【初めての英検:大人は何級から受ければいいの?①】

from 師範代Shinya

「大人になってから初めて英検を受ける場合、何級から受ければいいんでしょうか?」

そんなご質問をいただくことがあります。

英検とTOEICの最大の違いは、受験級が分かれていることです。

TOEICは初心者から上級者まで、全員が同じ空間で同じテスト問題を解きます。

そのため、選択肢は「次回のTOEICに申し込むか?見送るか?」の2択になります。

ただし、本番テスト当日は、初心者~中級者にとっては苦しい時間になることが多いです。

分からない問題の方が数が多いので、自分が今回良くできたのか?できなかったのか?のジャッジがしづらいからです。

スコア表をもらっても、「ほとんど分からなかったけど、500点台取れたのかぁ・・・」と実感がわかないことが多いです。

レベルごとに分かれるメリット

一方、英検はレベルごとに級が分かれています。

初心者でも、初心者レベルの中で出題される問題を解くことで、「できた感」を味わいやすくなります。

そのため、モチベーションが保ちやすいのです。

だからこそ、僕は初心者ほどTOEICではなく、英検の受験をオススメしています。

自分に合う級が分からない

ただ、その一方で、受験級の選択肢が多いからこそ、「どの級から受けるべきか?」という疑問が浮かんできます。

英検のレベルを易しい順に並べると、こんなに細かく分かれています。

5級→4級→3級→準2級→2級→準1級→1級

7段階にも分かれていると、どこから受けるべきか?迷いますよね。

もちろん、人によって今の立ち位置は違うので、

「自分の英語レベルに合わせて」

というのが答えになるのですが、それでも各級の基準や選び方のコツが分からないと、迷ってしまうと思います。

今回の記事では、「自分が英検何級から申し込めばいいのか?」迷った時の決め方を、詳しく解説していきます。

オススメの2パターン

まず、英検の受験級の選び方には、オススメが2パターンあります。

①合格体験優先パターン

②手ごたえ優先パターン

です。

どちらが良いか?は、性格によります。

僕の個人的なオススメは、「①合格体験優先パターン」です。

これは、その名の通り、「本番テストで合格体験をすること」を最優先で級を選ぶ戦略です。

そのため、今の自分のレベルに関係なく、一番カンタンな級である5級から受け始めます。

もしカンタン過ぎるから少し手応えが欲しいと感じる場合は、4級とのダブル受験もオススメです。

英検は、1日に2つの級を同時に受けることもできるのです。

大人が5級&4級を受けるメリット&デメリット

大人が5級&4級から受け始めるメリットとデメリットは、こんな感じです。

↓↓↓

メリット

・「できた感覚」を味わうことで、自信がつく。

・本番テストで合格する時の感覚=本番中にどのぐらいのスピードやリズムで問題を解き進めればいいのか?を、身体で覚えられる。

・合格証が届いた時の喜びを、今すぐ手軽に味わえる。

・階段を1段ずつ登っていく楽しさを味わえる。

デメリット

・他の受験者が、小学生の子供ばかり・・・という状況になるので、大人の自分がこの場にいるのが恥ずかしい、と感じる人もいる。

・上のレベルの級に比べて、受かった時の感動は薄め。

というのが、この戦略のメリット&デメリットです。

ただ、僕が今までこのパターン①をオススメして実際に5級から受け始めた方々は、「やってみたら、割とメリットの方が大きかった」という声が多いです。

たとえば、

「受験した日は、私の周りは小学生ばかりでなんか恥ずかしかったけど、いざ合格証が届いたら、やっぱり嬉しいものですね!」

「5級から始めて、階段を1つずつ上がっていく実感が面白くなってきました!準2級を受けた時には、これまでの5級からの合格証を机に並べて、『ついに自分はここまで来たんだ!』と嬉しくなりました。」

「そんなに受験勉強しなくても5級と4級は受かったけど、3級の過去問を解いてみたらけっこう難しくて、ちゃんと勉強しなきゃ!とモチベーションが上がりました。」

という声です。

「最初は抵抗があったけど、やってみたら、案外良かった!」

という感想が一番多いです。

これが、僕がパターン①をオススメする理由です。

・・・つづく

 

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