from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
まずは何も勉強せずに、試しに1度、英検1級の過去問を解いてみました。
それで今の自分がどのあたりにいるのか?を知ることができました。
もともと期待していなかったからか、「思ったより悪くない」と感じました。
もちろん、合格点には遠く及びません。
でも、手も足も出せずにゼロ点、というわけでもない。
それが分かったことで、モチベーションが上がりました。
1年計画
僕はとりあえず、ゴールを1年後に設定してみました。
1年経ったら、試しに本番を受けてみよう、と決めたのです。
とはいえ、今から過去問題集を解くのは負荷が高すぎます。
そこで、土台の英語力の引き上げに専念することにしました。
英検1級攻略のための土台作りで僕がやったメニューは、3つです。
①速読速聴英単語Advanced1000(現1100)
②キクタン英検1級
③週間ST&アサヒウィークリーの多読(引き続き)
Advanced1000は、好きなユニットを順不同で音読で仕上げました。
音読トレーニングは、これまでテキストを変えながら、ずっと続けてきたことです。
多読も、1年前からやっていました。
つまり、今回の英検1級対策としてトレーニングメニューで足したのは、
②キクタン英検1級
だけです。
しかも、、キクタンを使ったボキャビルをやる場所は、「風呂の湯船の中」と決めていました。
おかげで、そんなに負担感はありませんでした。
風呂でのボキャビルは、けっこう集中できて良い感じでした。
風呂だと、他にやることがないので集中できます。
(今は、iPhoneが防水になってしまったので、YouTubeのバラエティー動画への誘惑が多いですが・・・)
続けやすい仕組みを整える
僕が英検1級に向けて意識したことは、「続けやすい仕組みを整える」ことです。
英検1級用の勉強は、ただでさえつまらなく感じがちです。
「こんな英単語、一生の中でも使う機会があるとは思えない・・・」
というような、ものすごいマニアックな言葉も出てきます。
そういった勉強を続けやすくするためには、できるだけ「負担感」を減らすことです。
特にボキャビルのような単調な作業は、時間を増やしすぎると負担感が増します。
だから、非日常的な英単語に触れるのは、風呂の中の空間だけに限定しました。
音読は楽しい
一方で、恐れていたAdvanced1000の音読の方は、思ったより楽しめました。
1つ下のレベルのCore1900を丁寧に仕上げたことで、生の英字新聞の切り抜きを読み取る構文力が身に付いていました。
Advanced1000に入っている記事は、基本的にお堅いトピックがほとんどです。
でも、中には「日本の熟年離婚」や「男女の産み分け」など、身近で興味を引かれるトピックも入っています。
そういった興味を引かれるトピックから始めていきました。
最後のユニットまでやるかどうかは、この時には決めていませんでした。
というのも、このテキストの英文を全部ページ30回以上音読しようと思ったら、とても1年では終わらない気がしたからです。
予想通り、1年後のテスト本番までには終わりませんでした。
でも、この時にはもう、「あと○○ユニット!」という感じでカウントダウンが始まっていたので、英検1級とは関係なく興味で続けて、最後のユニットまで音読で仕上げました。
この時の達成感は、今でも忘れません。
このテキストは記念に、いつまでも手元に置いておくと決めています。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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