from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回までの記事で、DUOベーシックの例文の実戦性についてご紹介しました。
パッと見はシンプルでカンタンな英文なので、ハードルが低く感じます。
でも、いざ自分で英文を作ろうとすると、けっこう間違えてしまったり、英単語が出てこないケースが多いのです。
日本人の受けた英語教育の弱点をよく知っているなー!と驚く作りになっています。
DUOベーシックの例文は、使い方によって難易度が大きく変わります。
そのため、初心者から中上級者まで、幅広いレベルの方にオススメできます。
使い方を変えることで、自分のレベルに合った教材に変身するのです。
初心者は、音読教材として使うのがオススメ
初心者であれば、「音読トレーニングの素材」として使うのがオススメです。
「例文を聞いて読んで理解できるようにする勉強法」であれば、初心者でも十分についていけます。
DUOベーシックの例文は、英単語も文法も中学英語の範囲内で書かれているので、やり直し英語を始めたばかりの初心者でも、ラクに内容を理解できるでしょう。
もしあなたが知らない熟語や言い回しが出てきても、何となく前後の文脈から「こういうことを言っているのかな?」と推測できます。
1つ1つの例文も短めなので、英文を読むのに慣れていない人にとっても、負荷が少ないです。
例文の読み上げ音声は、1冊文すべてを読み上げた場合でも、トータル27分です。
音声を流しっぱなしにしながら、シャドーイングで追いかけて発音していった場合、30分以内で全例文を復習できるのです。
音読系のトレーニングであれば、1冊仕上げるハードルがかなり低くなります。
それでいながら、効果はバツグンです。
音読トレーニングで仕上げることで、すべての例文を100%聞き取れるようになります。
また、一部の例文を丸ごと暗記して、会話で使うことができるようにもなるでしょう。
中上級者は、瞬間英作文トレーニングで使うのがオススメ
一方、中上級者がこの本を生かそうと思ったら、「瞬間英作文トレーニング用」として使うのがオススメです。
初見で100%意味が分かる例文であっても、日本語文を見て英文に変えようとすると、とたんに難易度が跳ね上がります。
それまでは、従順な草食動物に見えていた例文たちが、とたんに獰猛な肉食獣となって牙をむく・・・そんな感覚です。
・英文を読んで聞いて理解する「受信力のレベル」
・英文を自力でゼロから作りながら声に出す「発信力のレベル」
この2つの力の間には、雲泥の差があります。
もしあなたが中上級者なら、このDUOベーシックの全例分を、瞬間英作文トレーニングで仕上げてみてください。
かなり手応えを感じられると思います。
僕は英検1級ホルダーですが、DUOベーシックの例文を片っ端から瞬間英作文していったら、例文によってはめちゃくちゃ苦戦しました。
しばらく考えても、出てこなかった表現もあります。
例文の日本語訳は英語の構文をそのまま訳す「直訳」ではなく、自然な日本語訳にする「意訳」になっているので、瞬間英作文トレーニングの負荷がより上がる感じがします。
先ほども書いた通り、DUOベーシックの例文は日本人にとって「言えそうで言えない表現」「前置詞や冠詞などで間違えやすい表現」を盛り込んであります。
そのため、中上級者でもかなり手応えを感じられるでしょう。
このテキストの全例分を瞬間英作文トレーニングで仕上げて、瞬時に引き出したり、場面に応じて一部アレンジして使えるようになれば、日常会話の力が大幅にブラッシュアップされることは間違いないでしょう。
僕ら日本人英語学習者にとって本当に必要なのは、
「何気ない日常表現を、すべて英語で表現できるようになる力」
だと思うのです。
それを実現するのに最適なテキストが、DUOベーシックだと思います。
そしてもう1つ、このテキストが他のシリーズと比べてハードルが低い理由があります。
・・・つづく。
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