容がひとりよがりになったり、偏らないように、サヤがマーケティング的な視点から修正を加えています。

実はこの分担制がすごく役立っています。「1つのことを2人の視点で見る」というのは、客観性を保ってくれるからです。

「知の呪縛」の恐ろしさ

コピーライティングの世界には「知の呪縛 (Curse of Knowledge)」という用語があります。

これは、「知識が増えすぎた時に起こる副作用」を戒めている言葉です。

たとえば英語の勉強で言うと、勉強を長く続ければ続けるほど、どんどん知識が増えていきます。

そして、増えた知識のせいで、「初心者の気持ちが分からなくなる」という現象が起こります。

たとえば、知の呪縛にかかった人が、初心者から文法の質問を受けた時に、「あぁ、これは現在分詞の形容詞的用法ですね。」みたいに、自分が知っている文法用語を使って答えてしまうことがあります。

これを聞いた人は、「え?現在分詞??形容詞的用法??」と、理解が追いつきません。

これが、「知の呪縛」の一例です。

自分の中では当たり前になっている用語を無意識に使ってしまい、相手にとっては意味不明の文章になっていることに気づかない状態です。

自分の商品やサービスを宣伝する時にも「知の呪縛」がジャマをする

知の呪縛は、「自分の作ったセミナーを宣伝する時」にも影響します。

セミナーを作った側の自分は、セミナー内容をよく知っています。知りすぎています。

多すぎる知識が原因で、セミナーを宣伝する時の説明文が、初めて読む人には読みづらく、理解しづらくなってしまうのです。

「で、結局このセミナーを受けると何ができるようになるの?」

という視点が抜け落ちてしまうのです。

知の呪縛、恐るべし!

知の呪縛を防ぐ方法は、自分だけではムリです。

自分人以外の視点が必要になります。

サヤの視点で毎回修正

僕は新しいセミナーを作るときには毎回、妻のサヤと一緒に考えています。

でも、最初から一緒に考えるわけではありません。

最初にコンセプトをサヤと一緒に決めたら、後のセミナーの流れを考える作業は、僕一人で行います。内容がある程度形になるまで、サヤには見せません。

そこまで一緒に考えると、サヤも「知の呪縛」にかかる危険があるからです。

そして、ある程度形になってきたら、その時点でサヤにデモセミナーを受けてもらいます。

そこで、「その説明じゃあ、ぜんぜん分からない!」「この流れじゃ、ムズカし過ぎてとてもついていけない!」などのダメ出しを食らいます。(毎回です)

サヤからの耳の痛い言葉を受けながら修正し、何度も作り直しながら、セミナー本番の日を迎えるのです。

僕のセミナー作りの中で、サヤのポジションは重要です。

そして、サヤのコピーライティング知識が深まれば深まるほど、セミナーをより「受ける人視点」で見ることができるようになり、僕へのアドバイスも論理的になっていくのです。

ということで、今回はサヤにこの3万円の本の購入者限定のセミナーに参加してきてもらいました。

行ってきたサヤの感想としては、「すごくよかった!」ということでした。

内容は著作権の関係で書けませんが、本のわかりにくい部分を、日本の実例を出しながら詳しく解説してくれて、とても理解が深まったと言っていました。

そして何より、僕が気を引かれたのは、「この本の続編が出る」というニュースでした。

とはいえ、この本は60年以上前に書かれた本です。

同じ著者からの続編は出ていません。

でも、この本のメソッドを元にして大成功した次世代のコピーライターが、この本のメソッドをさらに発展させ、その内容を分かりやすい表現で書いて、現代版として世に出した本があるそうです。

それを今回の日本語版では「続編」と位置づけて、同じ出版社から出すことが決定したというニュースがありました。

それを聞いた僕は、「新しい本なら、英語版を買えるかもしれない!」と思い、さっそくアマゾンで検索してみました。

すると・・・

 

・・・つづく

 

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