From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
今回は、いよいよこのテキストの最後の章になる、チャプター⑥をレビューします。
 
チャプター⑥は、「疑問文」の作り方です。
 
個人的には、ここが僕の一番感動ポイントです!
 
 
このテキストの例文には、WH疑問文の「穴」まで書かれています。
 
 
例文の中のどこが穴か?を教えてくれるのです。
 
 
「え?穴??一体なんのこと??」
 
 
と思ったかもしれません。
 
 
でも、もしあなたが大西先生の本を読んだことがあれば、「穴」という言葉を聞いただけでピンと来たかもしれません。
 
 
ここでは、あなたが大西先生の著書を読んだことがない前提でお話しします。
 
 
 

日本人が苦手な疑問文パターン

疑問文にはいくつかパターンがあります。
 
 
①Yes / No 疑問文 = 例:Is this good? (これ、おいしい?)
 
 
②WH疑問文 = 例:Which do you like? (あなたが好きなのはどれ?)
 
 
③否定疑問文 = 例:Isn’t it hot today? (今日暑くない?)
 
 
④付加疑問文 = 例:It’s hot today, isn’t it? (今日、暑いですよね)
 
 
これらの疑問文パターンのうち、①のYes / No 疑問文は割と日本人も感覚的に使えることが多いです。
 
 
③の否定疑問文と④の付加疑問文は、自分で話す時よりも、どちからかと言うと答える時に迷うことが多いです。
 
 
この中で一番難しいのは、②のWH疑問文だと思います。
 
僕も長年英会話レッスンをやってきましたが、初心者が一番ミスガ多くなるのが「WH疑問文を作って話す時」です。
 
 
WH疑問文になると、語順がメチャクチャになったり、必要な単語が抜けたり、不要な単語を付けてしまったりしがちです。
 
 
WH疑問文も、日本語とはまったく語順が違うためです。
 
WH疑問文を口から出そうとすると、自分で話しながら混乱して「次に何の単語を並べればいいんだ?」と迷ってしまうのです。
 
 
僕も初心者の頃に、まったく同じ経験をしました。
 
 
このピンチを解決してくれたのが、大西先生の以前の著書の中で学んだ「WH疑問文は穴を埋める」というコンセプトでした。
 
 

穴を埋める疑問文

この本の中の例文を引用して解説します。
↓↓↓
 
たとえば、
 
 
Who do you like?
 
(あなたが好きなのは誰?)
 
 
という疑問文を見てみましょう。
 
 
この文章の中の「who」の部分を指でおさえて隠してみてください。
 
 
すると、後ろにこんな文章が残ります。
 
 
do you like?
 
 
この文章は不完全です。
 
 
likeの後ろの目的語(何が?誰が?)の部分がスッポリ抜けています。
 
 
本来なら、
 
 
Do you like Shinya?
 
(あなたはシンヤが好きですか?)
 
 
という文章が完全体です。
 
 
でも、そもそも「Shinyaかもしれない」という予測がつかなければ、こういう疑問文は作れません。
 
 
予測ができない場合は、そこは穴(空所)にします。
 
 
Do you like 「穴」?
 
 
という文章を作ります。
 
 
でも、このままだと穴に入るのが「人」なのか?「モノ」なのか?分かりません。
 
 
いきなり「あなたが好きなのは?」と聞かれたら、どう答えたら良いか分かりませんよね。
 
 
・好きな食べ物を聞かれているんだろうか?
 
・好きな人を聞かれているんだろうか?
 
・好きなテレビ番組を聞かれているんだろうか?
 
 
迷ってしまいます。
 
 
そこで、「穴」に入る情報を最初に指定してあげるのです。
 
 
「Who」 do you like?
 
 
と言うことで、好きな「人」を聞いているんだと分かります。
 
 
Wh語は、「穴 = 空所」を意識することで、僕ら日本人にも正しい語順で使えるようになるのです。
 
 
僕は最初にこのコンセプトを聞いた時、目からウロコが何枚も落ちた気分でした。
 
 
「そうだったのかー!」
 
 
「ということは、穴さえ見えるようになれば、WH疑問文はもう恐くない!」
 
 
と、希望が芽生えてきました。
 
 
それからは、音読や瞬間英作文トレーニングで使う例文でWH疑問文が出てきたら、毎回「穴探し」をするようになりました。
 
 
テキストの例文の中にある「穴」を見つけて、書き込みます。
 
 
そして、声に出して読み上げる時には「穴」を意識しながら話すようにしました。
 
 
この訓練をするようになってからは、疑問文の語順がメチャクチャになることがだいぶ減りました。
 
 
また、単語が抜けてしまうこともなくなりました。
 
 
たとえば、
 
 
Who did you talk to?
 
(あなたは誰と話したんですか?)
 
 
Who did you go shopping with?
 
(あなたは誰と一緒に買い物に行ったんですか?)
 
 
という例文の中の、最後の「to」や「with」が抜けることがなくなりました。
 
 

「穴」まで書いてある例文が収録されている!

ただ、僕は自分で調べた「穴の位置」が本当に正しいのかどうか?慣れない最初の頃には自信がありませんでした。
 
 
「この疑問文の穴はどこか?」なんてことは、辞書にも載っていません。ネットでも調べようがありません。
 
なので、とりあえず自分で「ここが穴かな?」と予測して書き込むしかありませんでした。
 
 
「あぁ・・・穴がどこか?がしっかり書かれた例文が詰まった音声付きの英語テキストがあればなぁ・・・」
 
 
と何度も思いました。
 
 
そんな夢のテキストが、ついに現れたのです!!
 
 
このテキスト「1億人の英会話」の例文には、最初から「どこが穴か?」が書いてあります。
 
 
これは、僕にとっては個人的な感動ポイントです!!
 
 
「音声付きの例文で、穴の位置までしっかり書かれている」
 
 
このことがどれだけ画期的か?
 
 
何となく伝わったでしょうか?
 
 
ちなみにこの「穴」は、疑問文のチャプター⑥だけではなく、他のチャプターの中でも登場します。
 
 
たとえば、不定詞の項目での例文、
 
We have a lot of work to do (穴).
 
といった感じです。
 
 
慣れないうちは、この穴の位置がどこにあるのか?を感覚的に理解するには時間がかかります。
 
 
自分で探した穴が合っているかどうか?を疑いながら続けるより、最初から正解を示してもらった方が安心して進められます。
 
 
これが、僕がこの「1億人の英会話」のテキストを読んで最も感動したポイントです。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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