from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
僕と妻のサヤが、英語で話すYouTubeチャンネルを始めてから、お互いの発音をチェックしながら気付いたことの続きです。
僕とサヤの発音スキルが落ちる時には、4つのパターンがあることが分かりました。
パターン①口の筋肉の疲れ
動画を撮影しながら何度も同じ場所を言い直していると、だんだん口周りの筋肉が疲れてきて、舌が回らなくなってきます。
言い間違えたり、つっかえた場所を、何度も戻って撮り直していると、だんだん舌が動かしづらくなってきて、全体の発音がしづらくなってくることがあるのです。
特にサヤは僕より音読トレーニング歴が短く、出産後にしばらく英語トレーニングから離れていたのもあり、口周りの筋肉が僕より早く疲れてくるようです。
撮影時間が1時間を越えてくると、だんだん舌が回らなくなってきます。
(編集後の長さはわずか5~7分の動画の撮影に、1時間以上かかることもあるのです)
パターン②英単語の発音と文章の中での発音の違い
サヤの発音は、英単語1つずつの場合はとてもキレイにネイティブ発音ができます。
でも、文章の中で音をつなげていくと、どうしても日本語っぽい発音になってまう、というのが今の本人の悩みだそうです。
動画編集の作業時に、サヤは自分で自分の発音を聞くので、そのことによく気付くそうです。
たしかに、サヤが同じ英単語を文章の中で読む時と、英単語1つだけを発音する時とでは、違って聞こえます。
アクセントが弱まって、平坦に聞こえてしまう感じです。
また、LとRの発音も、英単語単体で発音する時の方が上手です。
これは、音を繋げて長文を発音する時の練習が、まだ足りていないからだと思われます。
パターン③日本語との発音ミックス
今度は僕のパターンです。
僕が自分1人でYouTube動画を撮影している時に、よく感じることです。
僕の動画は基本、日本語で解説します。
1本の動画の中で、英語を一言も発しないこともよくあります。
でも、テキストのレビュー動画を作っているときには、テキスト内の英単語や例文全体を読み上げることがあります。
その時に、英語発音が上手にできずに、撮り直すことがよくあります。
それまで日本語でずっと話してきている状態で、いきなり英語を発音しようとすると、うまく舌が回らないことが多いのです。
その時には、30秒ぐらい英文を音読して、舌を英語モードに切り替えてから、もう一度撮影します。
ふだんの動画撮影で日本語の滑舌をよくしようと意識すればするほど、英語に切り替えた時の発音がうまくできません。
本当に英語と日本語は、舌の使い方が全然違うんだろうなぁ・・・と実感します。
同時通訳の人は、この2つを瞬時に切り替えながら話すのですから、スゴ過ぎます!
パターン④舌がむくんでいる時
僕はたまに「今日は丸1日、自分の英語の発音がイマイチだったなぁ・・・」と感じることがあります。
そんなに頻繁ではないのですが、あまり気にすることもなく、これまでは、原因が分かりませんでした。
でも最近、これかも?!と原因に気付きました。
それが、舌のコンディションです。
具体的に言うと、むくみです。
僕は最近、2~3日ぐらい英語の発音がしづらいと感じることがありました。
そこで、色々と自己分析してみた結果、なんとなく舌が厚くなっているような気がしたのです。
怖くなってネットで色々と調べてみたところ、舌のむくみはけっこうよくある症状だと分かりました。
原因は色々あるみたいですが、
・睡眠不足
・水分のとり過ぎ
・急激な気温の変化
・汗をかかない環境
などが挙げられていました。
ここ2~3日の自分を振り返ると、このすべてが当てはまったので、夜は1時間早く寝て、水分を飲む量を少し減らして、運動して汗をかくようにしてみたら、2~3日で舌のむくみが取れました。
そして、英語発音のしやすさも元通りになりました。
今回のパターンは極端なケースですが、舌のむくみがなくても、日によって自分の発音が上手にネイティブっぽく聞こえたり、全然ダメダメに聞こえることがあります。
これはおそらく、舌そのもののコンディションが影響している気がします。
次回の記事では、自分の発音クオリティーが落ちて「いまいちイケてない」と感じた時の対処法をお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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