From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
前回の記事では、この神テキスト「英会話イメージトレース体得法」の中で紹介されている、
 
 
「日本語=プレイヤー視点のゲーム」
 
 
という図式をお伝えしました。
 
 
僕らの使う日本語は、「自分や相手をストーリーの場に埋め込みながら、プレイヤー視点で話す」という仕組みになっています。
 
 
そこで大事になってくるのが、「場面設定」です。
 
 
相手をプレイヤー視点に引き込むためには、先に場面設定が必要になってきます。
 
 
たとえば、あなたが
 
 
「昨日、会社で上司に怒られたんだよね。」
 
 
と言ったとします。
 
 
実はこの文章には、場面設定による引き込みが使われています。
 
 
あなた:「昨日さぁ~」
 
 
相手:(あ、昨日のことか)←時間設定
 
 
あなた:「会社でさぁ~」
 
 
相手:(ほぅ、会社での出来事か)←場所設定
 
 
あなた:「上司にさぁ~」
 
 
相手:(おっ!同僚ではなく上司か)←登場キャラ設定
 
 
あなた:「怒られたんだよね。」
 
 
相手:(おぉー!上司が恐い顔でこっちをにらみつけている!)←プレイヤー視点でストーリーを見る
 
 
という流れです。
 
 
よく英語圏の人たちから「日本語は前置きが長くて結論が分かりづらい」と言われます。
 
 
でも、そもそも日本語にとっての前置きは「相手をプレイヤー視点に引き込むための大事な部分」なのです。
 
「場面設定」をしないでいきなり結論だけ言われると、僕ら日本人は「え?何??」と一瞬理解できなくなります。
 
 
たとえば、さっきの例文を結論から言う文章(英語的な構造)にすると、
 
「上司が怒ったんだよ、俺を。会社で。昨日。」
 
 
となります。これは、日本語的には不自然です。
 
 
何の前置きもなくいきなり「上司が~」と言われても、聞き手はまだ心の準備ができていないので、場面に入り込みながら話を聞くことができないのです。
 
 
場面に入り込めないということは、プレイヤー視点で共感しながら話を聞くことができなくなります。
 
 
さらに言えば、今の文では「上司が~」という風に主語を「上司」にしています。
 
 
すると、プレイヤー視点が「上司からの視点」になってしまい、聞き手は「部下を叱りつける上司」になった気分で話を聞くことになります。(無意識に)
 
 
もし、怒られた自分視点で語りたいなら、ここは「受け身」にして、「上司に怒られた」と表現する方が、日本語的には自然なのです。
 
 
こういった感じで、「場面が分からない状態でいきなり結論から話し出される」ことや、「プレイヤー視点がどこかハッキリしない話し方をされる」ことは、僕ら日本人の僕らの脳にとって不快なのです。
 
 
そういう話し方をすると、「あの人の話は分かりにくい」と思われてしまいます。(←あ、ここでも「思われて」という受け身が使われていますね)
 
 

英語には「プレイヤー視点」はない

一方で、英語には日本語のような「プレイヤー視点」はありません。
 
 
実はこの違いが、瞬間英作文トレーニングを積んで文型を身につけても、なかなか「思ったことを英語にできない」と感じる最大の理由ではないか?
 
 
と僕は思います。
 
 
では、英語ではどういう視点でストーリーを描いているのでしょうか?
 
 
この本「英会話イメージトレース体得法」の中では、「英語=インベーダーゲーム」と表現されています。
 
 
 
世代によっては、インベーダーゲームを知らない人もいるかもしれないので、「スーパーマリオ」をイメージしてみてください。
 
 
インベーダーゲームもスーパーマリオも、ゲームの中に自分の姿が見えます。
 
 
 
1つの画面の中に、プレイヤーと敵の両方が見えています。
 
 
「自分を含めた登場人物やアイテムすべてが描かれている状態」なのです。
 
 
ゲームを「実況中継」できる状態です。
 
 
「おーっと!マリオがクリボーを踏みつぶした!そして高くジャンプして~コインを取った!さぁ、次の敵は・・・あっ!次はカメの形をしたノコノコだ!マリオはどうする?」
 
 
みたいに、プレイヤーを含めた登場人物やアイテムすべてを細かく実況中継していく感覚。
 
 
それが、英語の文章の発想なのです。
 
 
・・・つづく。
 
 
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