from 師範代Shinya
(→前回の続き)
もう1つ、DUOベーシックが他のDUOシリーズと比べてハードルが低くなっている部分があります。
それは、「音声が無料ダウンロード形式になったこと」です。
え?そんなの珍しいことなの?
「最近の英語テキストは、みんなそうなってきてるんじゃない?」
と思われるかもしれません。
でも、DUOシリーズは20年以上前から売られ続けていて、代々「音声CD」の形式を取ってきました。
しかも、「別売り」です。
価格も、テキストと同じか、それ以上です。
たとえば、DUO3.0のテキスト自体は1,320円ですが、「基礎用CD」は3,080円、「復習用CD」は、1.320円です。
CDだけではなく、小冊子などもついてくるので、価格に見合った価値があります。
僕も復習用CDを買って使い倒しましたが、まったく後悔はしていません。
むしろ、投資としては安かったと感じます。
ただ、これから初めてDUOシリーズを買う人にとっては、「音声CDが別売り」というだけで、心理的なハードルが上がる確率が高いでしょう。
別売りCDあるあるパターン
・そもそもCDプレーヤーを持っていない
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・ふだんスマホで英語を聞いているけど、CDのデータをスマホに移す方法が分からない。
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・調べたら、パソコンに一度データを入れないとダメだと分かった。だけど、最近のパソコンにはCDを入れるトレイが付いていない。
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・さらに調べたら、「外付けディスクドライブ」というCDトレイを別デカって、パソコンにつなげないとダメなことが分かった。また追加でコストがかかるなぁ・・・
・「もう面倒だから、音声なしいいや!」と、テキストだけでやり始めた。
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・テキストだけでは学習効果が半減して、成果を感じられず、途中で挫折してしまった・・・
という流れになってしまうのです。
無料ダウンロード対応の効果
英語学習する時に、音声はとても大事です。
特に初中級者にとっては、音声を聞くことなしに英語学習を進めるのは、効率を落としてしまうことになります。
英語は日本語と違って「音声言語」と呼ばれています。
その証拠に、英語を表記するアルファベットはたったの26文字しかありません。
日本語だったら、ひらがなだけでも46文字あります。
加えてカタカナも46文字。
さらに、「ガギグゲゴ」のように点が付く濁音や、「パピプペポ」のようにマルが付く半濁音、ャュョのように、小さな表記で音を加えて変化させるパターンも入れたら、ずっと多くなります。
そこに「漢字2,000語強」も加えたら・・・
外国人が日本語を恐れる理由が、よく分かりますね。
英語は、表記がシンプルで、音に特化した言語です。
話すことをベースに作られているのです。
だから、英語を勉強する時には無言でやるより、声に出した方が学習効果が高くなります。
そして、自己流で発音するよりも、やはりお手本の発音をマネする方が良いのです。
特に初めて習う英単語を間違った発音で覚えてしまうと、後から正しい発音に矯正するのが、すごくムズカしくなります。
初心者にとって、「音声を聞きながら声に出す英語学習」は、必須だと感じます。
その点、無料ダウンロード対応になったことで、スマホ全盛期の現代社会にピッタリ合うようになったのです。
もちろん、スマホだけではなく、ウォークマンなどのMP3プレーヤーに入れるのもラクです。
音声のクオリティーは高い
無料ダウンロード形式でも、音声クオリティーは高いです。
今まで通り、スロースピードとナチュラルスピードの両方が用意されていて、自分のレベルに合わせて使い分けられるようになっています。
ナチュラルスピードは、けっこう速めなので、リスニングの良い練習になります。
ナチュラルスピードの音声を流しっぱなしにすると、トータル27分ですべての英文を復習できるようになっています。
このボリューム感もバツグンのバランス感覚です。
1日の勉強時間が30分というのは、多くの人にとってはハードルが低めに感じます。
一度ガンバって例文を読み解けば、後は27分の音声を聞くだけで記憶に定着していくなんて、魅力的です。
もちろん、収録英単語や例文を自分が会話で使うことを想定するなら、音声を聞くだけではなく、少し遅れて声を出す「シャドーイング」というトレーニング法を行った方がより効果があります。
どちらにしても、使いやすいことに違いはありません。
以上、新しく登場したDUOベーシックをレビューしました。
DUOベーシックは、「買い」です!
使い方次第で、初心者から中上級者まで役に立つ、懐の深いテキストだと思いました。
今後、DUOベーシックを読み込む中で、また新しい発見があったら、ブログ記事やYouTube動画でシェアしますね。
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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