【自分の英語の発音がイケてないと感じた時の対処法③】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

前回の記事では、僕とサヤの体験談から、「自分の発音クオリティーがイケてないと感じる時の4つのパターン」をお伝えしました。
↓↓↓

パターン①口の筋肉の疲れ

パターン②英単語の発音と文章の中での発音の違い

パターン③日本語との発音ミックス

パターン④舌がむくんでいる時

今回は、自分の発音クオリティーが落ちたと感じた時の対処法をお伝えします。

パターンごとの対処法と、全体の対処法に分けて解説します。

パターンごとの対処法

パターン①口の筋肉の疲れ

これは一時的なものなので、筋肉を休ませるしかありません。

ふつうは1日ぐらい休ませると回復しますが、あまり1日の音読しすぎてオーバーワークになっていると、回復できずに舌が動かしづらい状態が2~3日続くこともあります。

また、ムリしないペースで徐々に1日の音読時間を増やして鍛えることで、だんだん筋肉が疲れにくくなってきます。

パターン②英単語の発音と文章の中での発音の違い

これはスキルと慣れの問題なので、意識して練習を積み重ねることで改善していきます。

ただし、自分では発音の違いになかなか気付きづらいです。

・自分の発音を客観的に聞く

・自分の発音をジャッジしてもらう

この2つが必要になります。

・自分の声を録音して、ネイティブ音声と聞き比べる

・自分の発音をAIやネイティブにジャッジしてもらう

この2つを繰り返すことで、発音を矯正していくことができます。

細かいアドバイスまでもらいたい場合は、やはりネイティブの先生に見てもらうのがベストです。

僕が以前ご紹介した、SpeakNow というスマホアプリは、ネイティブの先生に発音を細かくチェックしてもらえます。

パターン③日本語との発音ミックス

これは、特殊なケースなので、あまり気にする必要はないと思います。

・僕のように、日本語と英語をミックスしながら話すYouTube動画を作る人

・同時通訳をしている人

ぐらいにしか、当てはまらないパターンだと思います。

僕もこれまで色々と工夫してみたのですが、一発で解決するようなコツはなく、日本語と英語を交互に話す訓練を続けるしかなさそうです。

パターン④舌がむくんでいる時

これはネットで調べた情報ですが、

・睡眠時間を増やす

・運動して汗をかいて、体内の水分の代謝を良くする

・ジュースなどの甘い物を控えて、緑茶などの利尿作用のある飲み物を飲む

のが良いらしいです。

僕の場合は睡眠時間を増やしたら、1~2日で直りました。

ちなみに、僕は最初、そもそも自分の舌がむくんでいるのかどうか分からなかったのですが、チェック法がネット記事に載っていました。

自分の舌を軽く噛んでみて、歯形がクッキリ付く場合は、むくみがある証拠だそうです。

全体の対処法

自分の発音がイケてないと感じた時の対処法の1つ目は、「少しずつ練習する」ということです。

発音はスキルなので、1日モーレツに練習したからといって、急に良くなることはありません。

数週間、数ヶ月かけながら、徐々に上達していくものです。

あせって一度にたくさん練習しすぎると、筋肉が疲れた状態で発音練習することになってしまい、フォームが崩れた状態で繰り返すことになります。

すると、正しいフォームを身に付けることができなくなります。

疲れを残さないように、少しずつ練習することが大事です。

対処法の2つ目は、「気にしすぎない」とうことです。

発音沼にハマると、英語をしゃべっている時に自分の発音が気になりすぎて、他のことに気が回らなくなります。

発音は文法と似ています。

発音と文法は、

「気にしすぎるとしゃべれなくなり、まったく気にしないと通じない」

というジャンルです。

文法が崩れまくったブロークン英語だと通じないし、かといって文法ミスを気にしすぎるとしゃべれなくなります。

発音も完全カタカナ発音だと通じないし、かといって気にしすぎるとしゃべれなくなります。

つまり、発音も文法も、「気にすべきか?しないべきか?」の白黒ハッキリ決める考え方ではなく、グレーゾーンのさじ加減を覚えることが大事なジャンルなのです。

グレーゾーンのさじ加減を覚えるためには、イマイチな発音でもちゃんと通じる経験を積むことが大事です。

自分の発音をAIにジャッジしてもらうスマホアプリの場合、かなりシビアに採点されてしまいます。

やはり生身のネイティブに聞いてもらえるSpeakNowのアプリや、オンライン英会話レッスンが良いでしょう。

英語はアップダウンがあるのが普通だと考える

ここまで、発音クオリティーのアップ&ダウンについてお話してきました。

発音に限らず、英語にはアップダウンがあるのが普通です。

リスニング力も文法力も、ボキャブラリー力も、日によって変わります。

一度ある一定レベルに達したからといって、24時間その状態でいられるわけではありません。

その日の体調や集中力などによって変わります。

英会話レッスンを受けていて、「今日はダメダメだ・・・」と感じる日もあるのが普通です。

一時的にTOEICや英検などの点数が落ちることもあります。

そういう時には、これまでの努力が水の泡になったような気分になるものです。

でも、それは一時的なものです。

気にせず早めにフトンに入って寝れば、翌日には英語力が復活するかもしれません。

「英語力はアップ&ダウンがあるものだ」

ということを忘れずにいれば、ムダに落ち込む必要はなくなります。

英語学習は、過程を楽しみながら進みましょう!

(完)(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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