from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※2023年の電子辞書のオススメモデルのえらび方の続きです。
前回の記事では、カシオとシャープのメーカーの違いは、「電源方式の違い」が一番大きな特徴とお伝えしました。この点は、今年のモデルでも変わりません。
まずは電源方式で自分の好みを選んだら、次に見るべきポイントは「中身」です。
電子辞書の中身は、入っている辞書の種類と数です。
英語学習者にとっては、英語系の辞書がどれだけ充実しているか?をしっかり見て選んでいく必要があります。
今回僕がご紹介するモデルはすべて英語系が充実しているので、どれを選んでも満足できると思います。(よほどの上級者でない限りは)
前回の記事でお伝えした通り、1つ前の世代のモデルを選ぶことで、コストを抑えて充実した辞書を手に入れることができます。
カシオのオススメは3機種
カシオの中から選ぶなら、僕がオススメするのは英語系の上位3機種です。
①高校生モデル(英語強化版)
②語学学習モデルの英語版
③プロフェッショナルモデル(最上位機種)
の中から選ぶと、おそらく10年は使えます。
1つずつ解説しますね。
①高校生モデル(英語強化版)
高校生モデルは、「日本人の英語力が最も高まる時期」と言われている大学受験のために作られています。
そのため、難関大学の合格を目指す高校生の目的に耐えうる辞書が充実しています。
中でも「英語強化モデル」は、英語系の辞書が充実していて、ハイレベルな英単語を調べるのにも役立ちます。
今回ご紹介する3機種の中では一番安く、とりあえず迷ったらこのモデルを買っておけば、間違いありません。
2023年の新型が登場したことにより、去年までのモデルの価格がさらに下がりました。今が狙い目です。
高校生:英語強化モデル(1世代前)
XD-SX4900
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②語学学習モデルの英語版
カシオは、語学学習に特化したモデルをいくつか出しています。
ドイツ語、フランス語、中国語などの人気言語に対応したモデルです。
語学学習のラインナップの中にある「英語モデル」は、英語学習に特化した辞書がたくさん入っています。
僕も、この英語モデルの旧型(まだ白黒液晶だった頃)を使って、英検1級まで合格できました。
英検1級になるとマニアックな英単語がたくさん出てくるのですが、僕が調べた英単語はすべて収録されていました。
マニアックな英単語のネイティブ発音の音声データもしっかり入っていて聞けたので、ハイレベルなボキャを身に付けるのにとても活躍してくれました。
同時通訳者や翻訳者などの「英語を使うプロ」でない限りは、これ以上のレベルの辞書は必要ないと思います。
語学学習モデルの英語版(1世代前)
XD-SX9800
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③プロフェッショナルモデル(最上位機種)
これは、同時通訳者や翻訳者などの「英語を使うプロ」のために作られた、究極のモデルです。
僕は自分が英検1級に合格した時に、自分へのご褒美として買いました。
正直、自分にはオーバースペックだと思いましたが、英検1級の目標を達成した後にも英語学習を続けて、さらなる高みを目指すために手に入れました。
カシオの電子辞書を使い続けてきた僕にとっては、最上位機種はずっと憧れだったので、手にした時にはテンションが爆上がりして、毎日開いて眺めながら、うっとりしていました。
当時、僕が買ったモデルは辞書の選択ボタンが金色に光り輝くコーティングが施されていて、他のモデルとは明らかに違うカラーとデザインになっていました。
「最上級の風格」を味わえるのが、プロフェッショナルモデルの最大の魅力です。
僕は10年以上たった今でも、このモデルを使い続けています。
さすがに10年超えると経年劣化で外側のコーティングが一部はがれて白くなってきていますが、中身はまだまだ元気に使えています。
これも、カシオの電子辞書が乾電池式を採用しているからこそだと思います。
プロフェッショナルモデル(1世代前)
XD-SX20000
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以上が、カシオの電子辞書の中から僕のオススメトップ3です。
次回はシャープの電子辞書のオススメモデルをご紹介します。
・・・つづく。
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