from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※僕が「ネイティブ英語のカベを超える」ために、音読で仕上げたテキストのレビューの続きです。
を手に入れた僕は、さっそくふだんの音読トレーニングに使い始めました。
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僕が長年慣れ親しんできた、Z会の「速読速聴英単語シリーズ」に似た作りになっているので、すごく入りやすく感じました。
この本の最大の特徴は、「ストーリーのある文脈の中で、ネイティブ表現を覚えられる」ことです。
これが、僕にとってすごく相性が良く感じました。
僕は20代前半の頃に、タレント養成スクールに通っていたことがあります。
その時に、セリフの台本を暗記して、感情を込めて言うトレーニングを受けていました。
・舞台に響く大きな声で
・誰にでも聞き取れるように、滑舌良く
・まるで自分のセリフのように感情を込めながら
セリフを言うのは、かなり大変でした。
でも、3年間続けるうちに、だいぶできるようになりました。
結局、役者にはなりませんでしたが、そこで学んだスキルは、やり直し英語で音読を始めた時に役立ちました。
今でも、YouTube動画作りで役立っています。
学んだスキルは、その時にはすぐ使えなくても、年月を経てから急に必要になることがあるものです。
英語も同じだと思います。
今の生活で英語が必要なくても、楽しみながら学んでおけば、後から役立つ時が必ず来ます。
英語がいざ必要にった時に、すでに話せる状態になっているのと、ゼロから勉強し始めるのとでは、結果にの差がつくでしょう。
文化の説明が詳しい
もう1つ、このテキストの気に入ったところは、「文化明が詳しい」ことです。
まず、一番最初のページに、ネイティブ表現の元になっている文化の紹介があります。
①有名な企業名・地名・建物名
②宗教に関わる用語
③祝日・記念日
④有名な商品・食べ物
⑤有名な人物名
⑥テレビ番組
⑦昔話・伝説
といった、西洋の国で生まれ育たないと分からない文化的な用語が、分かりやすいイラストと共に紹介されています。
さらに、本文のページの中でも、文化の解説がちりばめられています。
ネイティブ表現の中でも、特に難解なものについては、由来になった文化や歴史などが、コラムで詳しく紹介されているのです。
このコラムを読むだけでも、西洋文化を深く知るのに役立ちます。
英語テキストとしても優秀ですが、単純に読み物としても楽しめる作りになっていると感じました。
ニュアンスが英英で分かる
さらに、1つ1つのネイティブ表現には、英語の解説があります。
英英辞典のような感じで、各表現のニュアンスを詳しく教えてくれるのです。
たとえば、
down in the mouth = しょげて、がっくりして
という表現が載っています。
その下にある英語の解説は、
An idiom for use in informal situations.
(フォーマルでない状況で使われる慣用句)
と書かれています。
これで、使いどころが分かるわけです。
さらに、その下に日本語で由来が載っています。
「しょげていると口の両端が下がっているような口つきになることから。」
なるほど!だから、down in the mouth で、「しょげて、がっくりして」という意味になるのか!と分かるわけです。
このような作りになっていることで、ネイティブの文化がとても分かりやすくなります。
さらに、この本の特徴として、もう1つ「ネイティブ英語」に慣れるための工夫があります。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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