from 師範代Shinya
あなたは、ふだん英文を音読したり、英会話レッスンをしている時に、自分の発音に満足していますか?
また、一度「キレイな発音ができるようになったかも?!」と喜んでも、しばらくたつとまた元に戻ったような気分になったこと、ありませんか?
英語学習者の間ではあまり語られることはありませんが、実は発音も日によって上手にできる時と、できない時があるような気がします。
今日は英単語のキレイな発音ができた!ついにネイティブ発音をマスターしたか?!
と思ったら、翌日になると、
なんか今日の自分の発音は、イケてない・・・何となくカタカナ発音になっちゃってる気がする・・・
と感じたり。
今日は英単語同士の音のつながりがキレイにできた!ついに音の連結をマスターしたか?!
と思ったら、翌日には、
なんか今日は、思ったように舌や唇が回らない・・・つっかえてばかりだ・・・
などなど、日によって大きく変わることがあります。
今日はこの、発音のアップ&ダウンという、ちょっとマニアックな部分に突っ込んで発音スキルの深掘り解説をしていきます。
英語力のアップ&ダウン
以前のブログ記事とYouTube動画で、「英語力は一定ではない」というお話をしました。
その日の体調や集中力によって、リスニングやスピーキングのレベルは変化します。
たとえば、以前僕が大手英会話スクールで働いていた時には、1日8時間英語だけでやる研修がありました。
ネイティブ講師&日本人講師のミックス研修なので、英語オンリーなのです。
その時は、午前中の4時間は集中力が持つので、リスニング力はTOEIC900点以上のレベルを保てます。
スピーキングレベルも、英検1級レベルでいけるので、グループでディスカッションする時にも快適にできました。
でも、午後の時間帯になって脳が疲れて集中力が途切れてくると、僕のリスニング力はTOEIC400点台ぐらいに落ちていくのを感じました。
午前中と同じ研修講師の英語がぜんぜん聞き取れなくなってくるのです。
また、グループディスカッションで自分が話す時にも、文法がめちゃくちゃになって、普段ならあり得ない文法ミスを連発する自分に気付きました。
また、そもそも文章を組み立てられず、英語が口から出て来ないもどかしさを味わいました。
同じ1人の人間なのに、午前は英語上級者レベル、午後は英語初心者レベルになってしまったのです。
そしてこの体験談は、同僚の日本人の先生達(帰国子女ではない、日本で英語力を上げた人たち)にシェアしたら、すごく共感されました。
発音スキルも同じ
そしてこれは、発音スキルにも言えることだと思います。
日によって変化するし、同じ日でも時間帯によってもアップ&ダウンがあります。
一度発音レベルを上げたからといって、ずっとそのレベルにとどまることはできないのです。
発音スキルのアップ&ダウンは、舌、唇、のど等、顔周りの筋肉のコントロールによって決まります。
筋肉である以上、長時間使うと必ず疲れが出てきます。
また筋肉は、日によって調子が良かったり悪かったりもします。
それが、発音スキルに現れるのです。
日本語っぽいカタカナ発音になってしまったり。
英単語の音のつながりがスムーズにできずに、カクカクして聞こえる発音になってしまったり。
そして僕は最近、自分とサヤの発音を細かく観察しているうちに、お互いの発音スキルが落ちる時のパターンがある程度分かりました。
自分たちの発音を録音することで見えてきた、「発音スキルが落ちる時の4つのパターン」
僕とサヤは、今年の1月から、世界に向けて英語だけで話すYouTubeチャンネルを新設しました。
一緒に英語で話して、それを後から動画編集していると、色々と気付くことがあります。
その体験から、発音スキルが落ちる時の4つのパターンがあることが分かりました。
パターン①口の筋肉の疲れ
パターン②英単語の発音と文章の中での発音の違い
パターン③日本語との発音ミックス
パターン④舌がむくんでいる時
次回は、この4つのパターンを詳しく解説していきます。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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