(→前回のつづき)
これまで、5回に渡って「ウェルスダイナミクス」をお伝えしてきました。
8つの性格タイプと自分のプロファイルを知ると、自分にぴったりな英語学習法や仕事内容を選ぶヒントが得られます。
少なくとも、ぜんぜん違う方向に行って迷い続けることはなくなるでしょう。
そんなウェルスダイナミクスを発明した起業家、ロジャー・ハミルトン氏が先日、来日して1日セミナーを開催しました。
しかも、日本を代表する経営コンサルタントの神田昌典さんとのコラボレーション!
ということで、僕は初めてウェルスダイナミクスのセミナーに参加しました。
プロファイルの知識は金銭感覚や結婚生活にも大きな影響を与えるので、妻と一緒に参加してきました。
同志はたくさんいる!
会場に着いて驚いたのは、その人数です!
けっこう早めに到着しましたが、入り口前には長蛇の列ができていました。
大学生っぽい若い人もいれば、貫禄漂う年配者の人たちもいます。
本当に老若男女バラエティー豊かです。
セミナー参加費は、決して安くはありません。
でも、これだけの人たちが集まるというのは、本当にスゴいことだと思いました。
ロジャーの雰囲気
「こんなにスゴいウェルスダイナミクスを開発したロジャーは、どんな感じなんだろう?」
と思い、僕はウキウキしていました。
ロジャーは、背が高くてスラッとしたイケメンでした。なんか、ハリウッド映画とかに刑事役で出てきそうな感じです。
いい年の取り方をしているなぁ~と思って見ていました。
ロジャーの話は、かなりぶっ飛んでいるものが多く、自分の今の立ち位置とはだいぶかけ離れた所にいるんだなというのが伝わってきました。
この感じが、ロジャーのプロファイルを表しているんだろうなと思います。
ちなみにロジャーのプロファイルは、クリエイターです。第2プロファイルがスター。
いかにもそんな感じです。
神田さんの意外な雰囲気
午後には、僕が楽しみにしていた神田昌典さんが登場しました。
ロジャーが前半のセミナーで1時間以上タイムオーバーしていたため、神田さんの時間が半分以下に削られてしまい、たったの45分間でプレゼンをすることになりました。
僕は、神田さんの本を何冊も読んでいますが、
ステージ上でしゃべっているところを見るのは初めてでした。
神田さんのプロファイルはロードあたりかなぁ・・・と推測していたので、きっと静かなプレゼンになるんだろうなと予測していました。
ところが・・・
始まってみると、驚くほどのエネルギーに満ちあふれたプレゼンでした!!
大きくて聞き取りやすい声で、ハッキリしゃべってくれるので、メッセージが頭の中にスーッと入ってきます。
さらに、ステージを左右に歩き回りながら、大きなジャスチャーも交えてプレゼンしています。
まるで、スティーブ・ジョブズのような雰囲気です。
プロファイルは関係ない?!
おそらく、神田さんのプロファイルはスチール系であることは間違いないと思います。
これまでの著書を読む限りでは、そんな雰囲気を感じます。
でも、神田さんのプレゼンはすごく情熱的でした。
情熱的なプレゼンは、スチールとは真逆のブレイズの人たちが得意な分野です。
神田さんはもしかして、「自分の伝えたいメッセージをしっかり伝える」ために、このプレゼン技術を訓練で身につけたのかもしれません。
さすがに一流の人は違うなぁ!と感銘を受けました。
同時通訳のイメージを覆す人
ところで、ロジャーは日本語がしゃべれません。
同時通訳が付くということでしたが、僕は少し不安でした。
なぜなら、同時通訳の人はプロファイル的にスチールやテンポの人が多いので、講師が情熱的に話しても、そのニュアンスとエネルギーをそのまま伝わらないことが多いからです。
今までそういうシーンを何度か見てきました。
僕は英語をリアルタイムで理解できるので、日本語訳が気になってしまい、集中出来なくなることがあります。
でも、今回は違いました!!
まさかの、あのカリスマ同時通訳者が!
同時通訳の人は、2人体勢でした。
30分ぐらいずつ交代制でやっていたのですが、そのうちの1人の通訳に、僕は心を打たれました。
しゃべり方がものすごい情熱的なのです!
ロジャーのエネルギーを、余すところなく伝えています。
そして、日本語も分かりやすい言葉を選んで伝えています。
これはスゴい!
こんな同時通訳者もいるんだ!
と思ったら・・・
なんと!!
その同時通訳者は、小熊弥生さんでした!!
小熊さんは、何冊も本を出版しているカリスマ同時通訳者です。
日本にいながら独学で英語を身につけて成功し、英語で人生を逆転させた小熊さんの体験談を読んで、僕は感動しました。
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TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール
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ツタヤのDVDコーナーにも小熊さんのセミナーがあって、僕は借りて見たことがありました。
まさかあの小熊さんにここで出会えるとは、なんてラッキーなんだ!
と思いました。
僕は、小熊さんがどうやってロジャーの英語を訳しているのか?に注目して聞いていました。
休み時間に、話したいなと思って近づこうとしましたが、さすがカリスマ!周りにたくさんの人たちが集まっていて、近づける雰囲気ではありませんでした。
小熊さんのプロファイルは、おそらくスターです。
同時通訳って、なんとなく裏方のイメージでしたが、
今回、小熊さんが活躍する姿を見て、
「スターの人でも、同時通訳になれるのか!こんな活かし方があるのか!」
と新しい発見がありました。
小熊さんは、ロジャーの動画を使った英語習得プログラムを開発したみたいです。
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ロジャーのプレゼンを英語のモデルとして学びつつ、ウェルスダイナミクスの活かし方も一緒に学べるという、画期的なプログラムです。
「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」のに、ロジャーのセミナーを題材にするのは、ナイスアイデアだな!と思いました。
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