【2023年度最新版:電子辞書のモデルをチェック!③】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

今回の記事では、今までお伝えてしてきた内容を踏まえて、2023年の電子辞書のオススメモデルをご紹介します。

まず前提として、電子辞書は「1つ前の型落ちモデルを狙う」のが基本になります。

なぜなら、電子辞書の機能は1世代前ぐらいならほとんど変化がないからです。

新型と旧型では、価格差がかなり大きいです。

たとえば、現時点でカシオのEX-wordのプロフェッショナルモデル(最上位機種)の価格は、

旧型=約4万2,000円

新型=約6万2,000円

と、約2万円の価格差があります。

でも、前回の記事でお伝えした通り、外側のハードはまったく同じです。

中身の辞書のジーニアス英和辞典が最新版の第6版になったただけですが、この1冊の辞書の違いで2万円払う価値は、正直僕には感じられません。

(ちなみにジーニアス英和辞典は、和英時点と合わせた「2冊一体型バージョン」が、iPadのアプリで5,500円で買えます)

そのため、カシオのEX-wordシリーズは、新型が出たばかりの2023年こそ、1つ前の世代がオススメです。

これまでに比べて価格が下がった分、コスパが上がっています。

シャープの電子辞書Brainシリーズは、今年は新しいモデルが出ていません。

ということは、去年の2022年モデルが最新版になります。

その1つ前の世代の2021年モデルが、最もコスパが良いオススメモデルになります。

とはいえ、Brainシリーズは2020年以前のモデルもハード面はまったく差がないので、もし在庫が残っていれば、もっと前の機種でも十分に使えます。

とはいえ、ガジェット類はあまり前の機種だと、希少性が増すことで逆に価格が上がることがあるので、要注意です。

出回っている新品の在庫の数と価格のバランス最も良いのは、2~3世代前の型だと思います。(僕のこれまでの経験上)

シャープとカシオ、どっちが好み?

メーカーが違うと、作りや使い勝手が変わります。

カシオとシャープの最大の違いは、電源方式です。

カシオは乾電池式。

シャープは充電式。

この違いは、使い勝手に大きく影響します。

乾電池式は、外出先でもカンタンに手に入るのが最大のメリットです。

電池を入れ替えた瞬間に、MAXパワーまで復活します。

さらに、乾電池式は充電バッテリー式と違って「最長駆動時間」が何十年経っても変わりません。

僕の持っているカシオの最上位モデルは、もう10年以上使っていますが、買った時と変わらず電池を替えればかなり長時間持ちます。

もしこれが充電バッテリー式だったら、10年経った今頃は駆動時間がだいぶ短くなっていたことでしょう。(スマホが購入後2年でバッテリーの持ちが悪くなり始めるのと同じ感じです)

逆に乾電池式のデメリットは、交換が面倒くさいこと。

そして、毎回ゴミが出ることです。

僕は家にある乾電池式のガジェットには、すべて「エネループ」という充電式の乾電池を使っているので、ゴミは出ません。

カシオの電子辞書は、エネループで運用するのがオススメです。

逆にシャープの電子辞書は充電式なので、今お伝えした劣化問題があります。

ただ、やはり充電式は便利です。

ケーブル1本さえあればいつでも充電できて、電池切れを気にせず常に安心して使うことができます。

もし、充電を忘れてバッテリーが空っぽになってしまっても、充電ケーブルを差せばすぐに使えます。

また、ふだんスマホでバッテリー運用に慣れている人(特に若い世代)にとっては、やはりシャープの電子辞書の方が使いやすいと感じるかもしれません。

ただし1つだけ注意点は、充電用のUSBケーブルが、昔ながらのタイプA(薄くて台形をしているので、差し込む方向を気にしなければならないタイプ)であることです。

最近は新しい規格のUSBタイプ「C」が主流なので、もしあなたのスマホ充電ポートがタイプ「C」なら、電子辞書用のケーブルと分けて持つ必要があります。

ケーブル管理がちょっと面倒です。

それ以外は、特に不便はありません。

ちなみに僕はシャープの電子辞書の2018年版を2019年後半に買いましたが、約3年半使っている現在でも、バッテリーの劣化はあまり感じていません。

これはおそらく、スマホと違って電子辞書は充電回数が少なくて済むからだと思います。

スマホは基本、毎日充電する必要がありますが、電子辞書は使い方にもよりますが、1~2週間に1度ペースでも十分に間に合います。

充電式バッテリーは、「最大充電回数」が決まっているので、充電回数が少なければ少ないほど、長持ちします。

果たして10年後に、どのぐらいバッテリーが使い物になるのか?

また検証してみたいと思っています。

ということで、まずメーカーの選定は「電源方式」で選ぶのが第1基準です。

 

・・・つづく

 

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